
乳輪まわりに生えているムダ毛に悩んでいませんか?
胸毛や腹毛に比べると目立ちにくい部分ではありますが、乳輪まわりの毛はふとしたときに気になったり、コンプレックスに感じたりする男性も少なくありません。
最近では、メンズ脱毛サロンでも乳輪まわりの脱毛を希望する男性が増えており、清潔感アップや自己処理の手間を減らす目的で施術を受ける方が多い傾向にあります。
- そもそもなぜ乳輪に毛が生えるのか
- 乳輪脱毛の範囲やメリット・デメリット
- 回数や期間、よくある質問
胸元をキレイに整えたい方や、乳輪脱毛に少しでも興味がある方はぜひ参考にしてみてください。
記事監修者情報

- 山下真理子
- 専門科目
- 皮膚科
- 経歴
- 京都府立医科大学卒業後、医師に。主に美容医療に従事するが、医療専門学校にて講師を務めて、医療教育にも従事する。
- 資格
- 医師
1.乳輪に毛が生えるのはなぜ?
男性の乳輪まわりに毛が生えるのは、主にホルモンバランスの影響によるものです。
特に男性ホルモン(テストステロン)の分泌が活発な場合、体毛が濃くなる傾向があります。
乳輪まわりの毛もその一環であり、個人差はありますが、思春期以降に目立ち始めることが多いです。
また、遺伝的な要因や生活習慣、ストレスなども体毛の濃さに影響を与えることがあります。
例えば、睡眠不足や不規則な食生活、過度なストレスはホルモンバランスを崩し、体毛が濃くなる原因となることがあります。
乳輪まわりの毛は、見た目の問題だけでなく、自己処理の手間や肌トラブルの原因となることもあります。
そのため、近年ではメンズ脱毛サロンで乳輪まわりの脱毛を希望する男性が増えてきています。
2.乳輪の脱毛はどの範囲までできる?
乳輪周辺の脱毛は、施術を行うサロンやクリニックによって対応範囲が異なりますが、一般的には乳輪の外周から約2cm程度の範囲が照射の対象とされています。
これは、光脱毛やレーザー脱毛がメラニン色素に反応する仕組みのため、色素が濃い乳輪や乳首部分は火傷のリスクが高いからです。
2-1 乳輪内側の脱毛はニードル脱毛で対応可能
乳輪の内側や乳首部分の毛が気になる場合は、「ニードル脱毛(美容電気脱毛)」という方法で対応できるケースがあります。
ニードル脱毛は、毛穴に専用の針を挿入して電気を流すことで毛根を破壊する脱毛方法で、色素に反応しないため乳輪のように色の濃い部分でも安全に施術が可能です。
この方法であれば、乳輪内側の細かい毛や産毛までしっかり処理することができます。
ただし、施術には高い技術が必要であるため、事前に対応可能かどうかカウンセリングで確認することをおすすめします。
3.乳輪を脱毛するメリット
乳輪まわりのムダ毛は、普段は服に隠れて見えにくい部分ではありますが、ふとした瞬間に目に入ったり、入浴やパートナーとの時間などで気になったりする方も多い部位です。
そんな乳輪周辺の毛を脱毛することで、見た目の印象が良くなるだけでなく、実用的なメリットもたくさんあります。
ここでは、乳輪脱毛で得られる代表的なメリットを詳しく紹介します。
3-1 清潔感がアップして印象が良くなる
乳輪まわりにムダ毛が生えていると、どうしても「不潔」「手入れしていない」という印象を与えてしまうことがあります。
特に、胸毛とつながっているように見えたり、濃く太い毛が目立つ場合は、周囲に不衛生なイメージを与えてしまうことも。
乳輪脱毛をすることで、胸元が清潔に見え、全体的に爽やかで清潔感のある印象になります。
これは、自己満足だけでなく、パートナーや周囲の人への好印象にもつながります。
3-2 自己処理の手間と肌トラブルから解放される
乳輪周辺はカミソリや毛抜きで自己処理をしている人も多いですが、実はこの部位は皮膚が薄く敏感なため、自己処理による肌荒れや出血、埋没毛などのトラブルが起こりやすい場所です。
脱毛を行えば、自己処理を頻繁に行う必要がなくなり、肌への負担も大きく減らすことができます。
毎回のお手入れが面倒に感じている方には、大きなメリットと言えるでしょう。
3-3 肌がキレイに見えるようになる
乳輪周りの毛が無くなると、肌の見た目がスッキリと整い、美しく清潔な印象を与えます。
ムダ毛が無いことで、肌の色ムラやザラつき感が軽減され、より滑らかな肌に見える効果も期待できます。
胸元を出す機会がある人や、海・プール・温泉などで肌を露出するシーンでは、大きな自信につながるでしょう。
3-4 異性からの好印象につながることも
男性のムダ毛に対しては好みが分かれるところですが、乳輪周りの毛に関しては「無い方がいい」と感じる女性が多い傾向にあります。
実際、女性から「胸元はツルツルの方が清潔感があって好き」という声も多く、乳輪脱毛は異性からの印象アップにも一役買ってくれるかもしれません。
3-5 ニオイや汗の不快感が軽減される
乳輪周辺に毛が多いと、汗や皮脂が絡みやすくなり、ニオイやベタつきを感じやすいこともあります。
特に夏場やスポーツ後は不快感が強まりやすい部分。
脱毛によってムダ毛が減ることで、汗やニオイの不快感が軽減され、より快適に過ごせるようになる点もメリットのひとつです。
4.乳輪を脱毛するデメリット
乳輪脱毛は多くのメリットがある一方で、注意しておきたいデメリットやリスクも存在します。
特にデリケートな部位である乳輪周辺は、他の部位と比べて注意点が多いため、事前にしっかり把握しておくことが大切です。
ここでは乳輪脱毛における主なデメリットを紹介します。
4-1 肌トラブルのリスクがある
乳輪周辺は皮膚が薄く、刺激に弱いデリケートな部位。
そのため、脱毛の際に赤み・ヒリつき・乾燥・毛嚢炎(もうのうえん)などの肌トラブルが起こる可能性があります。
特に、自己処理やケアを怠ると悪化しやすいため、脱毛後の保湿やアフターケアは必須です。
敏感肌の人は、事前にスタッフへ相談することをおすすめします。
4-2 一時的に毛が濃くなる「硬毛化」の可能性
乳輪まわりは毛が細く柔らかい場合が多いのですが、光脱毛やレーザー脱毛によって、一時的に毛が太く・濃くなる「硬毛化(こうもうか)」という現象が起こることがあります。
これは必ず起こるわけではありませんが、産毛が多い部位ほど起こりやすいとされています。
もし硬毛化が発生した場合は、照射方法の変更やニードル脱毛への切り替えが必要になることもあります。
4-3 脱毛完了までに時間がかかることも
乳輪脱毛は1回で効果が出るわけではありません。
毛周期(毛の生え変わりのサイクル)に合わせて複数回の施術が必要になります。
さらに、乳輪周りの毛は細い毛や産毛が多いため、太くしっかりした毛よりも効果が出るまでに時間がかかることがあります。
根気よく通う必要がある点は覚えておきましょう。
4-4 施術範囲が限定される場合がある
乳輪脱毛は、光脱毛やレーザー脱毛の場合、色素の濃い乳輪内側や乳首部分への照射は避けられることが多いです。
火傷のリスクがあるため、安全面を考慮した対応となります。
乳輪内側の毛までしっかり処理したい場合は、ニードル脱毛などの別の方法を選ぶ必要があります。
4-5 施術中に痛みを感じることがある
乳輪まわりは皮膚が薄く、他の部位よりも痛みを感じやすい部位です。
特にニードル脱毛の場合は、毛穴に針を挿入して電気を流すため、強い痛みを伴うこともあります。
痛みに弱い人は、事前に麻酔の有無や痛みの軽減方法について確認しておくと安心です。
5.乳輪の脱毛にかかる回数や期間
乳輪周辺の脱毛を検討する際、施術に必要な回数や期間は、脱毛方法や個人の毛質・肌質によって異なります。
以下に、一般的な目安を示します。
5-1 医療脱毛(レーザー脱毛)の場合
施術回数: 約5回程度
施術期間: 約6ヶ月~1年
医療脱毛は高出力のレーザーを使用するため、少ない回数で効果を実感しやすいのが特徴です。
毛周期に合わせて2~3ヶ月に1回のペースで通うのが一般的です。
5-2 美容脱毛(光脱毛)の場合
施術回数: 約12回程度
施術期間: 約1年~2年
美容脱毛は出力が控えめなため、医療脱毛に比べて施術回数や期間が多くなる傾向があります。
毛周期に合わせて1~2ヶ月に1回のペースで通うのが一般的です。
5-3 ニードル脱毛の場合
ニードル脱毛は、乳輪や乳首のような色素が濃い部分でも安全に脱毛ができる方法です。
1本ずつ毛穴に専用の針を挿入して電気を流し、毛根を破壊する仕組みのため、色素に反応する光脱毛やレーザー脱毛とは異なり、肌色に左右されません。
施術回数と期間の目安
ニードル脱毛は時間制で行われることが多く、乳輪周辺の毛量で施術時間や回数が変わります。
乳輪まわりの毛はそこまで本数が多くないため、一般的には以下が目安となります。
施術本数 | 目安時間 | 想定料金 |
---|---|---|
約125本 | 15分程度 | 約7,000円~ |
※時間や料金はサロンによって異なるため要確認。
ニードル脱毛の特徴
- 1本単位で確実に処理できる
- 色素が濃い部分でも施術可能
- 細かい部分の脱毛に向いている
- 痛みを伴うことが多い
- 施術に時間と費用がかかる
乳輪の内側までしっかりと脱毛したい方や、他の脱毛方法で効果が出にくいと感じている方には、ニードル脱毛が適しています。 ただし、痛みが強いことや時間・費用がかかる点もあるため、カウンセリング時にしっかり相談することが大切です。
6.乳輪の脱毛に関するよくある質問
乳輪脱毛を検討している男性の多くが、施術に関して不安や疑問を感じています。
ここでは、乳輪脱毛に関してよく寄せられる質問とその回答を紹介します。
施術前に不安や疑問を解消しておきましょう。
Q1. 乳輪の毛は自己処理でも大丈夫?
A. 自己処理は可能ですが、おすすめはできません。
乳輪周辺は皮膚が薄くデリケートなため、カミソリや毛抜きでの処理は肌を傷つけたり、毛嚢炎や色素沈着の原因になることがあります。
特に乳輪の内側は敏感なので、できるだけ脱毛サロンやクリニックでの施術をおすすめします。
Q2. 乳輪の内側も本当に脱毛できるの?
A. ニードル脱毛なら可能です。
光脱毛やレーザー脱毛では火傷のリスクが高いため乳輪内側の施術は難しいですが、ニードル脱毛であれば安全に処理できます。
1本ずつ処理する方法のため、確実に脱毛できる反面、痛みや費用はかかる点に注意が必要です。
Q3. 脱毛中の痛みはどのくらい?
A. 部位や脱毛方法によって異なります。
乳輪まわりは皮膚が薄いため、光脱毛やレーザー脱毛でもチクッとした刺激を感じることがあります。
ニードル脱毛の場合は特に痛みが強い傾向があるため、痛みに弱い方は麻酔の有無や痛みを和らげる方法について事前に確認すると安心です。
Q4. 乳輪脱毛後のケアは何をすればいい?
A. 保湿と紫外線対策が基本です。
脱毛後の肌は敏感になっているため、しっかりと保湿ケアを行いましょう。
また、脱毛直後は紫外線の影響を受けやすくなるため、外出時は胸元の日焼け止め対策も有効です。
肌トラブルの予防にもつながります。
Q5. 脱毛完了後にまた毛が生えてくることはある?
A. 基本的には生えにくくなりますが、可能性はゼロではありません。
特に光脱毛やレーザー脱毛は減毛効果がメインのため、時間が経つと産毛程度の毛が生えてくる場合があります。
ニードル脱毛の場合は毛根を破壊するので、ほぼ永久脱毛に近い効果が期待できますが、ホルモンバランスの変化などにより再び生える可能性もあります。
7.まとめ
乳輪まわりのムダ毛は、目立ちにくい部位でありながらも、見た目や衛生面で気になりやすいポイントのひとつです。
最近では、メンズ脱毛を検討する方の中でも乳輪脱毛を希望するケースが増えており、清潔感や肌トラブルの予防、自己処理の手間軽減など、さまざまなメリットがあります。
ただし、乳輪周辺は皮膚が薄くデリケートなため、脱毛にはいくつかの注意点やデメリットもあります。
特に乳輪の内側を安全に脱毛したい場合は、ニードル脱毛のように専門性の高い施術が必要です。
脱毛方法によって回数や期間、効果の出方も異なるため、まずはカウンセリングを受けて、自分に合った施術方法を選ぶことが大切です。
「清潔感のある胸元にしたい」「ムダ毛処理の手間を減らしたい」と感じている方は、乳輪脱毛を前向きに検討してみてはいかがでしょうか?

メンズ脱毛お役立ちコラムを読んでいただき、ありがとうございます。 メンズ脱毛アロンソでは、ニードル脱毛でも痛みを極力抑えた超高周波タイプのスーパーフラッシュ法を採用しています。脱毛本場アメリカが認める「永久脱毛」と言われる施術方法なので、安心してお任せいただけます。メンズ脱毛をお考えであれば、ぜひ一度ご相談ください。 お電話でもフォームでも対応いたします。