白髪があるとVIO脱毛はできない?!頭髪だけでなく、アンダーヘアにも白髪が生えることがあります。決して珍しいことではないので、驚く必要はありません。しかし、なかにはアンダーヘアに白髪が混じっているのを見つけてショックを受け、VIO脱毛を検討し始める男性もいます。

そもそもなぜアンダーヘアに白髪ができてしまうのでしょうか。この記事では、アンダーヘアの白髪の原因や自分でできる改善策とともに、サロンで脱毛する場合の脱毛方法について説明します。白髪のVIO脱毛に関する悩みを解決するための情報を紹介するので、ぜひ参考にしてください。

記事監修者情報

山下真理子 医師
山下真理子
専門科目
皮膚科
経歴
京都府立医科大学卒業後、医師に。主に美容医療に従事するが、医療専門学校にて講師を務めて、医療教育にも従事する。
資格
医師
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アンダーヘアも白髪になるの?

アンダーヘアも白髪になる

頭髪と同様に、アンダーヘアにも白髪は生えます。ただし、全身の毛が同時期に白髪になるとは限らず、頭髪に白髪があってもアンダーヘアには白髪が生えないケースもあります。頭髪とアンダーヘアの白髪の発生に関連性はないため、どちらかだけに白髪が生えていても深く心配する必要はありません。

白髪は若くても生える可能性があり、なかには10代のうちに生える人もいるほどです。なぜなら、白髪の原因は加齢だけでなく、さまざまな要因が考えられるからです。たとえば、ストレスや栄養不足が原因でメラニン色素の生成量が減り、白髪が生える人もいます。誰でもアンダーヘアが白髪になる可能性はあるため、いまは生えていないとしても将来的に白髪が発生する場合があります。

白髪になる原因

頭髪やアンダーヘアに白髪が生える原因は、人によってもさまざまです。ここでは、白髪になる原因について代表的なものを紹介します。白髪の原因を防ぐ方法についても触れるので、できることから取り組んでみてください。

加齢

白髪になる原因として、最も代表的なのは加齢です。歳を重ねると少しずつ細胞の新陳代謝が弱まるので、黒い毛を作るために必要なメラニン色素の生成量も少なくなります。そのため、黒い色素を含まない白い毛が生えやすくなります。

白髪は40代頃から徐々に増え始めますが、白髪の生えやすさには個人差があり、なかには歳を取っても白髪が少ない人もいます。一方、1020代でも白髪が増えてくる人もいます。若いうちから白髪が生えている場合は、加齢よりも遺伝的な原因が関係していると考えるのが自然でしょう。

生活習慣の乱れ

極端な運動不足や睡眠不足などが白髪の原因になる場合もあります。生活習慣が乱れると血管が収縮し、血行不良につながります。その結果、メラニン色素を生成する細胞である「メラノサイト」にも必要な栄養がきちんと行き届かなくなり、正常に機能しなくなってしまいます。きちんと色素が作られないことで、色のついていない白髪が発生するのです。

生活習慣の乱れは、本人の意識次第ですぐに変えられます。心当たりがある場合は、普段の生活を見直して改善しましょう。生活習慣の改善は白髪の予防だけでなく、心身の健康にとっても重要です。

栄養不足

食生活が乱れて体に必要な栄養が不足した場合も、白髪が発生しやすくなります。なぜなら、栄養不足が生じれば、メラノサイトにも必要な栄養が行き渡らなくなるからです。

黒のメラニン色素を生成するには、たんぱく質に含まれるアミノ酸の一種である「チロシン」が必要不可欠です。チロシンは、アボカド、バナナ、カツオ、マグロ、豆、ナッツ類、乳製品などに多く含まれています。コンビニ弁当やレトルト食品で食事を簡単に済ませることが多い人は、チロシンが多く含まれている食品を摂取する機会が少ない可能性があります。

忙しくてあまり食事に気を使っていない人は、まずはチロシンが多く含まれる食品を意識的に摂取しましょう。普段の食事に納豆やチーズなどをプラスするだけでも、チロシンを摂取するのに効果的です。余裕があればチロシン以外の栄養についてもバランスを考えて食事を摂るようにしてください。少しずつ食生活を改善する努力をし、白髪が生えるのを防止しましょう。

ストレス

過度なストレスを感じると、自律神経が乱れる原因になります。その結果、血管の拡張と収縮が不規則になって血行不良になり、メラノサイトに栄養が行き渡らなくなります。メラニン色素の生成が滞って、白髪が生えてしまう可能性が高くなります。

「苦労している人は白髪が多い」とよく言われますが、これは単なる迷信とは言い切れません。大きな苦労により発生したストレスで自律神経が乱れれば、実際に白髪が多くなる人もいます。白髪を防ぐには生活習慣や食生活を見直すとともに、定期的にストレスをうまく発散させることが大切です。

光脱毛では白髪のVIO脱毛はできない

光脱毛では白髪のVIO脱毛はできない

脱毛サロンの脱毛方法は、光脱毛が多く採用されています。しかし、光脱毛では、白髪のVIO脱毛はできません。なぜなら、光脱毛の光は黒い色素に反応して照射し、毛根に刺激を与える仕組みになっているからです。黒い色素がない白髪に光を当てても反応せず、脱毛の効果は得られません。

ただし、白髪が数本のみであれば、まずは全体に光脱毛を施して黒い毛を脱毛した後、残った白髪だけに別の対処をすることも可能です。まだ黒い毛が多い状態なら、脱毛サロンで相談すると効果的な施術方法を提案してもらえます。

白髪脱毛について脱毛サロンに相談する

VIOの白髪を脱毛する方法

VIOの白髪を脱毛する方法

白髪が混じっているアンダーヘアについてVIO脱毛する場合、数本の白髪はどのように処理すればいいのでしょうか。白髪を脱毛する方法は、大きくわけて2種類あります。ここでは、それぞれの脱毛方法について紹介します。

ニードル脱毛

減菌したニードルを毛穴に挿入し、微弱の電流を毛乳頭へ流す脱毛方法です。アメリカで「永久脱毛」として唯一認められた脱毛方法であり、「美容電気脱毛」ともよばれています。黒い色素に反応する光脱毛とは異なり、色素のない白髪や産毛も脱毛できます。1本ずつ丁寧に施術するので、残った白髪を逃さずきちんと脱毛することが可能です。

ニードル脱毛は注射のように皮膚に針を刺すわけではなく、毛穴に細いニードルを挿入するだけです。微妙に痛みが生じる場合もありますが、近年は使用するニードルや技術も進化しているため、痛みも最小限に抑えられています。

ニードル脱毛は「電気分解法」「ブレンド法」「スーパーフラッシュ法(高周波法)」の3種類があります。電気分解法は電気で発毛組織を処理し、1本あたり6080秒かかります。しかし、現在電気分解法を採用しているサロンはほぼありません。

ブレンド法は、電気分解と高周波の両方で発毛組織を処理します。多くのサロンで採用されている方法で、1本あたり1030秒と電気分解法よりも時間は短めです。ただし、かなり痛みが伴い、施術後に赤みやかさぶたができるリスクがあります。

スーパーフラッシュ法(高周波法)は熱で発毛組織を固めて処理をします。1本あたりにかかる処理時間が0.01秒程度と非常に短く、光脱毛と比べても痛みやトラブルもほとんどありません。

アロンソではスーパーフラッシュ法(高周波法)を採用しています。VIOに対してニードル脱毛を施すことに抵抗がある人でも、数本の白髪のみなら負担が少ないので最もおすすめの方法です。

蓄熱式脱毛

毛を生やす細胞を作る「バルジ領域」という部分に刺激を与える脱毛方法です。毛が生えるのを根本的に止めることで、脱毛効果を発揮します。また、ニードル脱毛と同様に黒い色素に反応させる方法ではないため、白髪や産毛の脱毛も行えます。

蓄熱式脱毛は、ニードル脱毛に比べても痛みが少ないのが特徴的です。できるだけ痛い思いをせずに脱毛することを優先するなら、蓄熱式脱毛が向いています。ただし、蓄熱式脱毛は永久脱毛として認められているわけではありません。脱毛が完了してからある程度の期間が経過すると、再び白髪が生えてくる可能性があります。蓄熱式脱毛を選ぶ場合は、あらかじめそのことを理解し、再び生えてきたときにどうするかまで考えておきましょう。

アンダーヘアの大部分が白髪になり、すべてをニードル脱毛で施術することに抵抗を感じているなら、一時的に蓄熱式脱毛で脱毛するのもひとつの手です。

ニードル脱毛による白髪脱毛の詳細

VIO脱毛経験者が感じているメリットとは?

男性がVIO脱毛をした場合、具体的にどのようなメリットを感じられるのでしょうか。VIO脱毛を検討していても、本当にやるべきか迷っている人は多いです。ここでは、実際にVIO脱毛を経験した男性が感じているメリットについて詳しく紹介します。

清潔な状態をキープできる

VIO脱毛をすることで、常にデリケートゾーンを清潔な状態に保ちやすくなります。

特に、梅雨や夏にはデリケートゾーンに強い不快感が表れますが、それ以外の時期でも蒸れやかゆみは気になるものです。その大きな原因として毛が密集していることがあげられ、脱毛や減毛をすることで、蒸れやかゆみを大幅に軽減できます。実際に不快感が軽減され、VIO脱毛をしてよかったと思っている男性が多くいます。

さらに、毛が多いとトイレの際にきちんと拭いても、汚れが残ってしまうことがあります。その汚れが臭いの原因のひとつでもあるため、脱毛によって毛に汚れが残りにくくなれば、清潔な状態を保ちやすくなります。

自己処理が楽になった

男性でも、陰毛の自己処理をしている人は決して少なくありません。実際、VIO脱毛の施術後に自己処理が不要になり、楽になったという意見も多くあります。常に整った状態を維持したいと考えているなら、VIO脱毛で処理するのがおすすめです。

かみそりや毛抜きを使って自己処理をしていると、肌が傷つけたり毛穴に細菌が入って炎症を起こしたりするリスクもあります。VIO脱毛をすれば、リスクを伴う自己処理をする必要もありません。完全に毛をなくさなくてもときどき電気シェーバーで整えれば済む程度になります。

将来の介護に備えておける

40代以上でVIO脱毛をする人の中には、将来的に自分が介護される場合を想定している人も多くいます。アンダーヘアがあると排泄物を処理したりおむつを替えたりする際に、介護者の負担を増やす原因となるからです。また、アンダーヘアに汚れが残ってしまった場合、そのままおむつをしていると細菌が繁殖し、感染症を引き起こす恐れもあります。

VIO脱毛をしておけば身だしなみをきちんと整えられるので、将来介護を受ける際の不快感を軽減できます。たとえ介護が必要ないとしても、アンダーヘアを処理していれば常に清潔な状態を保ちやすくなるのでおすすめです。

光脱毛とニードル脱毛を組み合わせれば、アンダーヘアに白髪が混じっていてもVIO脱毛は可能です。そのため、将来の介護を意識し始めた時点でVIO脱毛を受ける人も多くいます。なお、より早い段階でVIO脱毛を始めれば、光脱毛だけで施術を完了させられます。

白髪脱毛をご検討ならご相談ください

VIOの白髪脱毛を50代から始める人も多い

介護を受けるケースに備えてVIOを脱毛しておくことを「介護脱毛」といいます。脱毛を始めるのが遅れて白髪になってしまい、介護脱毛を諦めようと考えている人も多いのではないでしょうか。しかし、50代になってからVIOの白髪脱毛を始める人も決して少なくありません。というのも、多くの人は40代~50代で両親の介護を経験し、介護脱毛の重要性を実感するからです。自分の子供に大変な思いをさせたくないという気持ちから、50代での白髪脱毛に踏み切る人が多くいます。

介護脱毛をなるべく早めに始めるべき理由は他にもあります。それは、60代以降になると施術時の体勢が保ちにくくなるということです。長時間の施術が苦痛に感じることもあるため、介護脱毛の重要性に気付いたらなるべく早く、40代~50代から始めることをおすすめします。50代からの脱毛は恥ずかしいと考える人もいるかもしれませんが、介護脱毛のために多くの50代が施術を受けているため、心配する必要はありません。

VIOの白髪に関するQ&A

VIOの白髪に関するQ&A

ここでは、VIOゾーンの白髪についてよくある質問についてQ&A形式で回答するので、ぜひ参考にしてください。正しい知識を身につけ、間違った自己処理をしないように気をつけましょう。

Q.数本なら毛抜きで抜いてもOK 

A.肌に対する負担が大きいためNGです。

白髪の本数が少ない場合、毛抜きで抜けば簡単に処理できると思っている人もいるかもしれません。しかし、毛抜きで抜くと、毛根に対して大きなダメージを与えてしまいます。VIOゾーンはどうしても不衛生になりやすい場所なので、毛根に対するダメージが炎症や埋もれ毛を引き起こす恐れもあります。デリケートな部分なので、なるべく刺激を与えないようにしましょう。

白髪を一時的に処理したいときは、毛抜きで抜くのではなく、ハサミでカットしましょう。根本から短くカットすれば、白髪はほとんど気にならなくなります。ただし、自分では見えにくい部分なので、白髪をカットする際に誤って肌を傷つけないように注意してください。

Q.白髪染めで染めても大丈夫?

A.頭髪用の白髪染めは使用しないでください。

頭髪用の白髪染めは頭髪への使用を想定して開発されているので、アンダーヘアの白髪には使用できません。VIOゾーンはデリケートな部位なので、頭髪用の白髪染めを使用した場合に肌や毛穴にトラブルが発生する可能性があります。トラブルが起きれば皮膚科の受診が必要となり、恥ずかしい思いをして事情を説明しなければなりません。余計な治療費や通院の手間もかかります。

また、仮に頭髪用の白髪染めでうまくアンダーヘアを染められたとしても、光脱毛ができるわけではありません。なぜなら、白髪染めを使用しても表面に見えている部分しか染まっておらず、反応する黒い色素がないからです。白髪を脱毛するなら、最初からニードル脱毛や蓄熱式脱毛を選びましょう。

VIO脱毛を安心して任せられるサロンの選び方

VIO脱毛を検討している男性の中には、そもそも脱毛が初めての男性もいるでしょう。その場合、サロン選びの際の判断基準に迷う人も多いです。ここでは、VIOの白髪の脱毛を安心して任せられるサロンの選び方について紹介します。

ニードル脱毛を扱っているか

男性専用の脱毛サロンは複数ありますが、その中でもニードル脱毛を扱っているサロンは少ないのが現状です。白髪の脱毛を希望する場合、光脱毛では対応できないため、ニードル脱毛ができるサロンを探すことをおすすめします。

単にニードル脱毛を扱っているかどうかだけでなく、これまでの実績をチェックしたり、スタッフの技術力も確認したりすることも重要です。そのようなポイントに着目して選べば、安心して施術を任せられるサロンを見つけやすくなります。VIO脱毛はデリケートな部分を扱うので、できる限り信頼できるサロンを選びましょう。

カウンセリングが丁寧か

サロン選びでは、実際にカウンセリングで相談したうえで施術を受けるかどうか決めることが大切です。脱毛の仕組みやメリットだけでなく、リスクや注意点についても詳しく教えてくれるかどうかチェックしましょう。

カウンセリングでわからないことがあれば、スタッフに質問してみてください。質問に対し、納得がいくまでしっかりと回答してくれるかどうかも重要なポイントです。不安を解消できるまで、ていねいにカウンセリングしてくれるサロンであれば安心して施術を任せられます。また、カウンセリングの際に無料でテスト脱毛を受けられるサロンがおすすめです。テスト脱毛ができれば、肌が弱い人や痛みが心配な人でも事前に確認できて安心です。

白髪脱毛の不明点を直接脱毛サロンにお問い合わせ

VIOの白髪脱毛を受けるときの注意点

白髪になったアンダーヘアをニードル脱毛で脱毛する場合、当日は毛を剃らずにサロンへ行きましょう。なぜなら、ニードル脱毛では「プローブ」とよばれるニードルを毛に沿わせながら毛穴に挿入するため、毛が生えている必要があるからです。

ただし、VIOゾーンの白髪以外の毛を光脱毛で脱毛する場合、白髪以外は剃っておく必要があります。事前の自己処理の方法や必要性はサロンによっても異なるため、当日までに問い合わせて確認しておきましょう。指定されたとおりに処理していないと、スムーズに脱毛できない可能性もあるので気をつけてください。

アロンソのニードル脱毛とは?

アロンソのニードル脱毛は「スーパーフラッシュ法(高周波法)」を採用しています。スーパーフラッシュ法(高周波法)とは、高周波の加熱作用を利用して、毛を生やす組織を凝固させて脱毛する方法です。

1本ずつ脱毛するので時間がかかるイメージをもたれやすいですが、1本の処理かかる時間は約0.01秒です。アロンソには熟練のスタッフがそろっているので、よりスムーズにニードル脱毛の施術ができます。

料金はプローブ代込みの定額制で、30分単位と1時間単位の2つがあります。VIOゾーンに生えている数本の白髪のみをニードル脱毛で脱毛する場合、短時間で済むので費用も高額になることはありません。時間内であれば、複数箇所の施術にも対応しています。

白髪が生える前、増える前にVIO脱毛を

脱毛方法の選び方を工夫すれば、白髪でもVIO脱毛は可能です。白髪が数本だけ生えている場合は、光脱毛とニードル脱毛を組み合わせればしっかり脱毛できます。なるべくスムーズにアンダーヘアの脱毛を済ませたいなら、白髪が生える前や生えていても少ないうちにVIO脱毛を始めるのがおすすめです。

アロンソでは、他のサロンで経験を積んできた技術力の高いスタッフが施術を担当しています。特にVIO脱毛に対して定評があり、白髪の脱毛が可能なニードル脱毛についても実績があります。脱毛するのが初めての男性でも安心して通えるようにプライバシーにも配慮しています。何か不安があれば、カウンセリングで納得がいくまで確認しましょう。

白髪脱毛のことなら脱毛サロンのアロンソにおまかせ

女性脱毛技能士金子

メンズ脱毛お役立ちコラムを読んでいただき、ありがとうございます。 メンズ脱毛アロンソでは、ニードル脱毛でも痛みを極力抑えた超高周波タイプのスーパーフラッシュ法を採用しています。脱毛本場アメリカが認める「永久脱毛」と言われる施術方法なので、安心してお任せいただけます。メンズ脱毛をお考えであれば、ぜひ一度ご相談ください。 お電話でもフォームでも対応いたします。

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