
男性の肛門(Oライン)の毛は濃い傾向にあり、排泄物がうまく拭き取れなかったりトイレットペーパーが毛に絡まったりなど、煩わしさを感じている方も多いでしょう。肛門はデリケートであるため、見えない状態で行う自己処理には不向きの場所です。肛門(Oライン)の毛は、脱毛サロンや医療脱毛サロンでプロに処理してもらうと安心でしょう。
当記事では、肛門(Oライン)の脱毛方法と脱毛をするメリット・デメリットなどを解説します。肛門(Oライン)の毛を脱毛したい方は、ぜひご一読ください。
記事監修者情報

- 山下真理子
- 専門科目
- 皮膚科
- 経歴
- 京都府立医科大学卒業後、医師に。主に美容医療に従事するが、医療専門学校にて講師を務めて、医療教育にも従事する。
- 資格
- 医師
1.肛門(Oライン)の脱毛とは?
肛門(Oライン)とは、肛門を1周する範囲をアルファベットのOに見立てた呼び名です。他にも陰部の前側をVライン、VラインからOラインにかけてをIラインと呼び、3つのデリケートゾーンを総称したものをVIOラインと呼びます。
肛門(Oライン)の脱毛とは肛門周り約4〜6cmの範囲を指し、脱毛ではお尻全体の毛はヒップという別の部位になります。脱毛の施術を検討する際は、肛門(Oライン)とヒップが別の場所であることに留意しましょう。
Oラインの毛が多いと、見た目が不潔な印象になり、蒸れやニオイがひどくなる原因にもなります。排泄物が毛に残り、雑菌が増殖して不衛生な状態となるため、病気のリスクも高まる可能性があるでしょう。Oラインは、アンダーヘアの中でも特に自己処理が難しい部位のため、近年は脱毛サロンや医療脱毛クリニックでOライン脱毛を検討する男性が増加傾向にあります。
Oラインの脱毛は、自分の目で直接見ながら処理することができません。カミソリや電気シェーバーを使用して処理することもできますが、直接目視できないため、肛門周囲の肌を傷つけるリスクがあります。肛門周囲は肌が敏感なデリケートゾーンです。肌への負担が大きくならないように気をつけて処理しなければなりません。
肛門の脱毛を考えている人は、VIOラインをセットで脱毛するのがおすすめです。Oラインだけ脱毛すると、VラインやIラインの毛が気になる場合がほとんどです。後から別の部位も追加すると、時間も料金も余計にかかる場合があるため、VIOラインはセットで脱毛するのがよいでしょう。
2.肛門(Oライン)の脱毛方法
男性が肛門(Oライン)を脱毛したい理由として、衛生面と女性への配慮の2点が挙げられます。
肛門(Oライン)は、ムダ毛に排泄物が付着するとうまく拭き取れずニオイの原因となったり、しっかり拭くために強く擦ると痛みを生じたりする部位です。肛門(Oライン)の毛が濃くないほうが、清潔感があり女性からの印象もよくなる可能性があります。近年では、将来的に介護を受ける立場になったとき排泄物の拭き取りが楽になるよう、肛門(Oライン)の脱毛をする男性もいます。
以上の理由から肛門(Oライン)を脱毛したくなったとき、処理する方法は以下の2つです。
2-1.自己処理
自己処理は、カミソリや電気シェーバー、除毛クリームなどを使って比較的手軽に行えます。それぞれの自己処理方法の特徴は、下記の通りです。
●カミソリ・電気シェーバー
シェービング剤を塗布して皮膚が傷つかないよう保護し、合わせ鏡で確認しながら行います。ただし、剃った毛の断面が鋭利になっているため、生えてくるとチクチクとした不快感を覚えやすいです。
●除毛クリーム
陰部にカミソリや電気シェーバーを使うのに抵抗がある方は、除毛クリームがおすすめです。剃りきれなかった毛を処理するために、カミソリや電気シェーバーと併用してもよいでしょう。薬剤で毛を溶かすため毛の断面が丸くなり、チクチクしにくい処理方法です。
自己処理は手軽な反面、カミソリや電気シェーバーは皮膚の乾燥や埋もれ毛(埋没毛)、毛嚢炎などのトラブルが懸念されます。肛門(Oライン)の皮膚はデリケートなため、除毛クリームが肌に合わないケースもあるでしょう。
2-2.脱毛サロンや医療脱毛クリニックでの処理
脱毛サロンでは光脱毛、医療脱毛クリニックではレーザー脱毛で処理します。
光脱毛は脱毛というより厳密には減毛と言い、光を照射して毛母細胞にダメージを与えることで毛周期を遅らせます。医療脱毛クリニックの施術よりも痛みを抑えられるため、痛みに弱い方におすすめです。回数を重ねればクリニックと同等のレベルまで毛を減らせ、ほとんど自己処理が不要な状態になるでしょう。
レーザー脱毛は、毛を作る細胞である「毛母細胞」をレーザーで破壊する脱毛です。組織を破壊するため施術の効果が高い反面、光脱毛に比べて痛みを伴います。VIOラインのセットプランか1部位単位で行うのが一般的で、5回〜8回で10〜15万円程度が費用の相場です。
Alonsoの光(IPL)脱毛は、Oライン単独なら10回8万8千円、VIOセットなら1回7千800円とリーズナブルな価格設定です。毛根に針を挿入し電気を流すことで、皮膚を傷つけず高い脱毛効果が得られるニードル脱毛での施術も可能です。
3.Oライン(肛門)のムダ毛の自己処理はリスクも
Oラインのムダ毛を自己処理すると、手間がかかる上に肌を傷つけやすいといったリスクがあります。毛抜き・カミソリ・除毛クリーム・ブラジリアンワックスなどのセルフ処理は、控えたほうが無難でしょう。Oラインのムダ毛処理をするときは、脱毛サロンや医療脱毛クリニックでプロに任せたほうが安心です。
Oラインのムダ毛処理を、脱毛サロンや医療脱毛クリニックに任せたほうがよい理由は、下記の通りです。
- 自己処理よりもきれいに仕上がる
- 自己処理の手間から解放される
- 自己処理による肌へのダメージを防げる
Oラインのムダ毛を自宅で処理すると、毛の長さや見た目にバラツキが生じます。自分で直接目視することができずに、感覚的に処理するしか方法がないためです。
また、肌を傷つけないように慎重に処理していると、時間がかかる上に手間がかかってイライラすることもあるでしょう。脱毛サロンや医療脱毛クリニックでプロにお願いすると、短い時間できれいに仕上がるケースがほとんどです。
4.Oライン(肛門)の永久脱毛はニードル脱毛がおすすめ!
Oラインの脱毛方法には、光脱毛・レーザー脱毛・ニードル脱毛の3種類があります。光脱毛は脱毛サロンで行われる方法で、痛みが少ないのが特徴です。レーザー脱毛は医療機関で行われる方法で、強い痛みを感じやすいものの、高い脱毛効果が期待できるという魅力があります。
ニードル脱毛とは、電気が流れる専用の針を使ってムダ毛を処理する方法です。電流や高周波で毛母細胞を破壊するため、施術した毛穴から毛が生えてこない永久脱毛効果が期待できます。
ニードル脱毛は、施術後すぐに効果を実感できる上に、脱毛したい部分の細かい調整ができる点が他にはないメリットです。施術領域が狭く、細かい調整が求められるOラインの脱毛に適した方法と言えるでしょう。
5.Oライン(肛門)のムダ毛を脱毛するメリット
Oライン(肛門周辺)のムダ毛は、自分では見えにくく処理しづらい部位ですが、実は清潔感や快適さに大きく関わる重要な箇所です。
最近では、見た目の印象や衛生面を意識して、VIO脱毛の一環としてOラインを脱毛する男性も増えています。
ここでは、Oラインを脱毛することで得られる主なメリットについて、具体的にご紹介します。
肌トラブルの予防や自己処理の負担軽減など、意外と多くのメリットがあることに驚くかもしれません。
5-1.【メリット1】見た目がきれいになる
Oラインを脱毛することで、見た目がすっきりしてきれいに見えます。毛があるかないかだけの差ですが、想像以上に精神的なメリットがあるでしょう。
Oラインの毛がないと、自分自身だけでなくパートナーの満足度も高くなる傾向にあります。女性の中には毛深い状態を嫌う人も少なくありません。たとえパートナーであっても、毛深い状態だと不快感を覚える可能性もあります。近年は脱毛している男性に対して好感を持つ女性も増えているため、見た目の清潔感が重要です。
5-2.【メリット2】肛門周りの臭い・蒸れが軽減する
肛門周りのムダ毛を脱毛すると、臭い・蒸れが軽減して清潔な状態を維持できます。気温や湿度が高い時期の不快感が減少し、清潔かつ快適な状態で毎日を過ごせます。
排泄物が肛門の毛に付着せず、衛生的にも大きなメリットが期待できるでしょう。将来的に介護者の負担も減らせるため、介護が必要になるときに備えて肛門(Oライン)の脱毛を検討する男性も少なくありません。
5-3.【メリット3】トイレが楽になる
Oラインを脱毛すると、トイレが楽になるのもメリットの1つです。肛門周りの毛がなくなることで、排便がスムーズになります。
Oラインの毛が多い男性の中には、ウォシュレット使用時も気になるという人も多くいますが、そのような悩みも脱毛することで解消されます。排泄物が毛に絡まらず、排泄後の拭き残しが生じることも少なくなるため、トイレでの不快感が軽減されるでしょう。
Oラインの脱毛に抵抗を感じる男性は多くいますが、脱毛後に得られる日常的な爽快感を考えると脱毛のメリットは大きいと言えます。
5-4.【メリット4】自己処理の手間から解放される
肛門周りのムダ毛を脱毛することで、自己処理の手間から解放されるのもメリットの1つです。自己処理をして一時的に毛が短くなっても、時間が経つとすぐに毛が生えてきて、処理を頻繁に行わなければ、元の状態に戻ってしまいます。脱毛サロンや医療脱毛クリニックの脱毛機器による施術では、1回の脱毛処理により一定期間は脱毛効果が続くため、施術回数を重ねるほど自己処理の手間が省けます。
Oラインは自己処理が難しい部位であるため、自己処理による肌トラブルのリスクを抑えられるのも大きなメリットでしょう。
6.Oライン(肛門)のムダ毛を脱毛するデメリット
Oライン(肛門周辺)の脱毛は、衛生面の向上や自己処理からの解放といったメリットが多く、メンズ脱毛でも人気が高まりつつあります。
しかし、その一方で見落としがちなデメリットも存在します。
ここでは、Oライン脱毛を検討するうえで注意しておきたいポイントについて詳しく解説します。
6-1.【デメリット1】恥ずかしく感じる場合がある
Oラインの脱毛施術を受ける際に、恥ずかしいと感じる男性は少なくありません。しかし、脱毛サロンや医療脱毛クリニックのスタッフは何回も施術を行っているので、特に何も感じていないでしょう。
施術中はうつ伏せ状態で、スタッフが専用のショーツを少しずつずらしながら脱毛処理をします。「女性スタッフにデリケートゾーンを見られるのが恥ずかしい」「女性スタッフだと勃起してしまいそうで不安」という人は、お店に相談することをおすすめします。男性スタッフ・女性スタッフどちらも常駐しているお店もあるため、男性スタッフを希望したいと伝えるとよいでしょう。
6-2.【デメリット2】痛みを感じる場合がある
脱毛の仕方によっては、痛みを感じることもあります。レーザーや光を照射すると組織にダメージが加わるため、ゴムで弾かれたような鋭い痛みを感じる場合があります。特に肛門周囲のような毛が濃い部分の脱毛は、毛が薄い部分と比べて痛みが強くなるのが特徴です。
一般的なサロン脱毛よりも、クリニックなどの医療機関で行う医療レーザー脱毛のほうが、痛みが強い傾向にあります。クリニックによっては、笑気による吸入麻酔、麻酔クリームを塗布する表面麻酔なども利用できるので、施術中の痛みが心配な場合は事前に相談するとよいでしょう。
6-3.【デメリット3】肌トラブルのリスクがある
Oラインは汗や蒸れが起きやすく、常に摩擦を受ける部位でもあるため、脱毛後に赤みやヒリつき、毛嚢炎(もうのうえん)などの肌トラブルが起きるリスクもあります。
特に肌が敏感な方や、自己処理で肌を傷めていた方は注意が必要です。
トラブルを防ぐためには、施術後のアフターケアが非常に重要です。
サロンで推奨される保湿ケアや清潔を保つ習慣を怠らないようにしましょう。
また、トラブルが起きた場合に備えて、提携医療機関があるサロンを選ぶとより安心です。
6-4.【デメリット4】痔などの肛門疾患がある場合は施術できないこともある
Oライン脱毛では、肛門周辺に直接施術を行うため、痔や肛門周囲膿瘍、皮膚疾患などがあると施術を断られるケースがあります。
患部の状態によっては脱毛が悪化要因となる可能性もあるため、自己判断せず、必要に応じて医師の診断を受けることが大切です。
症状が軽い場合や完治していれば施術可能なケースもあるため、サロンの無料カウンセリングなどで状況を説明し、対応可能かどうかを相談しておきましょう。
7.Oライン(肛門)の脱毛は痛い?脱毛方法ごとの痛みの違いも解説
Oライン(肛門周辺)は皮膚が薄く、粘膜に近いデリケートな部位であるため、脱毛時に痛みを感じやすい部位です。
ただし、痛みの強さは使用する脱毛方法によって大きく異なります。
ここでは主な脱毛方法別に、痛みの特徴や対処法について詳しく解説します。
7-1. 医療レーザー脱毛:効果が高い分、痛みも強め
医療機関で使用されるレーザー脱毛機は、毛根を破壊するために高出力のレーザーを照射します。
その分、Oラインのような敏感な部位では強い痛みを感じることがあります。
特に黒くて太い毛に対してはしっかり反応するため、「輪ゴムでパチンと弾かれるような痛み」と表現されることが多いです。
しかし近年では、冷却機能付きのレーザー機器や麻酔クリームを併用することで痛みを軽減できるクリニックも増えており、痛みに不安がある場合はカウンセリングで相談しておくと安心です。
7-2 光脱毛(フラッシュ脱毛):痛みはマイルドで初心者向き
光脱毛はサロンで主に採用されている脱毛方法で、レーザーに比べて出力が弱く、痛みも控えめです。
Oラインの場合でも「温かさを感じる程度」「チクッとする軽い刺激」など、比較的マイルドな感覚で済むことが多いため、脱毛が初めての方や痛みに弱い方には適した選択肢です。
ただし、出力が弱い分、効果の実感までに時間がかかるというデメリットもあります。
痛みを抑えつつ、時間をかけて徐々に毛を薄くしていきたい方に向いています。
7-3 ニードル脱毛(電気脱毛):痛みは最も強いが、確実に永久脱毛できる
ニードル脱毛は、毛穴ひとつひとつに電流を流して毛根を破壊する方法で、唯一“永久脱毛”と認められている手法です。
ただし、1本ずつ処理していくため、Oラインのような部位では施術時間が長くなりやすく、痛みも強く感じやすい傾向にあります。
「チクチクと刺すような痛みが続く」と表現されることが多く、痛みに弱い方にはハードルが高い方法ですが、その分、白髪や色素の薄い毛にも対応できるメリットがあります。
7-4 ワックス脱毛・シェービング:即効性はあるが痛みや肌への刺激が強い
セルフで行うワックス脱毛やシェービングも選択肢のひとつですが、Oラインへの使用は基本的におすすめできません。
ワックス脱毛は毛を一気に引き抜くため非常に痛く、肌トラブルのリスクも高いです。
また、カミソリによる自己処理は皮膚を傷つけやすく、かゆみや炎症の原因になります。
清潔感や仕上がりの安全性を重視するなら、専門のサロンでプロに任せるのが安心です。
8.Oライン(肛門)の脱毛は何回通えば効果を感じられる?費用相場は?
Oライン(肛門周辺)の脱毛は、衛生面の向上や自己処理の手間軽減など、多くのメリットがあります。
しかし、効果を実感するまでに必要な回数や費用は、脱毛方法によって大きく異なります。
ここでは、医療レーザー脱毛、光脱毛(フラッシュ脱毛)、ニードル脱毛の3つの主な脱毛方法について、それぞれの効果を感じるまでの回数と費用相場を詳しく解説します。
8-1 医療レーザー脱毛:高い効果を短期間で実感
- 効果を感じるまでの回数:5~10回程度。
- ツルツルを目指す場合:10回以上が目安。
- 施術間隔:1~3ヶ月に1回。
- 費用相場:5回で約3~5万円、VIOセットで約10~17万円。
医療レーザー脱毛は、毛根を破壊するため、少ない回数で高い効果が期待できます。
特にOラインのようなデリケートな部位でも、短期間で自己処理が不要になる状態を目指せます。
ただし、痛みを感じやすい部位でもあるため、麻酔クリームの使用や出力調整など、痛み対策が充実しているクリニックを選ぶと安心です。
8-2 光脱毛(フラッシュ脱毛):痛みが少なく、初心者向け
- 効果を感じるまでの回数:6~12回程度。
- ツルツルを目指す場合:15回以上が目安。
- 施術間隔:2週間~3ヶ月に1回。
- 費用相場:6回で約5~10万円。
光脱毛は、出力が医療レーザーよりも弱いため、痛みが少なく、脱毛初心者や痛みに敏感な方に適しています。
ただし、効果を実感するまでに時間がかかるため、長期的な計画が必要です。
また、医療機関ではないため、万が一の肌トラブル時の対応に限界がある点も考慮しましょう。
8-3 ニードル脱毛(電気脱毛):確実な永久脱毛が可能
- 効果を感じるまでの回数:個人差が大きく、数回~十数回。
- ツルツルを目指す場合:毛量や範囲によって異なる。
- 施術間隔:毛の生え具合に応じて調整。
- 費用相場:1時間あたり約1~2万円。
ニードル脱毛は、毛穴一つ一つに電流を流して毛根を破壊するため、確実な永久脱毛が可能です。
特に白髪や色素の薄い毛にも対応できます。
しかし、施術時間が長く、痛みも強いため、痛みに強く、確実な脱毛を求める方に向いています。
脱毛方法によって、効果を感じるまでの回数や費用、痛みの程度が異なります。
自身の毛質や肌質、予算、痛みの耐性などを考慮し、最適な脱毛方法を選ぶことが大切です。
また、無料カウンセリングを活用して、専門家の意見を参考にすることをおすすめします。
9.肛門(Oライン)の脱毛を脱毛サロンや医療脱毛クリニックでするときの流れ
光やレーザーはメラニン色素に反応するため、毛が生えている状態だと強く反応し火傷の原因となります。そのため、施術を受ける際は事前に自分で剃毛をする必要があります。一方で、ニードル脱毛は現在生えている毛の毛穴から針を挿入するため、自己処理は不要です。
脱毛サロンや医療脱毛クリニックでの施術の流れは、下記の通りです。
1 | カウンセリング |
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初回の来店時は、カウンセリングからスタートします。脱毛の仕組みや機械の説明を受け、悩みに合わせたコース内容を提案してもらえます。不安や疑問点は、カウンセリングの際に解消しましょう。 |
2 | 肌状態の確認 |
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肌の状態や剃り残しをチェックし、剃り残しがあれば処理します。また傷などがある部位は避けて施術します。 |
3 | 施術 |
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問題がなければ、施術部位の消毒をしてから施術します。肛門(Oライン)の施術はうつ伏せまたは横向きの体勢で行われ、脱毛部位以外はタオルをかけるため施術スタッフからは必要最低限の範囲が見える状態です。スピーディーに行われ、恥ずかしさを感じることは少ないでしょう。 |
4 | アフターケア |
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施術部位をクールダウンし、ジェルやクリームで肌を保護します。 |
10. Oライン(肛門)の脱毛に関するよくある質問
Oライン脱毛を検討する際、多くの方が抱える疑問や不安について、よくある質問形式で解説します。
10-1. Oライン脱毛の施術時の体勢はどのようになりますか?
施術時は、うつ伏せで軽く脚を開いた体勢が一般的です。施術部位以外はタオルなどで覆われ、プライバシーに配慮されています。
場合によっては、四つん這いの体勢を求められることもありますが、施術時間は短く、スタッフはプロフェッショナルとして対応しますので、安心して受けられます。
10-2. Oライン脱毛の施術を受ける際、どのような服装で行けばいいですか?
施術時には、専用の紙ショーツやタオルを使用して施術部位以外を覆います。
特別な服装で行く必要はありませんが、脱ぎ着しやすい服装を選ぶとスムーズです。
10-3. 自己処理でOラインを剃るのは危険ですか?
はい、Oラインの自己処理は非常に危険を伴います。鏡を使っても視界が悪く、誤って皮膚を傷つけるリスクが高いため、出血や炎症、埋没毛の原因になります。
また、繰り返しの自己処理によって黒ずみが起こることもあります。
清潔かつ安全に処理したいなら、プロの手による脱毛がおすすめです。
10-4. Oライン脱毛の施術後、どのようなケアが必要ですか?
施術後は、肌が敏感になっているため、保湿をしっかり行い、清潔を保つことが重要です。
また、施術当日は湯船に浸かることや激しい運動、飲酒は避けるようにしましょう。
万が一、赤みやかゆみなどの肌トラブルが発生した場合は、すぐに施術を受けたクリニックに相談してください。
10-5. Oラインの毛が残っていると不衛生ですか?
Oラインの毛は排泄後のふき取りをしにくくしたり、汗や汚れが付着しやすくなったりするため、衛生的とはいえません。
脱毛によって清潔さが保ちやすくなり、においやムレ、かゆみなどのトラブルも軽減できます。
介護を見据えた“介護脱毛”としてもOライン脱毛は注目されています。
まとめ
肛門(Oライン)の脱毛は、肛門の周囲約4〜6cmの範囲を指し、お尻全体の毛とは違う部位です。肛門(Oライン)の脱毛の方法は、自己処理または脱毛サロンか医療脱毛サロンでの処理の2種類です。自己処理の回数が減ることから、近年では脱毛サロンや医療脱毛クリニックで肛門(Oライン)の脱毛をする男性が増えています。
脱毛サロンでは光脱毛またはニードル脱毛、医療脱毛クリニックではレーザー脱毛の施術が受けられます。脱毛効果がそれぞれ異なるため、脱毛の特徴を知り自分に合った脱毛を選択しましょう。

メンズ脱毛お役立ちコラムを読んでいただき、ありがとうございます。 メンズ脱毛アロンソでは、ニードル脱毛でも痛みを極力抑えた超高周波タイプのスーパーフラッシュ法を採用しています。脱毛本場アメリカが認める「永久脱毛」と言われる施術方法なので、安心してお任せいただけます。メンズ脱毛をお考えであれば、ぜひ一度ご相談ください。 お電話でもフォームでも対応いたします。