脱毛したのに脱毛前よりも「毛が濃くなってしまった」、「毛が増えた」という症状をお持ちのお客様が来店されます。これは、硬毛化・多毛化(増毛化)と言われ、脱毛の副作用と考えられています。脱毛にも副作用なんてあるんですね。
よくカウンセリング時に、日焼けや肌荒れ等の説明はされますが、硬毛化・多毛化(増毛化)の説明はされないケースが多いのではないでしょうか?当サロンにいらっしゃった硬毛化・多毛化(増毛化)のお客様の事例をもとに対処法等についてご説明いたしたいと思います。まずは、硬毛化・多毛化(増毛化)についてご説明いたします。

記事監修者情報

山下真理子 医師
山下真理子
専門科目
皮膚科
経歴
京都府立医科大学卒業後、医師に。主に美容医療に従事するが、医療専門学校にて講師を務めて、医療教育にも従事する。
資格
医師
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硬毛化・多毛化(増毛化)とは?

硬毛化(こうもうか)とは?

上記でも触れていますが、脱毛するためにレーザーや光脱毛の施術を行った部分の毛が、脱毛前よりも毛が濃くなってしまった、毛が増えてしまったという現象です。毛が増えてしまったというよりは、産毛だった細い毛が、脱毛前よりも毛が太くなり、毛が増えてしまった様に見える場合もあります。
特定の一部の毛が太くなり硬毛化してしまったり、レーザーや光脱毛の施術をうけた部位の全面の毛が太くなったりしてしまう現象です。硬毛化、多毛化になってしまった毛・部位は、施術前とはあきらかに毛が太くなったり、毛の量が多くなったりしますので、そのまま脱毛を続けずに当サロンへご相談ください。…メンズ脱毛サロン「アロンソ」について

硬毛化・多毛化(増毛化)の原因は?

硬毛化が起こりやすいのはどんな人か

現在のところ、原因は分かっていません。クリニックでレーザー脱毛をしたから硬毛化・多毛化になったということもありません。また、脱毛サロンでの光脱毛をしたからということでもないようです。レーザー脱毛や光脱毛の両方の脱毛方法でも硬毛化・多毛化という現象は起きています。
ネットでは、より高出力での照射により硬毛化を解消できるという広告も見られますが、真偽は定かではありません。硬毛化・多毛化の原因はいくつかの説があります。

その1 体質

体質により硬毛化・多毛化になってしまう説。

その2 耐性

光やレーザーを照射し脱毛していきますが、照射後は毛が抜けるものの耐性ができてしまい毛が濃くなってしまう。
時計やアクセサリーをつけているとその周辺だけ毛が濃くなる場合があります。肌と時計などが擦れている部分の毛が肌を守ろうと毛が生えてくる場合がありますね。

その3 毛の細胞を活性化させてしまう

光やレーザーの弱い熱量が毛が生える力を活性化させてしまい、毛が抜けず毛が太くなってしまう。

主にこの3つの説がありますが、原因は分かっていません。硬毛化・多毛化になってしまった方は、ニードル脱毛をお勧めいたします。

硬毛化・多毛化(増毛化)になりやすい部位は?

硬毛化・多毛化(増毛化)になりやすい部位は?

よく見られる事例は、背中、うなじ周辺、肩、肩から肘にかけての二の腕周辺です。すね毛やヒゲのように太く硬い毛が生えている場所では硬毛化・多毛化の現象はあまり見られません。逆に、産毛のような細い毛が生えているような部位は、硬毛化・多毛化の現象が見られやすいです。
硬毛化・多毛化になった場合は、レーザーや光脱毛をしても脱毛の効果は得られませんのでご注意ください。

硬毛化が起こるタイミングは?

硬毛化は施術してすぐに起こるわけではありません。硬毛化が起きたかどうかは、施術から1カ月半~2カ月ほど経った頃にわかるといわれています。硬毛化ではないのに勘違いしてしまうケースもあるため、一定期間待ってから慎重に判断するとよいでしょう。

硬毛化ではないかもしれないケースとして、カミソリで剃った後の毛穴が黒ずんでいて目立つことが挙げられます。剃ったばかりの毛の断面が皮膚を透けて黒く見えるのは普通のことで、特に問題はありません。また、カミソリで剃った後に生えてくる毛が太いことから硬毛化が起きたと考える人もいます。しかし、剃った毛の断面は通常の毛先よりも太くなっているので、これも特に心配する必要はありません。

硬毛化は施術4~5回目に起こることが多いといわれていますが、何回目で硬毛化が起きるのかには個人差があるので注意が必要です。

硬毛化を予防する方法は?

硬毛化が起きやすい人は、予防方法を押さえて対策しておくとよいでしょう。まず、毛抜きでムダ毛処理をしないことが大切です。毛抜きを使って毛を抜くと、毛根や毛包といった組織を刺激することになります。結果的に硬毛化が起きやすくなるといわれているので、脱毛の処置を始めたら毛抜きは使わないようにしてください。また、毛抜きによって脱毛効果を低下させるという難点もあります。

次に、硬毛化保証があるクリニックを選ぶことも重要です。レーザー脱毛の場合、気を付けていても硬毛化のリスクを完全になくすことはできません。硬毛化が起きてしまったとき、硬毛化保証がないと自分の負担で追加の処置を行わなければなりません。万が一の事態に備えて、硬毛化保証があるクリニックで施術を受けることをおすすめします。その他、硬毛化のリスクが高い根深い毛にも効果を発揮する、波長が長いレーザー脱毛器を選ぶのも硬毛化を防ぐ一つの方法です。

硬毛化の最も効果的な予防法として、ニードル脱毛を選ぶことが挙げられます。ニードル脱毛は硬毛化が起きないことで知られているので、不安な人はまずニードル脱毛を検討してみてください。

硬毛化になってしまった場合どうすればいいの(解消方法)?

確実に脱毛していく方法として、ニードル脱毛があります。光脱毛やレーザー脱毛とは脱毛方法が異なり、毛を1本1本処理していきます。毛の色や太さ、肌の色に関係なく脱毛可能です。
ニードル脱毛をして硬毛化・多毛化になってしまったという事例はありません。確実に脱毛が可能です。

硬毛化とは?多毛化との違いや原因・適切な対処法を解説

硬毛化の原因は解明されていないが防ぐ方法はある

硬毛化は原因が解明されておらず、通常の光脱毛だと完全に避けることができない現象です。毛根が深い人や、いろいろな向きに毛が生えている人は硬毛化が起きやすいといわれています。また、背中やうなじといった産毛が多く生えている箇所で硬毛化が起きやすいといわれているので注意が必要です。

ニードル脱毛では硬毛化が起きたという事例がないため、心配せずに施術を受けられます。自分は硬毛化が起きやすい、硬毛化が心配だという人は、アロンソのニードル脱毛をぜひお試しください。

女性脱毛技能士金子

メンズ脱毛お役立ちコラムを読んでいただき、ありがとうございます。 メンズ脱毛アロンソでは、ニードル脱毛でも痛みを極力抑えた超高周波タイプのスーパーフラッシュ法を採用しています。脱毛本場アメリカが認める「永久脱毛」と言われる施術方法なので、安心してお任せいただけます。メンズ脱毛をお考えであれば、ぜひ一度ご相談ください。 お電話でもフォームでも対応いたします。

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