ハイジ男子解説

「金玉の脱毛って、本当にできるの?」「痛そうだし恥ずかしい…」
そんな不安を抱えている男性は少なくありません。
しかし、近年ではIラインやVIOを含むデリケートゾーンの永久脱毛が一般化しつつあり、清潔感や自己処理の手間軽減を求めて、金玉(睾丸・玉袋)の脱毛を選ぶ男性が増えています。

本記事では、金玉脱毛の具体的な方法や痛みの程度、費用相場、メリット・デメリット、よくある質問まで詳しく解説。初めての方でも安心して検討できるよう、プロ目線でわかりやすくまとめました。
「気になるけど踏み出せない」そんな方は、ぜひ最後まで読んで参考にしてください。

記事監修者情報

山下真理子 医師
山下真理子
専門科目
皮膚科
経歴
京都府立医科大学卒業後、医師に。主に美容医療に従事するが、医療専門学校にて講師を務めて、医療教育にも従事する。
資格
医師

1.金玉(睾丸・玉袋)の永久脱毛とは?

金玉(睾丸・玉袋)の永久脱毛とは、男性のデリケートゾーンの中でも特に繊細な部位に対して、毛の再生を限りなく抑える施術を行うことを指します。
一般的にはVIO脱毛の「Iライン」に該当し、陰茎の付け根から睾丸、玉袋周辺までの範囲を処理対象とすることが多いです。

このエリアは肌が非常に薄く敏感なうえ、凹凸も多いため、自己処理では剃り残しや肌荒れのリスクが高くなりがちです。
そのため、近年では清潔感や衛生面を意識した男性を中心に、Iラインを含む金玉まわりの永久脱毛を希望する人が増えています。

永久脱毛とは、毛の再生を長期的または恒久的に抑える脱毛方法を意味し、特に「ニードル脱毛(電気脱毛)」は毛根を1本ずつ処理するため、最も確実な方法とされています。
また、レーザー脱毛や光脱毛といった機器も使用されますが、Iラインや玉袋のようなデリケートゾーンでは施術可能かどうか、事前に確認が必要です。

Iラインを含む金玉の脱毛は、見た目の清潔感向上やニオイ・ムレの軽減、自己処理からの解放といった多くのメリットがあり、20代〜40代の男性を中心に人気が急上昇しています。
専門的な知識と技術を持ったクリニックや脱毛サロンでの施術を選ぶことで、安全性と効果を両立できます。

2.金玉(睾丸・玉袋)の永久脱毛方法

金玉(睾丸・玉袋)の永久脱毛には、大きく分けて以下の3つの方法があります。それぞれに特徴やメリット・デメリットがあり、特に肌が薄く敏感なこの部位では、安全性と効果の両立が重要となります。

2-1 ニードル脱毛(美容電気脱毛)

ニードル脱毛は、1本ずつ毛穴に専用の極細の針を挿入し、電流や高周波を流して毛根や毛乳頭を破壊する施術方法です。
米国FDA(アメリカ食品医薬品局)でも唯一「永久脱毛」として認可されており、効果の高さでは他の脱毛法を上回ります。

特に金玉まわりのように凹凸が多く、光やレーザーが均等に照射されにくい部位では、確実に処理できるニードル脱毛が適していると言えるでしょう。
また、レーザーでは対応できない白髪や産毛も問題なく脱毛できるのが大きな魅力です。

メリット

  • 毛質や肌色に関係なく脱毛可能(色素が薄くてもOK)
  • 白髪や細い毛にも効果あり
  • 1本単位で処理できるため、デザイン調整がしやすい
  • 高い効果が長期的に持続する

デメリット

  • 強い痛みを感じやすい(特に玉袋周辺は敏感)
  • 高度な技術を持つ施術者でなければ効果や安全性に差が出る
  • 1本ずつ処理するため、時間と費用がかかる

2-2 医療レーザー脱毛

医療レーザー脱毛は、黒いメラニン色素に反応するレーザーを皮膚に照射し、毛根を破壊する方法です。
主に医療機関で行われ、短期間で効果を実感しやすいのが特徴です。
Iラインや陰茎、玉袋への対応が可能なクリニックもあり、人気の高い選択肢のひとつです。
ただし、肌の色が濃い場合や、毛が細い・白い場合には効果が落ちることがあります。
また、睾丸や玉袋は皮膚がたるんでおり照射が難しいため、クリニックによっては対象外としていることもあるため、事前確認が必要です。

メリット

  • 照射範囲が広く、スピーディーな処理が可能
  • 約1〜2年で脱毛が完了するケースが多い
  • 医師や看護師が対応するため安心感がある

デメリット

  • 痛みを感じやすい(特にVIOやIライン)
  • 白髪や産毛には効果が薄い
  • 金玉周辺が照射NGの院もある

2-3 光脱毛(フラッシュ脱毛)

光脱毛は、エステサロンなどで行われる比較的マイルドな施術方法です。
広範囲に弱い光を照射し、毛根に熱を与えて発毛を抑制します。
出力が低めなので肌への刺激は少なく、初めて脱毛に挑戦する人にも選ばれやすい傾向にあります。

ただし、医療レーザーと比べると効果は緩やかで、永久脱毛とまではいかないケースが多く、定期的なメンテナンスが必要になる可能性もあります。
また、玉袋やIラインの施術に対応していないサロンもあるため、事前確認は必須です。

メリット

  • 肌への刺激が少なく、痛みも軽い
  • 比較的リーズナブルな価格設定
  • 短時間での施術が可能

デメリット

  • 永久脱毛の効果は期待しにくい
  • 施術回数が多くなりがち(10回以上かかるケースも)
  • デリケートゾーンへの対応は店舗ごとに異なる

金玉や玉袋といったデリケートな部位の脱毛は、安全性・確実性を重視して選ぶことが大切です。
特に「確実な永久脱毛」を求める場合は、ニードル脱毛が最も信頼できる選択肢となるでしょう。

3.金玉(睾丸・玉袋)を永久脱毛するメリット

金玉(睾丸・玉袋)の永久脱毛は、「見た目の清潔感を保ちたい」「ムレやニオイが気になる」「自己処理が面倒」といった悩みを抱える男性にとって、多くのメリットがあります。
特にIラインに含まれる部位である金玉周辺は、皮膚がデリケートなうえに蒸れやすく、脱毛による効果を実感しやすいパーツのひとつです。

以下に、具体的なメリットをより詳細に解説していきます。

3-1 衛生面の向上とニオイ・ムレの軽減

金玉周辺は汗腺や皮脂腺が多く、ムレやすい構造になっています。
そこに毛が生えていると、汗や汚れが毛に絡まり、雑菌の繁殖を招きやすくなります。これがニオイやかゆみ、かぶれの原因になることも。

永久脱毛でムダ毛をなくすことで、通気性が格段に良くなり、雑菌が繁殖しにくい清潔な状態を保ちやすくなります。
特にスポーツをしている人や、汗をかきやすい体質の人には大きなメリットです。

3-2 自己処理からの解放と肌トラブルの予防

カミソリやシェーバーを使って玉袋周辺を自己処理しようとすると、皮膚を傷つけてしまったり、毛嚢炎や赤み・かゆみといった肌トラブルが発生することがあります。
特に玉袋は皮膚がたるんでおり、凹凸があるため剃りにくく、思わぬケガにつながることも。

永久脱毛をしておけば、自己処理の必要がほとんどなくなり、肌への負担も軽減されます。
毎回ヒヤヒヤしながら剃るストレスから解放されるのは、精神的なメリットとしても大きいでしょう。

3-3 清潔感のある見た目と陰部の印象アップ

VIO脱毛をすることで陰部全体がスッキリとした印象になり、パートナーとの関係においても清潔感のある見た目は高評価につながることが多いです。
特にIラインや玉袋周辺の毛がなくなることで、男性器が視覚的に大きく見えるという効果もあり、自信の向上にもつながります。

また、将来的に介護される立場になったときにも、アンダーヘアがないことで処理がしやすく、衛生的なメリットが得られるという理由から「介護脱毛」として選ばれるケースも増えています。

3-4 性交時の快適さと衛生性の向上

脱毛することで性交時のムレやかゆみ、不快感が軽減されるという声も多くあります。
また、ムダ毛がなくなることでコンドームの装着時に引っかかりが減り、スムーズになるなど、細かい部分でも実用的なメリットが感じられます。

さらに、ムダ毛による性器への雑菌の移動を防ぐ効果も期待できるため、パートナーとともに衛生面に配慮したい人にもおすすめです。

3-5 女性からの評価が高まる

複数のアンケート調査では、男性のVIO脱毛について「清潔感があって良い」と回答する女性が多数を占めています。
Iラインや金玉周辺までしっかり脱毛していることが、清潔さへの配慮として受け取られることもあり、好感を持たれやすくなる傾向にあります。

「脱毛=美容」という意識が薄れてきた今、身だしなみの一環としてVIO脱毛をしている男性が増えており、それに伴って女性側の受け入れも進んでいます。

このように、金玉(睾丸・玉袋)の永久脱毛には、衛生面・美容面・心理面など多方面でメリットがあります。
デリケートな部位だからこそ、快適さや自信を得られる永久脱毛は、今後さらに注目されていくでしょう。

4.金玉(睾丸・玉袋)を永久脱毛するデメリット

金玉(睾丸・玉袋)の永久脱毛には多くのメリットがありますが、デメリットや注意点も存在します。施術を検討する際は、以下のポイントを理解し、慎重に判断することが重要です。

4-1 施術時の痛みや肌トラブルのリスク

金玉周辺の皮膚は非常に繊細で痛みを感じやすく、レーザー脱毛やニードル脱毛では特に強い痛みを伴うことがあります。
また、施術後に赤み・腫れ・かゆみといった肌トラブルが出る場合もあります。
デリケートゾーンに起きるトラブルは日常生活にも支障をきたしやすいため、施術前後のアフターケアが非常に重要です。

4-2 施術時の恥ずかしさや心理的抵抗

陰部を露出した状態で施術を受ける必要があるため、羞恥心を感じる人も少なくありません。
施術者が異性である場合や、はじめてVIO脱毛を体験する場合には特に抵抗感を覚える可能性があります。
安心して受けられるよう、施術者の性別が選べるサロンや個室対応の施設を選ぶと良いでしょう。

4-3 脱毛後の後悔やパートナーの反応

永久脱毛は一度施術が完了すると元に戻すことが難しいため、後悔するリスクもあります。
たとえば、「思ったより見た目が不自然だった」「将来的に毛が必要になる場面があるかもしれない」といった不安を感じることも。
また、パートナーによっては「完全にツルツルよりも自然な毛量が良い」と感じる人もいるため、事前に話し合っておくことも大切です。

4-4 温泉や銭湯での視線が気になる可能性

ハイジニーナ脱毛(完全脱毛)にした場合、温泉や銭湯など公共の場で視線を感じるという意見もあります。
日本ではまだ男性のVIO脱毛が一般的とは言えないため、周囲の反応が気になる人は、デザイン脱毛(部分的に毛を残す方法)を選ぶのも一つの選択肢です。

4-5 施術後のチクチク感や違和感

特に初期の施術段階では、毛が抜ける途中で毛先が太くなってチクチク感を伴ったり、玉袋周辺に違和感を覚えるケースがあります。
普段毛があることに慣れているため、毛がなくなることで肌が直接衣類に触れて違和感やこすれを感じるという声もあります。
これらは徐々に慣れていくことが多いですが、一時的に不快に感じる場合もあります。

このように、金玉(睾丸・玉袋)の永久脱毛には見落としがちなリスクや心理的な側面も含め、事前に把握しておくことが大切です。

5.金玉(睾丸・玉袋)の永久脱毛にかかる費用相場と回数目安

金玉(睾丸・玉袋)の永久脱毛を検討する際、費用や施術回数は重要な判断材料となります。
以下に、【メンズ脱毛サロン】アロンソ恵比寿本店の場合の主な脱毛方法であるニードル脱毛と光脱毛(IPL)の費用相場と回数目安を紹介します。

5-1 ニードル脱毛(美容電気脱毛)

ニードル脱毛は、毛穴に細い針を挿入し、電流を流して毛根を破壊する方法で、永久脱毛効果が高いとされています。
料金は時間制で設定されており、施術時間に応じて費用が変動します。

費用相場

  • 15分:7,000円(税込)
  • 30分:12,000円(税込)
  • 45分:17,000円(税込)
  • 60分:20,000円(税込)

※料金にはプローブ代が含まれています。

回数目安

個人差がありますが、金玉周辺の脱毛完了には、毛量や密度に応じて複数回の施術が必要です。一般的には、1〜2週間に1回のペースで通い、数ヶ月から1年程度で完了するケースが多いです。

5-2 光脱毛(IPL)

光脱毛は、広範囲に光を照射し、毛根にダメージを与える方法です。痛みが少なく、比較的リーズナブルな価格で提供されていますが、永久脱毛効果は限定的です。

費用相場(Iライン脱毛の場合)

  • 1回:11,000円(税込)
  • 5回セット:49,500円(税込)※1回あたり9,900円
  • 10回セット:88,000円(税込)※1回あたり8,800円

回数目安

光脱毛では、毛周期に合わせて施術を行うため、1〜2ヶ月に1回のペースで通い、10回以上の施術が必要となることが一般的です。
効果を実感するまでに時間がかかる場合があります。

まとめ

金玉(睾丸・玉袋)の永久脱毛を検討する際は、以下のポイントを考慮して選択することが重要です。

  • 効果重視:確実な永久脱毛を求める場合は、ニードル脱毛が適しています。
  • 費用重視:予算を抑えたい場合は、光脱毛(IPL)を検討すると良いでしょう。
  • 施術回数と期間:ニードル脱毛は短期間で効果が期待できる一方、光脱毛は長期間通う必要があります。

自身の希望やライフスタイルに合わせて、最適な脱毛方法を選択してください。

6.金玉(睾丸・玉袋)の永久脱毛に対するやよくある質問

金玉(睾丸・玉袋)の永久脱毛は、近年注目度が高まっているものの、まだ情報が少なく不安や疑問を感じている方も多い部位です。
ここでは、よく寄せられる質問に対して詳しく解説し、初めての方でも安心して検討できるようにサポートします。

6-1 脱毛によって精子や生殖機能に影響はありますか?

いいえ、金玉の脱毛によって精子の質や量、生殖機能に悪影響が出ることはありません。
脱毛の施術は表皮や毛根への働きかけに限定されており、精巣内部の機能には一切干渉しません。
ニードル脱毛やレーザー脱毛といった方法も、皮膚の浅い層に作用するもので、精子をつくる器官そのものには影響を及ぼさない仕組みです。
不安がある方は、施術前のカウンセリング時に医師や施術者に直接相談するのが安心です。

6-2 脱毛時の痛みはどの程度ですか?

個人差はありますが、金玉周辺は非常に敏感なエリアのため、他の部位に比べて痛みを感じやすいのは事実です。
特にニードル脱毛は1本ずつ処理するため、強い刺激を感じるケースもあります。
ただし、医療機関では麻酔クリームを使用して痛みを軽減する対応も可能ですし、痛みに配慮した機器を使ってくれるサロンも増えてきています。
過度に構えすぎず、相談しながら進めていくのが良いでしょう。

6-3 施術中に勃起してしまったらどうなりますか?

施術中の勃起は珍しいことではなく、体の自然な生理現象の一つです。
血流の増加や緊張によって起こるものであり、施術者も経験豊富なプロですので、動揺せずに淡々と対応してくれます。
逆にそのことを気にしすぎることで緊張が高まり、施術に集中できなくなる場合もあるため、「起こりうること」として捉え、安心して施術を受けましょう。

6-4 脱毛後のケアは必要ですか?

はい、特に金玉のように敏感な部位では、施術後のスキンケアが重要です。
施術後は肌が炎症を起こしやすくなるため、保湿を丁寧に行いましょう。
専用のローションやジェルを使って肌を落ち着かせると、赤みやかゆみの予防になります。
また、当日は熱いお風呂やサウナ、激しい運動、アルコールなど、肌に刺激となる行動は避けるようにしてください。

6-5 セルフ脱毛で金玉の毛を処理しても大丈夫ですか?

セルフ脱毛(自己処理)も可能ですが、金玉は非常にデリケートな部位であるため、慎重な対応が必要です。
たるみがあり、皮膚も柔らかいため、誤って傷をつけてしまうリスクが高くなります。
特にカミソリは危険性が高く、使用を避けるか、専用の電動シェーバーで肌を傷つけないように処理しましょう。
また、脱毛クリームは成分が強いため、粘膜に近い玉袋には使用しない方が無難です。
本格的な脱毛効果を求める場合は、プロによる施術を受ける方が安全かつ確実です。

7.まとめ

金玉(睾丸・玉袋)の永久脱毛は、見た目の清潔感だけでなく、衛生面の改善や自己処理の手間からの解放といった多くのメリットをもたらします。
とくにIラインの一部として施術されることも多く、男性の間でも関心が高まりつつあるパーツです。

一方で、皮膚が非常に薄く敏感な部位であることから、痛みや肌トラブルといったリスクもゼロではありません。
また、施術時の心理的な抵抗感や脱毛後の見た目に対する後悔など、注意すべきポイントも存在します。

脱毛方法には、確実性の高いニードル脱毛や比較的痛みが少ない光脱毛(IPL)、短期間で効果を実感しやすい医療レーザー脱毛などがあり、それぞれの特徴を踏まえて選ぶことが重要です。費用や施術回数も脱毛方法によって異なるため、自分の目的や予算に合わせた選択を行いましょう。

施術前には、信頼できるクリニックやサロンでカウンセリングを受け、納得した上で進めることが失敗しないポイントです。
今後の快適さや自己肯定感の向上のためにも、自分にとって最善の選択肢を見つけてください。

女性脱毛技能士金子

メンズ脱毛お役立ちコラムを読んでいただき、ありがとうございます。 メンズ脱毛アロンソでは、ニードル脱毛でも痛みを極力抑えた超高周波タイプのスーパーフラッシュ法を採用しています。脱毛本場アメリカが認める「永久脱毛」と言われる施術方法なので、安心してお任せいただけます。メンズ脱毛をお考えであれば、ぜひ一度ご相談ください。 お電話でもフォームでも対応いたします。

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