ほくろがある人の脱毛について

顔や体のムダ毛を処理したいけれど、「ほくろがある箇所の脱毛って大丈夫なの?」と気になっていませんか?特にメンズ脱毛では、ヒゲや胸元、背中など、ほくろの多い部位も人気の施術エリア。
しかし、脱毛方法によっては施術が難しいケースや、肌へのリスクが生じることもあります。

この記事では、東京でほくろ脱毛を検討している男性向けに、ほくろの基礎知識から脱毛リスク、そして安全性の高い方法である「ニードル脱毛」について詳しく解説します。後悔しない脱毛のために、ぜひ参考にしてください。

記事監修者情報

山下真理子 医師
山下真理子
専門科目
皮膚科
経歴
京都府立医科大学卒業後、医師に。主に美容医療に従事するが、医療専門学校にて講師を務めて、医療教育にも従事する。
資格
医師

1.なぜほくろはできるのか

1-1 ほくろとはどんなもの?

「ほくろ(医学的には“母斑”または“色素性母斑”)」は、皮膚に存在するメラニン色素を作る細胞(メラノサイト)が異常に集まってできる良性の皮膚腫瘍です。
小さくて平らなものから、大きくて盛り上がっているものまで種類はさまざまあり、色味も薄茶色から濃い黒色まで幅があります。

多くの人は生まれつきまたは成長の過程でいくつかのほくろが自然にできます。
個人差はあるものの、大人になるまでに10〜40個程度のほくろを持っているのが一般的です。

1-2 ほくろができる主な原因

ほくろの形成には、いくつかの要因が複雑に関係しています。以下のような理由から、メラノサイトが集まりやすくなり、結果としてほくろが現れると考えられています。

1. 紫外線(UV)の影響

紫外線は、肌の奥にあるメラノサイトを刺激し、メラニンの過剰生成を引き起こします。
これが繰り返されると、特定の部位にメラノサイトが集中してほくろができやすくなります。
特に顔や首、手の甲など露出が多い部位は紫外線の影響を受けやすいため要注意です。

2. ホルモンバランスの変化

思春期や妊娠、更年期といったホルモンの変動が大きい時期には、皮膚の代謝や色素細胞の働きが活発になります。
そのため、既存のほくろが濃くなったり、新たに出現するケースもあります。

3. 生活習慣の乱れやストレス

不規則な生活や慢性的なストレス、睡眠不足、偏った食生活などにより、肌のターンオーバーが乱れるとメラニンが排出されにくくなり、色素沈着やほくろの形成に繋がるとされています。
また、ビタミンやミネラルの不足も、肌の代謝を鈍らせる一因となります。

4. 遺伝的な体質

親や祖父母がほくろの多い体質だと、その傾向を引き継ぐ可能性があります。
遺伝子レベルでの色素細胞の活性度や肌質も影響するため、家族にほくろが多い場合は注意が必要です。

5. 肌への物理的刺激

シェービングや衣類の摩擦、長期的なマスク着用、過度なスキンケアなどによる物理的な刺激は、肌を守ろうとする反応としてメラニン生成を促進し、小さなほくろが増える原因になることもあります。

1-3 ほくろとシミ・イボの違いにも注意

ほくろとよく似た見た目の「シミ」や「脂漏性角化症(加齢性イボ)」といった肌トラブルもありますが、これらは原因も性質も異なります。
シミは主に紫外線による色素沈着であり、イボは皮膚の老化現象です。
脱毛時には、それぞれの見分けが重要になる場合もあるため、判断に迷う場合は専門家の診断を受けましょう。

2.ほくろがあっても脱毛は可能?

脱毛を考えている方の中には、「ほくろがある箇所も脱毛できるのか?」と不安に思っている方も多いのではないでしょうか。
特に男性の場合、ヒゲや胸、背中など、体毛が濃い部位にほくろがあるケースは少なくありません。

実は、ほくろの上に生えた毛に対しても脱毛は可能ですが、その方法やほくろの状態によって対応可否が分かれるのが実情です。
ここでは、脱毛の可否を左右するポイントや注意点について詳しく解説します。

2-1 ほくろの脱毛が難しいとされる理由

レーザー脱毛や光脱毛は、黒い色素(メラニン)に反応して毛根に熱を与える仕組みになっており、色の濃いほくろにも反応してしまう可能性があります。

このため、濃いほくろにレーザーや光を照射すると、以下のようなリスクが生じるおそれがあります。

  • やけどや炎症
  • 赤みや腫れ
  • 色素沈着や色の濃化
  • ほくろの形が変化してしまう可能性

また、施術後にほくろが変化した場合、本来であれば注意すべき悪性の兆候を見逃すリスクもあります。
そのため、多くの脱毛サロンやクリニックでは、濃いほくろへの照射を避けるのが一般的です。

2-2 ほくろの「濃さ」と脱毛の可否

ほくろの色の濃さや形状は、脱毛施術の可否を大きく左右します。
平らで薄い色のほくろ
薄い茶色や肌色に近い平らなほくろであれば、白いマーカーや保護テープを使って覆うことで、周囲への脱毛施術は可能な場合があります。
ただし、照射時に少し赤みが出ることや、一時的に色が濃くなることもあるため、施術後の経過をしっかり観察する必要があります。

濃くて盛り上がっているほくろ
黒に近い濃い色で、なおかつ盛り上がっているほくろは、レーザーや光脱毛には基本的に適していません。
強い反応が出る可能性があるため、照射そのものが禁止されているケースも多く、その部分だけ毛が残ってしまうという結果になることもあります。

2-3 脱毛を希望する場合の対応方法

ほくろのある部位の脱毛を希望する場合は、以下のような対応が一般的です。

  • 事前に専門スタッフによる肌チェックを受ける → 医療機関や脱毛サロンでは、施術前に肌の状態をチェックして、照射可能かどうかを判断してくれます。
  • 照射できないほくろは白いマーカーで保護する → 施術中に誤って照射しないよう、物理的にカバーして対応します。
  • ほくろ部分だけ毛が残る可能性があることを理解する → あくまでもリスク回避のためなので、施術者としっかり相談した上で対応を決めることが大切です。

このように、ほくろがあっても脱毛は不可能ではありませんが、条件付きでの対応が必要です。
特に、色が濃く盛り上がっているほくろの場合は、施術を避けるのが原則となります。

後の章でも詳しく解説しますが、「ほくろの毛も処理したい」「どうしても目立たせたくない」場合は、光脱毛やレーザーではなく、ピンポイントで施術できるニードル脱毛が選ばれることが多いです。

3.ほくろがある箇所に脱毛の施術をした場合のリスクは?

「ほくろの上にも毛が生えていて気になる」「脱毛でスッキリさせたい」と考える方は多くいます。
しかし、脱毛機器による施術がほくろのある部位に与える影響には注意が必要です。特にレーザーや光脱毛では、黒い色素に強く反応する性質があるため、施術方法を誤ると肌トラブルにつながるリスクがあります。

この章では、ほくろ部分を施術した際に起こり得るリスクや、安全に脱毛を行うための対応策について詳しく解説します。

3-1 脱毛の施術によって生じるおそれのあるリスク

やけどや水ぶくれ(熱傷)

ほくろはメラニン色素を多く含むため、レーザーや光脱毛で照射すると熱が集中しやすく、局所的にやけどや水ぶくれを起こす可能性があります。
特に濃くて盛り上がっているタイプのほくろは要注意です。

色素沈着や色の変化

施術によって炎症が起きると、色素沈着が残る・逆に色が抜けて白斑になるなど、肌色にムラが出ることがあります。
これにより、かえってほくろの印象が強まることもあります。

ほくろの形や大きさの変化

強い照射により、ほくろの輪郭がぼやけたり、部分的に膨らんだりすることがあります。
見た目の問題だけでなく、将来的に医学的な判断が難しくなることもあるため、注意が必要です。

悪性変化の見逃し

脱毛後にほくろの変化が起きると、本来であれば皮膚がんの兆候として発見されるべき症状を見逃す可能性もあります。
特に照射によるダメージでほくろの見た目が変化した場合、診断が遅れるリスクもあるため、専門的な判断が欠かせません。

3-2 安全に脱毛の施術を受けるためのポイント

専門スタッフによる事前チェックを受ける

脱毛前には、施術者によるほくろの状態チェックが不可欠です。色や大きさ、盛り上がりの有無によって、施術可能かどうかが判断されます。

照射を避ける・保護する処置を徹底する

多くのサロンや医療脱毛では、レーザーや光が当たらないように白いマーカーや保護シールでほくろを覆って照射を避ける対応が一般的です。これにより、やけどなどのトラブルを防ぎます。

肌トラブルにはすぐに対応する

施術後に違和感や変化が見られた場合は、速やかに施術元に相談し、皮膚科の診察を受けるなど、適切なアフターケアを行うことが大切です。

ほくろの状態を記録・観察しておく

脱毛前と後で、写真を撮って記録を残しておくことで、変化があった場合の早期対応に役立ちます。自己判断は避け、変化が気になる場合は必ず専門機関へ相談しましょう。

どうしても脱毛したい場合は「ニードル脱毛」も検討

ほくろの上の毛もしっかり処理したい場合、レーザーや光ではなく、「ニードル脱毛(電気脱毛)」が有効な選択肢となります。
ニードル脱毛はメラニンに反応する仕組みではないため、濃い色素があるほくろでも安全に施術できるのが特徴です。

毛穴ひとつずつに細い針を入れて電気を流すため、施術には時間がかかりますが、その分ピンポイントで脱毛ができ、ほくろの毛だけが残るといった悩みの解消にも効果的です。
安全性と確実性を重視するなら、ニードル脱毛を扱っているサロンやクリニックを検討するのも良いでしょう。

4.脱毛でほくろが濃くなったり増えることはあるか?

「脱毛後にほくろが濃くなった」「増えた気がする」と感じる方もいますが、実際に脱毛が原因でほくろが増えることは基本的にありません。
ただし、一時的に色が濃く見えたり赤みが出たりすることはあります。

4-1 一時的に濃く見える原因とは?

レーザーや光脱毛は、メラニンに反応して熱を加える仕組みです。ほくろもメラニンを多く含むため、以下のような反応が一時的に起こることがあります。

  • 軽いやけどによる赤み・腫れ
  • 一時的な色素沈着で色が濃く見える
  • 皮膚の修復過程で一時的に変化が出る

これらは数週間〜数か月で自然に落ち着くケースがほとんどです。

4-2 ほくろが増えることはある?

脱毛によって直接的にほくろが増えることは基本的にありません。
ただし、「脱毛後にほくろが増えた気がする」と感じる場合は、別の要因が関係していることが多いです。

主な要因は以下の通りです。

  • 紫外線の影響:脱毛後の敏感な肌は紫外線の刺激を受けやすく、メラニンの過剰生成を招くことがあります。
  • 摩擦や肌刺激:衣類のこすれやヒゲ剃りなどの刺激で、色素が集中しやすくなることも。
  • 生活習慣の乱れ:睡眠不足やストレスが肌のターンオーバーに影響し、色素トラブルが起こりやすくなります。

このように、「増えたように見える」背景には生活環境やケア不足があることがほとんどです。
脱毛そのものが原因になるケースはごく稀ですので、過剰に心配する必要はありません。

5.東京でほくろ脱毛するなら「メンズ脱毛サロンAlonso(アロンソ)」がおすすめ

「ほくろに毛が生えていて気になるけれど、どのサロンを選べば安全に脱毛できるかわからない」
「色素のある部分でもしっかり毛を処理したい」
そんな方におすすめなのが、東京・恵比寿にあるメンズ脱毛専門サロン『Alonso(アロンソ)』です。

アロンソは、ニードル脱毛に特化した施術を提供しており、ほくろ脱毛においても安全性と効果の両立が可能。
完全個室制のプライベートサロンで、周囲の目を気にせず、丁寧なカウンセリングと施術を受けられる点も高く評価されています。

5-1 アロンソがほくろ脱毛に向いている理由

ニードル脱毛による確実な処理が可能

アロンソでは、「スーパーフラッシュ法」と呼ばれるニードル脱毛技術を採用しています。
これは、アメリカのFDA(米国食品医薬品局)にも永久脱毛法として認可されている信頼性の高い方法です。

レーザーや光脱毛のように黒い色素に反応するのではなく、毛穴に細い針を直接挿入して電気を流し、毛根そのものを破壊するため、色素の濃いほくろにも安全に施術できるという特長があります。

ほくろの毛だけをピンポイントで処理できる

ニードル脱毛は、毛1本ずつに対してアプローチが可能な脱毛法です。
脱毛機器の照射範囲では対応できないような、ほくろの中心や端に生えている毛も、必要な部分だけを狙って処理できるので、肌への負担を最小限に抑えながら、美しい仕上がりを目指すことができます。

痛みや反応を確認できる体験プランあり

「初めての脱毛で痛みが不安」「肌に合うか試してみたい」という方に向けて、アロンソでは10分3,000円(税込)で受けられる初回お試しプランを提供しています。
施術後の赤みや刺激の程度も確認できるため、納得した上で本格的な施術へ進めます。

完全個室&マンツーマンの施術環境

恵比寿の静かなマンションの一室で営業するアロンソは、他の利用者と顔を合わせることのない完全予約制・完全個室の隠れ家サロンです。
施術は経験豊富なスタッフがマンツーマンで担当し、肌質・毛質・悩みに合わせた最適な提案を行ってくれます。

料金は時間制でコスパ良好

アロンソでは、施術時間に応じた料金設定を採用しており、たとえば「30分12,000円〜」「60分20,000円〜」など、脱毛したい部位や毛の本数に応じて、時間を自由に選べる柔軟なシステムとなっています。
短時間でも確実に成果を出せるのがニードル脱毛の魅力です。

5-2 こんな男性にアロンソはおすすめ

  • ほくろの毛を確実に処理したい
  • 色素に反応しない方法で、肌に優しい脱毛を受けたい
  • 目立つ場所だけピンポイントで施術したい
  • 周囲の視線が気にならないプライベート空間を重視したい
  • 脱毛が初めてなので痛みや肌トラブルが心配

5-3 体験でパッチテスト

脱毛を初めて受ける方や、ほくろのある部位に照射することに不安を感じている方には、事前にパッチテストを受けていただくことをおすすめしています。

当サロンでは、ほくろのある箇所に限らず、「肌が弱い」「過去に肌トラブルがあった」「痛みに弱いかもしれない」など、少しでもご不安のある部位に対して、実際の施術を1〜2本分だけ体験いただけるパッチテストをご用意しています。

施術を体験された後は、赤みや腫れ、痛みの度合いなどを確認するため、経過観察として一度お帰りいただくことも可能です。
もちろん、パッチテスト後に「問題なさそう」「これなら大丈夫」とご本人がご判断された場合は、そのまま本施術へ進んでいただくことも可能です。

また、初めてのご来店前に不安を解消していただけるよう、ご予約時のお電話やメールでも事前に詳しいご相談やご質問を承っております。
「ほくろがあるけれど照射できる?」「どんな方法で脱毛するの?」といった具体的なご質問にも丁寧にお答えいたしますので、どうぞお気軽にご連絡くださいませ。

6.まとめ

ほくろのある部位でも脱毛は可能ですが、施術方法や肌状態によってはリスクが伴うこともあります。
特にレーザーや光脱毛は、色素に反応するため、濃いほくろにはやけどや色素沈着などのリスクがある点に注意が必要です。

一方、メラニンに反応しないニードル脱毛なら、ほくろの上に生えた毛にも安全にアプローチできるため、確実に処理したい方には適した方法といえるでしょう。

パッチテストを活用し、施術前に自分の肌との相性を確かめることも、安心して脱毛を始めるうえで重要なポイントです。

ほくろ脱毛を検討中の方へ:アロンソの利用をおすすめします。
東京でほくろ脱毛を検討している男性には、恵比寿にあるメンズ専門の脱毛サロン「アロンソ」がおすすめです。

ニードル脱毛に特化しており、ほくろの毛を安全かつピンポイントで処理できる技術力に定評があります。
完全個室の落ち着いた空間で、他のお客様の目を気にせず、丁寧なカウンセリングと施術が受けられるのも魅力です。

初回は10分3,000円の体験プランで気軽に試すこともできるので、「ほくろ脱毛に不安がある」「痛みや肌トラブルが心配」という方でも安心です。

ほくろの毛が気になるなら、まずはアロンソでのカウンセリングと体験からはじめてみてはいかがでしょうか?

女性脱毛技能士金子

メンズ脱毛お役立ちコラムを読んでいただき、ありがとうございます。 メンズ脱毛アロンソでは、ニードル脱毛でも痛みを極力抑えた超高周波タイプのスーパーフラッシュ法を採用しています。脱毛本場アメリカが認める「永久脱毛」と言われる施術方法なので、安心してお任せいただけます。メンズ脱毛をお考えであれば、ぜひ一度ご相談ください。 お電話でもフォームでも対応いたします。

カテゴリー