髭脱毛で脱毛・減毛をすると、素肌に自信がもてるだけでなく、手入れにかかっていた時間の節約にもつながります。髭脱毛をする上で「どのくらいの間隔で通えば正しい効果を得られるのか」「医療脱毛・脱毛サロンでは脱毛に通う間隔は違うのか」など気になる方もいるでしょう。髭脱毛の効果を正しく得るには、施術の間隔と毛周期の理解が不可欠です。
そこで当記事では、髭脱毛と毛周期の関係や髭脱毛に通う間隔の目安を紹介します。適切な施術間隔や効果を得るための回数について知りたい方は、ぜひご覧ください。
記事監修者情報
- 山下真理子
- 専門科目
- 皮膚科
- 経歴
- 京都府立医科大学卒業後、医師に。主に美容医療に従事するが、医療専門学校にて講師を務めて、医療教育にも従事する。
- 資格
- 医師
1.髭脱毛はどのくらいの間隔で通えばいい？
髭脱毛は、適切な期間を空けずに急いで施術しても、十分な効果が得られません。脱毛サロンにおけるフラッシュ脱毛や医療脱毛には、それぞれ施術頻度の目安があります。ここでは一般的な施術間隔や効果が得られる回数を解説するため、髭脱毛を利用する際にお役立てください。
1-1.髭脱毛と毛周期の関係
髭脱毛に用いられる医療レーザー脱毛機や光脱毛機は、毛の黒い色素に反応してダメージを与える仕組みになっています。施術部位にある程度の髭が生えていないと機器が反応せず、脱毛効果も期待できないため、毛周期に合わせて一定の間隔を空けるのが大切です。
毛周期とは、毛が生えてから抜けるまでのヘアサイクルのことです。毛周期は、主に成長期から退行期、休止期までのステージがあります。毛周期は体の部位によって異なり、髭の場合は約1か月と早いのが特徴です。
脱毛効果を得るには、「成長期」の段階で照射を行うのが重要です。すべての毛が同じタイミングで成長期を迎えるわけではないため、退行期と休止期を合算した期間を空けて、複数回照射する必要があります。
1-2.髭脱毛に通う間隔の目安
脱毛は毛周期と深い関係があるため、急いで通っても意味がありません。また、脱毛には光脱毛や医療レーザー脱毛、ニードル脱毛などの種類があります。照射方法によって脱毛に通う間隔も異なるため、注意が必要です。医療脱毛と脱毛サロンの施術間隔の目安は、下記の通りです。
| 医療脱毛 | 1か月～2か月 |
|---|---|
| 脱毛サロン | 3週間～4週間 |
医療脱毛では、レーザー照射で発毛組織を破壊する強力な施術が受けられますが、肌もダメージを受けます。照射後の肌を十分に回復させるために、脱毛サロンよりも長い施術期間を設けるのが特徴です。多くのクリニックでは、1か月以上の脱毛間隔が設定されており、回数が増えるごとに2か月や3か月ほどに長くなるケースもあります。
一方、脱毛サロンで行われる光脱毛は、医療脱毛よりも照射パワーが弱いのが特徴です。肌への負担も少ないため、3週間〜4週間と、医療脱毛よりも短いスパンで通えます。
1-3.髭脱毛の効果を感じられる回数
脱毛は毛周期に合わせて行うため、1回の施術では終わらず、長い間定期的に通う必要があります。髭脱毛の場合は、最低でも1年程度は脱毛クリニックやサロンへ通うケースがほとんどです。
医療脱毛と脱毛サロンによる施術で、効果が感じられる回数の目安は、以下の通りです。
| 効果を実感しやすい回数 | 自己処理を楽に感じられる回数 | ツルツルを実感しやすい回数 | |
|---|---|---|---|
| 医療脱毛 | 約3〜4回 | 約5〜7回 | 約8〜10回 |
| 脱毛サロン | 約10回～ | 約20回～ | 約30回～ |
上記はあくまで目安であり、髭の濃さや毛量、部位によって効果が感じられる脱毛回数は異なります。例えば、髭の密度が低い頬やもみあげよりも、髭が密集している口元のほうが、脱毛効果を感じるまでに時間がかかるのが一般的です。髭は生える場所や濃さなどの個人差が大きいため、毛量が多く濃い方は、さらに施術が必要になるケースもあります。
2.髭脱毛に通う間隔が医療脱毛・脱毛サロンで異なる理由
同じ髭脱毛でも、医療脱毛と脱毛サロンで通う間隔に差があるのは、使う脱毛機器が異なるためです。医療脱毛では、医療レーザー脱毛機で高出力レーザーを照射し、毛根を破壊することで永久脱毛を目指します。
医療レーザー脱毛機による脱毛は、医療行為に該当するため、クリニックなどの医療機関でしか行えません。短期間で効果を感じやすいものの、肌への負担も大きいことから、1〜2か月程度の間隔を空ける必要があります。
一方、サロン脱毛では、医療脱毛よりも照射出力が弱い脱毛機器が使用されます。毛根を破壊するのではなく、ダメージを与える仕組みです。皮膚表面付近にアプローチするため、肌への負担や痛みが少なく、医療脱毛よりも短い間隔で照射できます。繰り返し照射することで、毛根へのダメージを蓄積し、髭を作る力を弱めて減毛できるのが特徴です。
3.髭脱毛の間隔は空けすぎても空けないのもダメ？
脱毛の効果を高めるには、成長期や退行期、休止期といった毛周期に合わせて適切な間隔で脱毛することが大切です。髭脱毛を考えている方の中には、適切な間隔を守らずに施術を受けた場合、具体的にどうなってしまうのかが気になる方も多いのではないでしょうか。
ここでは、髭脱毛の照射間隔を空けすぎた場合・空けなかった場合について、それぞれ解説します。
3-1.髭脱毛の間隔を空けすぎた場合
髭脱毛は、長い間継続して通う必要があります。急な仕事や用事で、予約をキャンセルせざるを得ない可能性もあり、スケジュール通りに通えないのではないかと不安に思う方もいるでしょう。
髭脱毛の間隔を空けすぎた場合でも、継続してきた施術効果がなくなるわけではありません。ただし、毛周期に合わせたタイミングで脱毛できないため、脱毛効率を得にくい可能性があります。予定通りの施術回数やスケジュールで脱毛が完了できない場合もあるでしょう。
間隔が空きすぎると、いつまでたっても脱毛効果を感じられず、途中で挫折してしまうケースもあります。最短期間で脱毛を終えるためにも、クリニックや脱毛サロンが推奨するスケジュールに沿って、適切な間隔で通うのがおすすめです。
3-2.髭脱毛の間隔を空けなかった場合
髭脱毛で適切な間隔を空けなかった場合は、施術効果をうまく得られない可能性があります。間隔を空けずに施術を受けても、まだ生え変わりが進んでおらず、新たに照射できる成長期段階の髭が少ないためです。成長期段階の髭がある程度の数に増えるまで、適切な期間を空けて通うことで、脱毛効果を感じやすくなります。
また、医療脱毛と脱毛サロンにおける施術では程度が異なるものの、照射後の肌はダメージを受けています。脱毛を早く終わらせたいからと言って、間隔を空けずに照射を行うと、赤みなどの肌トラブルにつながるリスクも否定できません。
さらに、肌の状態に異常があった場合は脱毛を中断しなければならず、スムーズな脱毛が行えないケースも考えられるでしょう。
4.髭脱毛ならニードル脱毛もおすすめ！
施術方法には、レーザー脱毛や光脱毛をはじめ、さまざまな種類があります。レーザー脱毛や光脱毛のほか、脱毛効果が高いことで知られるニードル脱毛もおすすめです。
ニードル脱毛では、電気を通す細い針を毛穴に刺し、毛根細胞にダメージを与えます。毛根細胞を直接破壊できるため、高い脱毛効果が期待でき、永久脱毛が目指せる点がメリットです。色素に反応して照射する仕組みではないため、日焼け肌や白髪の場合も脱毛できます。
アロンソのニードル脱毛は高周波、かつ出力が高いフラッシュ法を採用しており、1本あたり0.01秒のスピードで処理可能です。さらに、出力調整が可能なため、痛みも軽減できます。レーザー脱毛や光脱毛で効果を実感できない方に、特におすすめの脱毛方法です。
まとめ
髭脱毛は、毛周期に合わせて適切な間隔を空けることで、より脱毛の効果を得やすくなります。髭脱毛に通う間隔は医療脱毛と脱毛サロンで異なり、医療脱毛は1か月～2か月、脱毛サロンであれば3週間～4週間が目安です。髭脱毛の効果を実感しやすい回数は、医療脱毛が約3〜4回、脱毛サロンが約10回～となっており、ツルツルの状態を目指すのであればさらに回数を重ねる必要があるでしょう。
脱毛の間隔が空きすぎると効果を得にくい可能性があるため、クリニックや脱毛サロンが推奨しているスケジュールに沿って、適切な間隔で通うことが大切です。
メンズ脱毛お役立ちコラムを読んでいただき、ありがとうございます。 メンズ脱毛アロンソでは、ニードル脱毛でも痛みを極力抑えた超高周波タイプのスーパーフラッシュ法を採用しています。脱毛本場アメリカが認める「永久脱毛」と言われる施術方法なので、安心してお任せいただけます。メンズ脱毛をお考えであれば、ぜひ一度ご相談ください。 お電話でもフォームでも対応いたします。
