VIO脱毛とは？何回で薄くなるのかも解説

脱毛と一口に言っても部位によって内容や方法が異なり、VIO脱毛ではデリケートゾーンのムダ毛を処理します。VIO脱毛は一般的に4～6回程度で毛が薄くなったと感じられます。ただし、ムダ毛の濃さや毛質などは個人差があるため、効果が感じられるまでに時間を要する人もいるでしょう。

今回は、VIO脱毛は何回で薄くなるのかについて、詳しく解説します。VIO脱毛に関する悩みの対処法や効果を早く実感するためのポイントなども紹介するため、脱毛に興味のある男性はぜひ参考にしてください。

脱毛とは、VIO（Vライン・Iライン・Oライン）のムダ毛を処理して、すっきりと見せるお手入れです。脱毛サロンやクリニックによってはVIO脱毛のことを「デリケートゾーン脱毛」「ハイジニーナ脱毛」などと呼ぶこともあります。

VIOの詳細な定義は脱毛サロンやクリニックによって多少の違いがあるものの、それぞれ以下の範囲が脱毛の対象となります。

上記の通り「Oライン」は穴の周辺を意味するため、お尻全体のムダ毛を処理したい場合は「お尻脱毛」との組み合わせを検討しましょう。

VIO脱毛では目指す効果や見た目の印象に応じて、好みのデザインを選べます。以下は、男性のVIO脱毛における代表的なデザインです。

いずれのデザインを選択しても基本的に、Iライン・Oラインのムダ毛はすべて処理します。デザインの選択に迷う場合は一旦「ナチュラル」でケアを受けて、印象を確認してから他の種類を検討しましょう。

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脱毛サロンや医療脱毛クリニックでは新規契約する際に、脱毛回数に応じたコースを選択します。コースの選択を誤るとVIO脱毛の完了までにかかる料金総額が高くなる可能性があるため、必要回数の目安を把握しておきましょう。

脱毛サロンのVIO脱毛で「薄くなった」と感じるまでには通常、4～6回程度のケアが必要です。VIOの中では一般的に「Vライン」が効果を実感しやすい部位にあたり、IラインやOラインよりも早く「薄くなった」と感じる傾向があります。

以下は、薄くなった実感以上の効果を期待する場合に必要な回数の目安です。

7回以上通うとIラインやOラインも「毛が柔らかくなった」「薄くなった」と感じる可能性が高く、VIOのすベてに対して「セルフケアが楽になった」と感じるでしょう。ただし、効果の感じ方には個人差があるため、上記はすべて参考程度に考えてください。

VIOは他の部位と比較して毛が濃いため、「薄くなった」と実感するまでに一定の時間が必要です。たとえば全身脱毛コースに申し込み、腕や顔と同時にVIOをケアしても同じタイミングで効果を感じられるとは限りません。

そもそも全身の毛には、体温を一定に維持したり摩擦刺激や衝撃から身体を保護したりする役割があります。VIOには生殖に関係する重要な基幹があって強力に保護すべき部位にあたることが、濃い毛の生える理由です。

しかし、VIOの濃い毛は異性からネガティブな印象をもたれることもあります。VIOの毛を処理するメリットは多くあるため、時間がかかっても諦めずに脱毛サロンへ通い、期待通りの効果を目指しましょう。

VIO脱毛の効果には個人差があり、理想のゴールによっても脱毛期間や回数が変化します。たとえば、肌が乾燥している人は目に見えた変化を実感しにくく、ゆとりをもったスケジュールで脱毛サロンに通うことがおすすめです。

脱毛サロンでは多くの場合、毛に含まれる「メラニン色素」に反応してダメージを与えるマシンを使用するため、もともと柔らかい毛質の人も変化を実感しにくいでしょう。痛みに敏感な人に対してはストレスがかかりにくいように照射パワーを弱めてアプローチするため、「薄くなった」と実感するまでの期間が長くなります。

複数の脱毛法に対応している脱毛サロンでは、脱毛完了までの期間に応じたアプローチを受けることも可能です。「1年後までにはVIOをきれいにしたい」などの事情があれば、無料カウンセリングで相談しましょう。

脱毛サロンでVIO脱毛をする際には事前に照射範囲の毛をすベて処理し、ツルツルの状態にします。毛を処理すると肌と下着の接する面積が増え、摩擦を感じやすくなることで一時的にチクチクするケースがあります。

また、VIO脱毛を開始して間もない時は、太くて濃い毛が残った状態です。事前の処理によって尖った毛先が肌を刺激する際に、「ジョリジョリする」と感じる人もいるでしょう。

VIO脱毛した後の乾燥も、チクチク・ジョリジョリする不快感を悪化させる原因の1つです。乾燥による不快感は適切にアフターケアをすることで、ある程度軽減できます。

事前の処理によってジョリジョリ・チクチクする症状は通常、VIO脱毛してから4日程度で落ち着きます。4日程度経つと尖った毛先が下着との摩擦によって丸まり、肌への刺激が和らぐためです。

また、脱毛サロンのケアを受け続けると通常は太くて濃い毛が徐々に減ることから、ジョリジョリ・チクチクしにくくなっていきます。「毛が薄くなった」と感じる頃には一般的に不快な症状が和らぐため、一時的にジョリジリ・チクチクすることを過剰に心配する必要はありません。

通い始めた当初の不快感を極力回避するためには、脱毛サロンでケアを受けた日の入浴や激しい運動を控えましょう。入浴や運動によって体温が上昇すると肌の感覚が敏感になり、不快感が強まる可能性があります。同様の理由から当日の飲酒も控えてぐっすり眠ることにより、熱エネルギーで傷ついた肌の修復を促してください。

不快感が気になって肌を掻いてしまうと、余計に刺激を受けてジョリジョリ・チクチクすることがあります。掻いた部分から雑菌が入り込むと炎症や黒ずみができることもあるため、適切に対処しましょう。

以下は、ジョリジョリ・チクチクする場合におすすめの対処法です。

コットンやシルクなどの天然素材の下着は静電気を起こしにくく、肌への負担が軽い種類にあたるためおすすめです。不快感は締めつけによっても悪化するため、下半身を締めつけにくく、ゆとりのある形状の下着を着用するとよいでしょう。

乾燥による不快感が気になる時は、肌を十分に保湿します。アルコールやメントールなどが入っていない低刺激の化粧水や乳液を優しく肌に馴染ませて、水分不足を起こした部分に潤いを補充しましょう。

濡れタオルで冷やす目的は、VIO脱毛をする際に、熱エネルギーにより軽度の火傷状態になった肌の火照りを和らげることです。保冷剤や氷で冷やすと凍傷のリスクがあるため、清潔なタオルに水を含ませ、そっと肌にあててください。

「せっかくVIO脱毛をするなら、早く効果を実感したい」と考える人も多いでしょう。「VIO脱毛を開始して何回で薄くなるか」には個人差があるものの、いくつかのポイントを押さえた上でケアを受けると、満足度が高まります。

脱毛サロンでケアを受け、効果を早く実感するためのポイントは以下の通りです。

VIOに限らず身体にあるあらゆる毛は「毛周期」と呼ばれるサイクルに沿い、古いものから新しいものへの生え替わりを繰り返します。毛周期とVIO脱毛の間隔を合わせると効果を早く実感しやすく、また効率的なお手入れも可能です。

毛周期は以下の通り、成長期・退行期・休止期の3段階に分かれます。

脱毛サロンでは、3段階中「成長期」の毛に対してアプローチするマシンを使用します。毛周期を無視した間隔でケアを受けるとアプローチの無駄が増えて、効率的とは言えません。

なお、同じ部位には成長期の毛もあれば、退行期・休止期の毛もあります。VIOは身体の中でも毛周期が長い部位にあたるものの、「他の部位よりも低い頻度で脱毛サロンに通えば良い」といったことはないため、注意しましょう。

毛周期に合わせたケアの受け方は、脱毛サロンのカウンセリングで相談できます。毛周期を自分自身で判断することは難しいため、プロの意見をよく聞き、VIO脱毛を効率的に進めましょう。

VIO脱毛の効果を早く実感するためには、アフターケアをしっかりと行いましょう。たとえば、ケアを受けた当日以降の保湿です。保湿不足によって肌が乾燥してしまうと毛周期が乱れて、次回以降のケアの効果を実感しにくくなる可能性があります。乾燥を防止するためには、きれいに汚れを落とした後に敏感肌向けの化粧水や乳液を優しくなじませ、十分に水分補給をします。

化粧水や乳液を選ぶ際の注意点は、過剰な油分の含まれる商品を避けることです。VIO脱毛した直後の毛穴の開いた状態で濃厚な化粧水や乳液を塗り込むと、ニキビや肌荒れを招くケースがあります。またVIO脱毛で肌が敏感になっている時に、新しい化粧水などを試すのはハイリスクです。脱毛を受ける前に使っていた化粧水などがあれば、アフターケアでも同じ商品を使いましょう。

自分の肌質に合う化粧水や乳液が分からない場合は、脱毛サロンのスタッフへの相談がおすすめです。信頼できる脱毛サロンではアフターケアに関する質問にも丁寧に対応し、適切にアドバイスしてくれます。

近年ではエチケットやより良い生活を送るための手段として、VIO脱毛をする男性が増えているとも言われます。男性がVIO脱毛をすることで期待されるメリットは多数あり、「一定の時間とコストを掛ける価値がある」と考える人も少なくありません。

以下では、男性がVIO脱毛をすることで期待されるメリットについて解説します。

男性のデリケートゾーンはわずかな刺激にも敏感に反応し、かゆみや肌荒れなどのトラブルを起こしやすい傾向があります。VIO脱毛してムダ毛を減らすもしくはなくすとデリケートゾーンが蒸れにくく、清潔に保てることからトラブルリスクの軽減に役立ちます。

特に大量の汗をかく夏場は、デリケートゾーンのトラブルが起こりやすいです。夏場に向けてVIO脱毛を開始すれば、他の季節と同様に快適に過ごせるでしょう。

また、Oラインを脱毛すると、排泄後にトイレットペーパーが絡むストレスも軽減します。トイレットペーパー副次効果として、何度も拭いたりこすったりすることによる傷つきや、肌のバリア機能の低下も防止できます。

VIO脱毛をして毛量を減らしたり毛が生えている範囲を狭くしたりすることで、清潔感のある印象に変えられます。清潔感が高まると、デリケートゾーンの濃い毛に対して抵抗感をもつ女性からの評価が高まり、パートナーとより親密になれる人もいるでしょう。

VIOの毛が濃いのが気になり、面積の狭い水着や下着を着にくいことに悩んでいた人も、自信をもって水着や下着を着こなせるようになります。VIO脱毛ですっきりと整えるもしくはハイジニーナに変えれば毛がはみ出す心配もなくなり、好きなデザインの水着や下着を選べます。

近年では身だしなみの一環として毛を処理することが珍しくないことから、VIO脱毛していることがパートナーに知られても、嫌悪感をもたれるリスクは低いでしょう。むしろ、相手を気遣う優しさや清潔感をアピールし、評価アップを狙えます。

繰り返し脱毛サロンのケアを受けると毛量や毛質が変化し、「日常生活が楽になった」と感じることもあります。

付き合う前の女性を自宅の部屋に呼ぶ際、床に抜け毛が落ちているとネガティブな印象をもたれかねません。VIO脱毛をすれば抜け毛が減るため掃除の手間がかかりにくい上、突然の女性の訪問にも安心して対応できます。

急いで着替えた際にVIOの毛がファスナーに挟まり、痛い思いをした経験のある男性も多いでしょう。VIO脱毛をすればトラブルリスクを軽減し、着替える際のストレスを回避できます。

脱毛サロンに行くことをためらう男性の中には、「自分でVIOをケアしよう」と考える人も多くいます。しかし、VIOの自己処理にはさまざまなデメリットがあるため、安易に判断してはなりません。

VIOを自己処理することのリスクやデメリットと脱毛サロンをおすすめする理由を知り、自分に合うケア方法を見極めてください。

VIOの自己処理方法には、カミソリ・ワックス・除毛クリームなどの種類があります。いずれの種類にも以下の通りのデメリットがあることから、肌に優しい方法とは言えません。

脱毛サロンでは専門知識が豊富なプロが肌質や毛周期に応じたケアの進め方を検討し、脱毛完了までをサポートします。そのため、プロと一緒にケアを進めれば、肌トラブルのリスクを軽減しつつ効率的なアプローチを行うことが可能です。

また、信頼できる脱毛サロンでは肌トラブルを回避する目的で、ケア直後に冷却・保湿をします。ケア直後の敏感になった肌を適切にいたわってもらえることも、脱毛サロンに行くメリットの1つです。

さらに、一部の脱毛サロンは目指すゴールや予算に応じて選択できる、複数種類の脱毛法を用意しています。カウンセリングでプロの意見を聞き、自分に合う種類を選択してケアを受ければ、より安全かつ効率的に理想の状態を目指せるでしょう。

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VIO脱毛は、4～6回程度のケアで効果を実感する人が多い傾向です。VIOのムダ毛にも種類があり、人によって毛の濃さなどが違うため、効果を実感するまでに時間がかかる人もいます。

男性がVIO脱毛をするメリットとして、デリケートゾーンを清潔に保てる、清潔感のある印象になる、日常生活が楽になるなどが挙げられます。

VIOは通常、人目に曝す部位ではないため自己処理で済ませたいと考える人は多いでしょう。しかし、カミソリやワックス、除毛クリームは肌への負担が大きいため、脱毛サロンでケアしてもらうのがおすすめです。脱毛サロンでは、専門知識をもつプロが肌質や毛周期に応じたケアから、アフターフォローまでを対応してくれます。