背中は脱毛処理で剛毛になることがまれにあります

サロンでの施術方法や個人的な体質などさまざまな要因によって、まれに背中を脱毛した時にかえって一時的に剛毛になってしまうことがあります。剛毛になりやすい傾向というものはありますが、確実な原因や対策はわかっていません。
しかし全体から見れば剛毛になる確率はわずかであるためそれほど気にせず施術しても問題ないでしょう。

背中が剛毛になることを硬毛化と呼びます

主にサロンや医療機関で脱毛した場合に、脱毛する予定だった場所の毛がかえって濃くなったり増えたりしたように見えることを「硬毛化」あるいは「多毛化」と呼びます。これはいわば脱毛における副作用ともいうべきもので、通常は起きませんが絶対ないとは言い切れません。
硬毛化と多毛化は、それぞれ以下のような特徴を持っています。

【硬毛化】
硬毛化は普段より固く、あるいは太くなった毛が生えてくるようになってしまうことを言います。とくに背中は産毛が多い場所であるため、太くなった結果より黒々とした毛が目立つようになることがあります。

【多毛化】
多毛化は一つの毛穴から生えてくる毛が多くなる、またそのように見えることを言います。サロンで施術を受けたとしても毛穴の数は一切変わらないため、実際に毛の本数が増えることはめったにありません。
しかし硬毛化で毛が濃くなった結果、毛穴から生えている毛の数が多く見えるなどして、全体的に毛が増えたように感じることが多いと言われています。

産毛の多い部位は硬毛化しやすいと言われています

実は硬毛化や多毛化を引き起こしやすい部位があります。それが「産毛の多い部位」です。
脇の毛など、もともと太く硬い毛が生えている場所は硬毛化することはめったにありません。なぜ産毛が多いところに硬毛化が発生しやすいのかについては、硬毛化が起こる仕組みに関係があると考えられています。

【はっきりとした原因は明らかになっていません】
実のところ硬毛化や多毛化を引き起こす原因は、はっきりとはわかっていません。個人のストレスなどが土台となるという説もあります。
しかし今のところとくに有力とされているのは、産毛など薄く弱い毛に脱毛サロンで脱毛器の光を当てることで、毛の細胞が活性化してしまうという説です。
本来このようなサロンの光脱毛では、毛の黒い色素に反応する強い光を照射することで、色素を持つ毛の細胞を破壊し、再生しないようにするという仕組みで脱毛を行います。しかし光が強すぎると火傷して肌を傷つけてしまったり痛みが強く出たりする可能性があるため、脱毛サロンはある程度弱い出力で施術するようにしているのです。
またあくまで光は黒い色素に反応するため、そもそも毛が薄すぎて黒い色素があまりない場合、光を当てても毛の細胞を破壊するに至りません。このような理由で弱い光しか毛の細胞に行き渡らなかった場合、かえって細胞の動きを活性化させてしまい、硬毛化や多毛化が引き起こされると考えられています。

【硬毛化する確率は10%程度です】
自宅で使う家庭用脱毛器でも、エステサロンでの脱毛でも、あるいは医療脱毛であっても、光を照射して脱毛するタイプである限りは絶対に硬毛化しないとは言い切れないのが現状です。一般的には、硬毛化が引き起こされる確率は数パーセント以下と言われています。
しかし背中の場合は産毛が多く、その分他の部位よりも硬毛化するリスクが高いと言えます。大体背中のような産毛が多い場所で硬毛化する確率は10%というのが定説です。
確実な予防方法はありません。ただ10%という確率を考えれば硬毛化を恐れて施術を受けないというほどのものではありません。

硬毛化してしまった時の対策があります

脱毛するためにサロンに来ているのに、逆に剛毛になってしまうのでは本末転倒です。もし硬毛化してしまったらどうしたらよいのでしょうか。
必ず効くという方法はありませんが、いくつかの対策があるため覚えておくとよいでしょう。

【硬毛化したところにさらに照射する】
硬毛化した毛は太く固くなっています。そのため産毛の時よりもメラニン色素が濃くなっており、光により反応しやすくなっていると考えられるでしょう。
そのためあえて硬毛化を気にせず再び施術を受けることで、最初の施術では抜けなかった硬毛化した部分の毛が、今度こそ光に反応し抜ける可能性が高くなります。そのまま施術を受けていくことで自然と硬毛化が気にならなくなるでしょう。

【出力を強めてもらう】
脱毛サロンによっては、硬毛化は光の出力の弱さが原因であると考えて、逆に出力を強めてくれるところもあります。サロンが対応しているのであれば、出力を調整してくれるよう頼んでみるのも一つの手でしょう。
ただし出力を強くするということはその分温度が上がり、火傷しやすくなるということでもあります。肌が弱い人やなんらかの理由で肌にダメージを受けている時の施術は、できるだけ避けるのが無難です。

【しばらく施術をお休みする】
硬毛化や多毛化を経験した人の中には、施術をしばらくお休みしたことで自然に剛毛がなくなり元の産毛に戻っていったという人もいます。確実さには欠ける方法ですが、半年から1年ほど施術をやめておくことで、活性化していた細胞が落ち着き元に戻って、またごく普通の産毛が生えてくる可能性もあるでしょう。
ただしその一方で、放置しても元に戻らなかったという人もいます。あまり背中の脱毛を急いでいない、時間に余裕のある人向けの方法です。

剛毛になった場合は注意点があります

もし背中の脱毛をして硬毛化や多毛化が起きてしまった場合、その硬毛化をできるだけ速やかに元に戻すために注意しておきたい点がいくつかあります。人によっては抜けるはずの毛が濃くなってしまったことに焦りを感じるかもしれませんが、焦りのあまり間違った手段を取らないように気をつけましょう。

【剛毛になった毛を抜いてはいけません】
一番良くないのが、濃くなった毛をピンセットや毛抜きなどで抜いてしまうことです。背中は自分で毛を抜くのは難しい場所ですが、脱毛タオルなどを使ってムリやり抜こうとする人もいることでしょう。
しかし毛を抜くということはシェーバーなどのように毛の一部を剃るのではなく、毛の根元から抜いてしまうため、黒いメラニン色素が残らないということになります。すると次の施術を受けた時に光が黒い色素に反応しなくなってしまうため、毛が抜けず硬毛化が戻らなくなってしまいます。
つらくても、硬毛化した部分の毛は決して根元から抜かず、せめてシェーバーで剃る程度にしておくのが無難です。

【ストレスなどリスクを下げてから施術しましょう】
硬毛化や多毛化を引き起こす原因は、多くは光の出力と考えられていますが、ストレスや肌質など個人的な要素も含まれるとされています。そのため施術を受ける時はできるだけ心身ともに、ストレスない状態で受けるのが望ましいでしょう。
またあらかじめ心配な時はサロンのスタッフに硬毛化や多毛化の不安について伝えておくのも大切です。光の出力などを調整してくれたり、肌や毛の様子をチェックしてくれたりする場合があります。
施術を受けてから副作用を経験して後悔する前に、あらかじめリスクやその対策についてよく知って、心構えをしてから施術を受けましょう。

背中脱毛でかえって剛毛になることはある?

背中は脱毛処理で剛毛になることがまれにあります

背中の脱毛を受けて、誰しもが必ず剛毛になるわけではありません。しかしごく一部の人については施術の副作用として、施術を受けた部分がかえって剛毛になってしまう可能性があります。確率はわずかです。

背中が剛毛になることを硬毛化と呼びます

脱毛の施術をした部位に関して、毛が太くなったり硬くなったりなど剛毛になってしまう現象を硬毛化といいます。また毛が多くなったように見えることを多毛化といいます。

産毛の多い部位は硬毛化しやすいと言われています

硬毛化や多毛化は脱毛器の光が弱かったり、毛が薄かったりして反応が悪かったために、かえって毛の細胞を活性化させてしまい起きると言われています。確率は10%程度です。産毛が多い背中は比較的リスクが高い場所と言えます。

硬毛化してしまった時の対策があります

硬毛化や多毛化は、起きた場所にさらに光を照射したり、出力を強めてもらったり、あるいは施術を休んだりすることで解消することがあると言われています。しかしどれも確実な方法ではなく、全く効果が見られなかった人もいるため注意が必要です。

剛毛になった場合は注意点があります

硬毛化や多毛化してしまうと焦りがちですが、毛を抜いてしまうと機械が反応しなくなってしまい脱毛効果が皆無になってしまうとされるため、抜いてはいけません。またストレスなどがないように体調を整えることが大切です。

背中脱毛のよくあるご質問

脱毛にストレスなどの影響はありますか?

硬毛化や多毛化を引き起こす原因の多くは光の出力と考えられていますが、ストレスや肌質など個人的な要素も含まれるとされています。そのため施術を受ける時はできるだけ心身ともに、ストレスのない状態で受けるのが望ましいでしょう。