家庭用脱毛器はVIO脱毛に効果がないのは本当?注意点も詳しく解説

家庭用脱毛器を使ってVIOの脱毛を行いたいものの、効果がないという話を耳にし不安に思っている方もいるかもしれません。家庭用脱毛器は効果が出始めるまでに時間がかかるため、自宅で脱毛をする際は根気強く続けることが大切です。

当記事では、家庭用脱毛器でVIO脱毛を行うときの方法や注意点を詳しく解説します。自宅で手軽にVIO脱毛を行いたい方は、ぜひ当記事を参考にして、安全で正しい方法を守りながら脱毛しましょう。

記事監修者情報

山下真理子 医師
山下真理子
専門科目
皮膚科
経歴
京都府立医科大学卒業後、医師に。主に美容医療に従事するが、医療専門学校にて講師を務めて、医療教育にも従事する。
資格
医師

1. 家庭用の脱毛器とは?

家庭用の脱毛器は、自分の好きなタイミングでムダ毛のお手入れができることが最大のメリットです。脱毛サロンに通うには、都合を合わせて予約する必要があるため、忙しい方や施術を受けるのが恥ずかしい方などは家庭用脱毛器を検討するとよいでしょう。

家庭用の脱毛器であれば、時間や場所を気にすることなく自由に脱毛が可能です。家庭用脱毛器の仕組みは脱毛サロンの脱毛機と同じですが、出力は家庭でも安全に手入れできるように抑えられています。

家庭用脱毛器はフラッシュ式とレーザー式の2種類あり、脱毛初心者におすすめなのはフラッシュ式です。フラッシュ式は痛みが少なく、照射口が大きいため一度に幅広い範囲へ照射できます。しかし、脱毛効果を実感するまでに時間がかかり、すぐに効果を実感するのは難しいでしょう。一方、レーザー式はフラッシュ式よりも脱毛効果を感じやすいものの、照射口が小さく、全身の脱毛を行うことを手間に感じる方は少なくありません。また、レーザー式のほうが痛みを感じやすいので、痛みに敏感な方はフラッシュ式を選びましょう。

2. 家庭用脱毛器で効果的にVIO脱毛を行う方法

デリケートゾーンであるVIOは皮膚が薄いため、家庭用脱毛器を使用するときは使用方法をしっかり確認することが大切です。VIO脱毛を安全で効果的に行う方法は下記の通りです。

1 照射テストをする
VIOに照射する前に、必ず腕の内側などの皮膚が薄い部位で照射テストを行ってください。肌の強さや痛みの感じ方は個人差が大きいため、照射レベルなどを確認して調整することが大切です。

2 脱毛する部位の自己処理をする
家庭用脱毛器は毛根のメラニン色素に反応することで脱毛を行います。ムダ毛がある状態で脱毛器を使うとやけどのおそれがあるため、照射する前には、必ず剃毛しておきましょう。脱毛前の剃毛は、肌にやさしい電気シェーバーが最適です。

3 脱毛する部位を冷やす
脱毛する部位をしっかり冷やすと、肌への痛みを和らげることができます。やけどのリスクも軽減できるため、肌に保冷剤などを当てて脱毛する部位をしっかり冷却しましょう。

4 脱毛器を肌に当てる
照射テストで問題のなかったレベルに調整してから肌に脱毛器を当てます。最初は比較的手入れしやすいVラインからスタートし、施術に慣れてきたらIラインやOラインの施術に進みましょう。脱毛は痛みや肌に赤みがないか確認しながら行います。IラインとOラインを自分で照射する場合は、鏡を使うと見えやすくなります。

5 しっかりと保湿を行う

VIOの皮膚は薄くデリケートなため、脱毛後の保湿ケアは大切です。脱毛後の肌にほてりやかゆみなどを感じる場合はしっかりと冷やしてください。

肌に違和感がなくなったら、入念に保湿しましょう。しっかりと保湿することで脱毛後の肌荒れを防ぎ、仕上がりも美しく快適に脱毛を進められます。

3. 家庭用脱毛器でVIO脱毛するときの注意点

家庭用脱毛器は自分の好きな時にお手入れができる手軽さが人気です。ただし、VIOは肌が薄くデリケートな部位なので、セルフで行うのは心配だという方もいるでしょう。特にIラインやOラインは狭く施術がやりにくい部位でもあるため、細心の注意を払って施術する必要があります。

以下では、家庭用脱毛器を使うときの注意点を解説します。

3-1. 粘膜には照射しないようにする

家庭用脱毛器でVIO脱毛を行う場合は、VIO対応の脱毛器かを確認してください。ただし、VIO対応の家庭用脱毛器であっても粘膜部分への使用はできません。VIO脱毛する際はやけどしないように弱い出力で冷却しながら行いましょう。

特にIライン・Oラインはとても狭い部位なため、下着などで粘膜を保護しながら照射するようにしてください。見えづらい場合は、立って片足を椅子にのせ、鏡を使うと施術しやすくなります。

また、家庭用脱毛器の照射口が大きすぎるときれいに脱毛できなかったり、粘膜部分まで照射してしまったりするおそれがあります。しかし、照射口が小さすぎると、Vラインなどの広い範囲を照射する際に、何度も照射しなくてはならず、手間がかかります。照射口のサイズを部位によって交換できる脱毛器がおすすめです。

3-2. 低い出力から始める

照射レベルは痛みの度合いにも関係します。VIO脱毛に慣れないうちは痛みを強く感じることがあるため、低い出力からスタートしましょう。施術に慣れてきたら少しずつ出力を上げていくと痛みにも慣れやすく効果的です。痛みがある状態で無理して使い続けると、肌にダメージを与えるだけでなく、脱毛すること自体が負担になりかねません。

VIO脱毛では、照射レベルの強弱が調整できる家庭用脱毛器を使用しましょう。

3-3. 効果を実感するまでに時間がかかる

家庭用脱毛器でVIO脱毛の効果を実感するまでには時間がかかります。家庭用脱毛器を毎日使ったからといって、効果が高まったり脱毛完了時期が早まったりすることはありません。過剰な施術は、肌へ負担がかかるので避けましょう。

毛は、毛周期と言われる「成長期・退行期・休止期」の3つの期間を繰り返しています。脱毛する際は「成長期」の毛に照射するのが最適です。成長期は2〜8週間に1度のペースでやってくるため、最初のうちは2週間に1回程度の頻度で脱毛を行いましょう。

また、照射回数だけでなく照射時間や出力レベルなども注意が必要です。安全かつ効率的に脱毛をするためには、使用する家庭用脱毛器の取扱説明書を必ず確認し、しっかり使い方を守ることが大切です。

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4. 家庭用脱毛器はVIO脱毛に効果がない?

家庭用脱毛器は毛に照射する際の出力パワーが弱いため、施術を行ってもすぐには効果を感じにくい傾向にあります。使用方法を守り、継続して使い続けることが大切です。使用方法を守らず自己流で行っていると十分な効果は期待できないでしょう。

そもそも脱毛は、1度の施術だけで効果を実感できるわけではありません。継続して脱毛の施術を繰り返し行うことで、少しずつ毛が薄くなり新しい毛が生えにくくなっていきます。脱毛の効果は、自分の毛質や使用する家庭用脱毛器によっても異なります。すぐに効果が実感できないからといってすぐにやめてしまわずに、コツコツとケアを継続することが必要です。

また、VIOは自分では見えにくく手も届きにくいため、施術が難しいと感じる方も少なくありません。デリケートゾーンであるVIO脱毛の場合、繰り返し脱毛することで肌にダメージを与える可能性があり、特に肌が弱い方は注意が必要です。

VIOなどのデリケートな部位を脱毛する際は、プロに任せることでトラブルの心配もなく、満足度の高い仕上がりが期待できます。安全に肌へのダメージを押さえて確実に脱毛したい場合は、脱毛サロンを利用するのがおすすめです。

まとめ

VIO脱毛を家庭用脱毛器で行うときは、効果を実感するまでに時間がかかるため、使用方法を守って継続的に使い続けることが大切です。家庭用脱毛器はさまざまな種類があり、VIO脱毛に適していないものや照射口が小さいものなどもあるので、目的に合ったものを選びましょう。

また、VIOは肌が薄く、傷つきやすいデリケートな部分です。自分で脱毛するのが不安な方は、脱毛サロンを利用し、プロによる施術を受けることをおすすめします。

女性脱毛技能士金子

メンズ脱毛お役立ちコラムを読んでいただき、ありがとうございます。 メンズ脱毛アロンソでは、ニードル脱毛でも痛みを極力抑えた超高周波タイプのスーパーフラッシュ法を採用しています。脱毛本場アメリカが認める「永久脱毛」と言われる施術方法なので、安心してお任せいただけます。メンズ脱毛をお考えであれば、ぜひ一度ご相談ください。 お電話でもフォームでも対応いたします。

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