背中にぶつぶつがあっても、脱毛は可能です。ぶつぶつの多くは背中ニキビなので、数が少ないなど症状が軽度であれば施術を受けても問題ないケースがほとんどです。

記事監修者情報

山下真理子 医師
山下真理子
専門科目
皮膚科
経歴
京都府立医科大学卒業後、医師に。主に美容医療に従事するが、医療専門学校にて講師を務めて、医療教育にも従事する。
資格
医師
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背中にぶつぶつがあっても脱毛できる場合があります

背中脱毛

光脱毛はぶつぶつに悪影響を及ぼすリスクが低いですが、レーザー脱毛の場合は注意が必要になります。ぶつぶつが潰れて跡が残っている場合、施術で強い痛みを感じることがあるからです。背中のぶつぶつが気になる方は、光脱毛を選びましょう。また、ぶつぶつがあっても施術が受けられるかどうか事前に確認しておくと安心です。

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光脱毛は背中のぶつぶつを改善する効果が期待できます

光脱毛

光脱毛は、背中のぶつぶつを改善する効果が期待できるといわれています。まずは光脱毛の仕組みから見ていきましょう。

【光脱毛とは?】

成長期の毛に光を照射し、毛が再生される力を徐々に弱めていく脱毛方法です。毛は成長期、退行期、休止期のヘアサイクルによって生えるので、成長期の毛に狙いを定めて施術をすると効果的です。
レーザー脱毛などに比べて痛みが少なく照射範囲が広いので、気軽に脱毛することができるメリットがあります。…メンズ脱毛サロンの光脱毛について

【光脱毛による除菌効果】

背中にぶつぶつができるのは、黄色ブドウ球菌やマラセチア(カビの一種)などが原因です。光脱毛で生じた熱が原因となる病原体を除去するため、背中のぶつぶつ予防になると考えられています。
また光の照射で毛穴が引き締まるので、原因菌が侵入するのを防ぐことができます。ムダ毛がなくなることで、背中の蒸れや皮脂の詰まりも軽減されるでしょう。

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ホルモンバランスが乱れると背中にぶつぶつができやすいです

背中脱毛のリスク

背中にぶつぶつができる原因はいくつか考えられますが、ホルモンバランスの乱れが大きく影響しています。

【ホルモンとは?】

ホルモンには身体の組織や機能を調節する働きがあります。男性ホルモンは、体毛の発育や声変わりなどに関係するホルモンです。
女性ホルモンは女性らしい身体をつくったり、自律神経を安定させたりする働きを持っていて、妊娠や出産に関わるホルモンでもあります。男性ホルモンが過剰に分泌されると、背中のぶつぶつができやすくなります。

【ホルモンバランスが乱れる原因】

ホルモンバランスが乱れるのは、男性ホルモンの量が増えることが原因です。男性ホルモンの分泌が過剰になると、背中や顔にぶつぶつが発生することがあります。
ストレスの多い生活を送っていたり、栄養が偏った食事を続けていたりするのも、ぶつぶつが増える原因になるので要注意です。

肌の乾燥も背中にぶつぶつができる原因になります

ホルモンバランスの乱れだけが、背中のぶつぶつを引き起こすわけではありません。肌の乾燥も、背中のぶつぶつを増やす原因になります。

【乾燥はぶつぶつの大敵】

正常な肌は角質細胞の一つひとつに、水分が行き渡っています。季節の変化などで乾燥が進むと、バリア機能を高めるために皮脂を分泌しようとします。必要以上に皮脂が分泌されてしまうため、毛穴の詰まりが起こってぶつぶつの原因になるのです。水分が失われた角質層が積み重なり、毛穴をふさいでしまうのもぶつぶつに悪影響を及ぼします。

【背中の保湿をする方法】

背中の保湿をする時は、低刺激で保湿効果に優れたスキンケアアイテムがおすすめです。肌に十分な潤いが届けば、新陳代謝が促進されてぶつぶつの予防になります。背中はぶつぶつができやすいので、年間を通してケアするのが望ましいです。入浴の際は汚れをしっかり落とし、すすぎを念入りにしましょう。

顔のぶつぶつと背中のぶつぶつには違いがあります

顔にできるぶつぶつと背中にできるぶつぶつは同じように見えますが、実は同じ症状ではありません。顔のぶつぶつと同じケアをしても、背中のぶつぶつが治らないことがあります。

【アクネ菌とマラセチア】

顔にはアクネ菌という常在菌が多数生息しているため、顔のぶつぶつはアクネ菌が原因となっています。一方で背中など身体にいるのは、マラセチアという常在菌です。マラセチアはカビ(真菌)の一種で、皮脂を好みます。背中に毛が密集しているとぶつぶつができやすいのは、汗や脂がムダ毛によってたまりやすくなるからです。マラセチアが繁殖する環境を取り除くには、背中の脱毛が有効だといえます。

【誰でも発症する可能性がある】

マラセチアは常在菌なので、健康な皮膚の人であってもぶつぶつが生じる可能性があります。なんらかの原因でホルモンバランスが乱れたり、暑い時期に汗をたくさんかいたりすると、マラセチア菌が大量に繁殖してしまうことがあるのです。
マラセチアをはじめとする常在菌は、肌の健康を維持するために必要な存在です。しかしひとたびバランスが崩れれば、ぶつぶつなどのトラブルを招くことになります。

【治らないぶつぶつは毛孔性角化症の疑いあり】

背中のぶつぶつに市販のニキビ薬などを塗っても、治すことは難しいです。なぜならニキビ薬はアクネ菌という細菌に作用するものなので、真菌であるマラセチア菌には効果が薄いからです。
背中のぶつぶつには、抗真菌作用がある薬が効果的です。しばらく薬を使い続けて効果が見られない場合は、「毛孔性角化症」の可能性があります。毛孔性角化症はかゆみなどの刺激はほぼありませんが、赤や茶褐色のぶつぶつとした皮膚の盛り上がりができます。紫外線を避け、保湿を重視したケアをしましょう。

規則正しい生活が背中のぶつぶつ予防に効果的です

規則正しい生活

背中のぶつぶつを予防するには、規則正しい生活が基本です。日頃の生活習慣を見直しましょう。

【食生活の改善】

スナック菓子を食事代わりにするような食生活では、背中のぶつぶつはいつまで経っても治りません。食物繊維やビタミンの摂取を意識して、野菜や果物を食卓に取り入れましょう。慢性的な便秘も、ぶつぶつができる原因になります。さまざまな食材をバランス良く食べて、腸の働きをよくすることを心がけましょう。

【睡眠はたっぷりとる】

寝不足も背中のぶつぶつに悪い影響を与えます。就寝前のスマートフォンの操作や、深夜までテレビを見ることなどは控えて、早寝早起きを習慣にしましょう。
朝目が覚めたらカーテンを開けて、太陽の光を全身に浴びてください。適度な運動も、質のよい睡眠をサポートしてくれます。背中の脱毛とぶつぶつ予防で、理想的な背中を目指してください。

背中にぶつぶつがあると脱毛できない?

1.背中にぶつぶつがあっても脱毛できる場合があります
光脱毛であれば、背中にぶつぶつがあっても施術を受けられることが多いです。レーザー脱毛では、ぶつぶつの跡があると強い痛みを感じることがあり注意が必要です。脱毛を考えている方は背中にぶつぶつがあっても施術を受けられるか、事前に確認しましょう。

2.光脱毛は背中のぶつぶつを改善する効果が期待できます
光脱毛は光の照射で毛の成長を退化させることによって、効率よく脱毛する方法です。レーザー脱毛より照射範囲が広く、痛みが少ないメリットがあります。照射の際の熱が除菌に役立つため、背中のぶつぶつ予防に効果的だといわれています。

3.ホルモンバランスが乱れると背中にぶつぶつができやすいです
過度なストレスや栄養バランスの偏った食事などが続くと、男性ホルモンの分泌が過剰になり、ホルモンバランスが乱れます。ホルモンバランスが乱れると、顔や背中にぶつぶつが発生しやすくなります。

4.肌の乾燥も背中にぶつぶつができる原因になります
背中の皮膚が乾燥していると皮脂の分泌が過剰になったり、古い角質層が積み重なったりして、ぶつぶつができる原因となります。年間を通して、背中のスキンケアをすることがぶつぶつ予防に繋がります。

5.顔のぶつぶつと背中のぶつぶつには違いがあります
顔のぶつぶつはアクネ菌が原因ですが、背中のぶつぶつはマラセチアが引き起こしています。どちらも常在菌なので、誰でもぶつぶつが発生する可能性があります。
ケアしてもぶつぶつが治まらない時は、毛孔性角化症を疑いましょう。

6.規則正しい生活が背中のぶつぶつ予防に効果的です
背中のぶつぶつを予防するには、規則正しい生活を送ることが大切です。普段の食事で食物繊維やビタミンを十分に摂取し、身体の巡りをスムーズにしましょう。質のよい睡眠や適度な運動を心がけるのも効果的です。

ニードル脱毛ならアロンソ

女性脱毛技能士金子

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