胸の脱毛を自己処理で行う方法は電動シェーバーやクリームを用いた方法になります

胸の脱毛を自己処理する方法にはいくつかあります。ムダ毛が薄い人向けの方法としてはカミソリや電動シェーバー、毛抜きなどが挙げられます。
ムダ毛が濃い人向けの方法としては除毛クリームやブラジリアンワックス、家庭用脱毛器などです。いずれの方法も肌への負担が大きい、キレイに脱毛することが難しい、すぐに毛が生えてくるというデメリットが共通しています。

胸のムダ毛を自己処理するにはカミソリや電動シェーバー、毛抜きなどの方法があります

なるべく費用を抑えたい、人に見られずに脱毛したい、忙しくて時間がとれないなどの理由から、胸の脱毛を自己処理したいと考えている方も少なくないでしょう。胸のムダ毛を自己処理する方法にはいくつか選択肢が挙げられます。

【カミソリ】
ムダ毛がそれほど濃くなく、サラサラと生えている程度の方であれば、カミソリで胸毛の自己処理をおこなうことも可能です。

・メリット
自己処理に時間がとれなくても、浴室や自室などで手軽におこなえるのがカミソリでムダ毛を剃ることのメリットです。安価で市販されているため、お金をかけずにムダ毛処理ができます。

・デメリット
カミソリでムダ毛を剃っても、すぐに毛が生えてきてしまいます。そのため、ムダ毛の目立たない状態を保つには、毎日自己処理しなければなりません。
カミソリの刃は皮膚にダメージを与える恐れがあるため、肌トラブルが起こやすくなる可能性があります。また、次に生えてくる毛が濃くなる場合がある、毛の断面に触れるとチクチクするなどもデメリットです。

【電動シェーバー】
カミソリの刃で皮膚を傷つけたくない場合、電動シェーバーでムダ毛の処理をおこなう方法も挙げられます。

・メリット
電動シェーバーは皮膚に直接触れにくい設計に作られています。したがって、カミソリに比べると肌トラブルが起こりにくいというメリットがあるのです。
5,000~20,000円程度で簡単に購入することができます。

・デメリット
カミソリでの自己処理とは異なり、刃が直接肌に触れないため剃り残しが出やすく仕上がりがキレイにならないことがあります。また、シェービング時に音が出るため、いつ何時でも使用できるわけではありません。

【毛抜き】
ピンセットを使用して毛抜きをおこなうのも自己処理の方法の一つです。メリットよりデメリットの方が目立ちます。

・メリット
毛根から毛を抜き取ることで見た目がキレイになり、毛が生えてくるまでの2~3週間維持することができます。

・デメリット
皮膚や毛穴への負担が非常に大きく、雑菌が入ることで炎症を起こしてしまう可能性があります。時間がかかる、痛みを感じるなどのほか、毛が太くなるリスクも否めません。

体毛が濃い人は除毛クリームやブラジリアンワックスでの自己処理が向いています

もともと体毛が濃く、ゴワゴワしている方の場合、先に挙げた3つの自己処理方法では脱毛が困難な可能性が高いです。胸毛を処理するほかの方法を見ていきましょう。

【除毛クリーム】
薬局などで購入できる除毛クリームは、アルカリ性の性質をもち毛を溶かすことでムダ毛を除去する製品です。

・メリット
製品の説明通りに使用するだけで簡単にムダ毛の処理が済みます。塗って5~10分後に拭き取れば広範囲の毛を一度に処理できるため、胸全体のムダ毛を短時間でキレイにすることが可能です。

・デメリット
アルカリ性の除毛クリームには、たんぱく質を溶かすチオグリコール酸カルシウムと呼ばれる成分は含まれています。この成分は毛のみならず肌にダメージを与える可能性があり、脱毛後にヒリヒリ感や肌トラブルが生じることもあります。

【ブラジリアンワックス】
女性のVIO脱毛にも利用されることの多いブラジリアンワックスは、男性の胸毛処理にも用いることができます。

・メリット
ブラジリアンワックスに入っているマツヤニやはちみつなどの成分は肌への負担が少ないです。塗布後、専用のシートを貼って剥がすことでムダ毛を処理するため、仕上がり後の見た目も良く効果が長続きします。

・デメリット
古い角質をも除去するため、肌の弱い人がおこなうと肌トラブルのリスクが生じます。また、この方法にはムダ毛を3㎜以上伸ばさなくてはならないため、すぐに実践できない場合もあるでしょう。

家庭用脱毛器と脱毛サロンの違いは照射パワーです

自宅で胸のムダ毛を自己処理する方法の一つが、家庭用脱毛器の使用です。家庭用脱毛器は脱毛サロンと似た仕組みをもつ機器で、価格は1万円から10万円と幅があります。
家庭用脱毛器と脱毛サロンのどちらを選択するか迷っている方もいるに違いありません。両社の違いを理解して、よりベターな方法で脱毛をおこないましょう。

【家庭用脱毛器と脱毛サロンの違い】
家庭用脱毛器と脱毛サロンで用いる脱毛機器の大きな違いは、照射パワーです。家庭用の製品はどんな人でも安全に扱えるよう、出力が抑えられています。
一方、脱毛サロンで用いる機器は照射パワーが強く、どんな毛質の人にも対応できるようになっているのです。

【家庭用脱毛器のメリット・デメリット】
脱毛サロンに通うよりも安価で、他人に見られることなくムダ毛を処理できる点がメリットといえます。その反面、脱毛サロンは脱毛技術に長けた人が施術をおこないますが、家庭用脱毛器はすべて自分自身で行う必要があります。
そのため、肌トラブルのリスクは高くなり、脱毛サロンと同じような仕上がりになる期待はできません。万が一、やけどを負ってしまったときにもすぐに対処できず、跡が残る可能性もあります。

自己処理でできた埋毛は毛嚢炎の原因になります

胸毛を自己処理した場合に起こりうる肌トラブルに「毛嚢炎」と呼ばれる症状があります。毛嚢炎がなぜ起こるのか、対策法についてもご説明します。

【毛嚢炎はブドウ球菌が原因です】
毛嚢炎はムダ毛を自己処理した後に起こりやすい肌トラブルです。ムダ毛の自己処理で皮膚にダメージが加わったとき、傷ついた毛穴からブドウ球菌が入り込み炎症を起こす毛嚢炎になります。
肌にブツブツとしたニキビのようなものができますが、初期の段階では痛みや痒みを伴うことは少ないです。ただし、重度化すると膿が溜まり発熱や痛み、痒みが生じる可能性があります。

【毛嚢炎を防ぐために清潔な脱毛器具を用いましょう】
毛嚢炎の原因は雑菌ですから、雑菌が繁殖しないための対策が必要です。カミソリや電動シェーバー、毛抜き、家庭用脱毛器は清潔なものを使用してください。
皮膚に負担をかけないことも大切なのですが、そもそも自己処理をすること自体が皮膚に負担をかける行為です。脱毛サロンで脱毛することも毛嚢炎を含め肌トラブルの対策となります。
特に、光を照射する光脱毛は肌への負担を抑えることが可能です。自己処理だけでなく、脱毛サロンでの胸毛処理を検討しましょう。

胸の脱毛を自己処理でおこなう方法とは?

胸の脱毛を自己処理で行う方法は電動シェーバーやクリームを用いた方法になります

胸の脱毛はムダ毛が濃い人と薄い人で向く方法に違いがあります。カミソリや電動シェーバー、毛抜きは薄い人、除毛クリームやブラジリアンワックス、家庭用脱毛器はムダ毛が濃い人に向く方法です。いずれの方法にもデメリットがあることを覚えておきましょう。

胸のムダ毛を自己処理するにはカミソリや電動シェーバー、毛抜きなどの方法があります

胸のムダ毛を自己処理する主な方法として3つの選択肢が挙げられます。安価でどこでもおこなえるカミソリ、カミソリに比べて肌トラブルが起こにくい電動シェーバー、見た目はキレイだけれど皮膚への負担が大きい毛抜きといったものです。

体毛が濃い人は除毛クリームやブラジリアンワックスでの自己処理が向いています

体毛の濃い方は通常の自己処理方法では胸毛をキレイにすることが難しいです。短時間で広範囲の毛を処理できる除毛クリームやブラジリアンワックスなどの方法が向いているでしょう。ただし、肌トラブルのリスクは否めず、肌の弱い方には推奨されていません。

家庭用脱毛器と脱毛サロンの違いは照射パワーです

家庭用脱毛器と脱毛サロンで用いる脱毛機器の大きな違いは照射時の出力です。家庭用の機器は安全のため出力が抑えられているため、脱毛サロンと同じような仕上がりは期待できません。また、肌トラブルややけどのリスクも高くなります。

自己処理でできた埋毛は毛嚢炎の原因になります

ムダ毛の自己処理で起こりやすいのが毛嚢炎と呼ばれる肌トラブルです。皮膚にダメージが加わり、傷ついた毛穴からブドウ球菌が入り込むことで起こります。対策として、清潔な脱毛器具を使うこと、脱毛サロンで施術を受けることが挙げられます。

胸毛脱毛のよくあるご質問

胸の脱毛を自己処理する場合、気をつけることはありますか?

胸の脱毛を自己処理する方法には、カミソリや電動シェーバー、毛抜きなどが挙げられます。ムダ毛が濃い人向けの方法としては除毛クリームやブラジリアンワックス、家庭用脱毛器などがありますが、いずれも肌に負担が大きいので、毛嚢炎などの肌トラブルにならないように気をつけましょう。