ハイジニーナ脱毛は後悔する?理由と対策・メリットを解説

VIOの脱毛はアンケート調査では、脱毛をしたい男性の中で3番目に脱毛したいと多く選ばれている箇所です。

出典:PR TIMES「【メンズ脱毛アンケート調査】10代~50代男性の脱毛に関する意識調査」

VIOの脱毛をしようか迷っている方の中には、VIOの毛をすべてなくしてしまう「ハイジニーナ脱毛」をしたい方もいるのではないでしょうか。ハイジニーナ脱毛は清潔感が増し陰部のニオイ軽減にもなると近年注目されている脱毛の処理方法です。

当記事では、ハイジニーナ脱毛の基本情報やメリット・デメリット、また脱毛後に後悔しないための対策などを解説します。ハイジニーナ脱毛に興味のある方は、ぜひお役立てください。

記事監修者情報

山下真理子 医師
山下真理子
専門科目
皮膚科
経歴
京都府立医科大学卒業後、医師に。主に美容医療に従事するが、医療専門学校にて講師を務めて、医療教育にも従事する。
資格
医師

1.ハイジニーナ脱毛とは?

ハイジニーナ脱毛とは、VIOと呼ばれる陰部の正面・両側・肛門まわりの部分すべてを脱毛し、毛のない状態にすることです。「清潔・衛生」という意味をもつ英単語「Hygiene(ハイジーン)」が語源となってできた和製英語で、医療脱毛クリニックや脱毛サロンで行う脱毛プランで使われるようになりました。

海外ではハイジニーナは一般的であり、衛生面から清潔を保つために女性だけでなく男性もハイジニーナにしているケースも多いと言われています。イスラム圏ではコーランの教えから身体を清潔に保つことが重んじられており、結婚する際に女性はアンダーヘアを、男性は胸と足以外の体毛を処理することになっています。

欧米でもハイジニーナなどの脱毛は一般的とされ、主にブラジリアンワックスを用いた脱毛方法で処理をしています。ハイジニーナだけでなく、陰部の毛量を減らしたり形を整えたりするケアはエチケットだという認識があるためです。

一方日本でも、将来介護されることを視野に入れてハイジニーナを検討する方が増えてきていると言われています。介護が必要になった場合、ハイジニーナにすることでムレやニオイ、肌トラブルを軽減でき、排泄時に介護者への負担が少なくなります。ハイジニーナにする方は日本では少数派と言われていますが、近年では「介護脱毛」という言葉とともに注目されるようになりました。

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1-1.ハイジニーナ脱毛とVIO脱毛の違い

陰部を脱毛することをVIO脱毛と言いますが、VIO脱毛の中でも陰部すべての毛をなくしてしまうことをハイジニーナ脱毛と言います。VIO脱毛とはアンダーヘアをすべて脱毛するほかに、逆三角形や四角形などの好みの形に整えることを指します。

そのため、ハイジニーナ脱毛もVIO脱毛の一種と言えるでしょう。

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2.ハイジニーナ脱毛は後悔する?メリット・デメリット

VIO脱毛やハイジニーナ脱毛は、性別関係なく特別なことではなく一般的に常識になりつつあります。デリケートゾーンの毛を綺麗な形に整えたりなくしたりすることで清潔感が増し、前向きな気分になれる方もいます。

実際に行ったアンケート調査でも、9割以上のハイジニーナ脱毛経験のある女性がハイジニーナにしてよかったと回答していることから、満足度が高いことが分かります。

出典:PR TIMES「【ハイジニーナ女子1,005人に聞いた!】ハイジニーナのきっかけやメリット・デメリットは?ハイジニーナに関するリアルな声が集まる」

ここでは、ハイジニーナ脱毛のメリットとデメリットについて解説します。

2-1.ハイジニーナ脱毛のメリット

ハイジニーナ脱毛のメリットは、次の3つです。

デリケートゾーンの毛が落ちる心配がなくなる
デリケートゾーンの毛は気が付かないうちに抜けていることも多く、掃除をこまめにしても落ちていることがあります。アンダーヘアが落ちていることで来客に不潔な印象を与える場合もあるでしょう。ハイジニーナ脱毛でデリケートゾーンの毛をなくすことで、部屋にアンダーヘアが落ちている心配はなくなります。
女性ウケが良くなる
男性がハイジニーナ脱毛をすることに賛成している女性は意外にも多く、一部のアンケート調査では6割以上が賛成です。女性は男性よりも毛の処理に努めている場合が多いため、毛に対して「不衛生」「汚い」といったマイナスイメージを持っている方もいます。ハイジニーナ脱毛することで清潔感がでて、女性ウケの向上が期待できるでしょう。

出典:PR TIMES「男性のVIO脱毛に6割超の女性が賛成!実は彼氏に脱毛してほしい?女性150人の本音をアンケート調査」

将来の介護に向けた準備になる
近年、将来介護される側になることを視野に入れてハイジニーナ脱毛する人も増えてきています。介護準備のためのデリケートゾーンの脱毛は「介護脱毛」とも呼ばれており、清潔を保てたり排泄の世話の際に介護者の負担が減ると言われています。介護状態になった場合デリケートゾーンのセルフケアをすることは難しいため、元気なうちにハイジニーナ脱毛をして備えておくと安心でしょう。

2-2.ハイジニーナ脱毛のデメリット

ハイジニーナ脱毛のデメリットは、次の3つです。

医療脱毛で脱毛すると元に戻せない
脱毛サロンで行う美容脱毛は一時的な減毛効果を得られる場合が多く、医療機関で行う医療脱毛は一度脱毛を完了すると半永久的に毛が生えてきません。医療脱毛でハイジニーナ脱毛をした場合、「元に戻したい」「少しだけ残しておけばよかった」と思っても、毛を再生することはほぼ不可能となっています。
温泉や銭湯などで裸になる際に人目が気になる
ハイジニーナ脱毛はデリケートゾーンの毛をすべてなくしてしまうため、銭湯や温泉などで陰部が目立ち、人目が気になって恥ずかしい思いをする場合があります。最近では男性もハイジニーナ脱毛をしている方も少なくありませんが、人目を気にする方とっては公共の場で恥ずかしく感じることもあるでしょう。
脱毛器の照射時に強い痛みを感じる
VIOは濃い毛が密集しているため、メラニン色素に反応して発毛組織を破壊する脱毛器の照射時に強い痛みを感じやすいと言われています。医療脱毛の場合は麻酔を使用することも可能のため、刺激に弱い方は無理せず施術前のカウンセリングで麻酔の使用について相談するとよいでしょう。

3.ハイジニーナ脱毛で後悔する理由

ハイジニーナ脱毛では多くの人が快適と感じる傾向にあるものの、一部の方の中にはしないほうがよかったと後悔する人もいます。ハイジニーナ脱毛で後悔する理由として、次の2つが挙げられます。

温泉に入るときなど周りの視線が気になる
ハイジニーナ脱毛でデリケートゾーンの毛をすべてなくすと、通常よりも陰部が目立つ傾向にあります。VIO脱毛が身だしなみとして一般的になってきている昨今ですが、ケアとしてデリケートゾーンの毛を整えるだけの方もいます。また年配の方は整えていない方がほとんどであるため、デリケートゾーンに毛がない状態だと目立つこともあるでしょう。見られても気にしない方であれば問題ありませんが、他者の目が気になるという方はハイジニーナ脱毛をしたことを後悔する場合もあります。
パートナーからの印象が気になる
多くの女性から肯定的に捉えられているハイジニーナ脱毛ですが、女性の中には「ハイジニーナ=遊んでいる」というイメージを持つ方もいます。整えすぎずナチュラルなアンダーヘアを好む女性もいるため、パートナーからどう見られているか気になる方もいるでしょう。パートナーから浮気や遊んでいるといった誤解をされないためにも、ハイジニーナ脱毛をしている理由を事前に伝えるのがおすすめです。

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4.ハイジニーナ脱毛で後悔しないための対策

ハイジニーナ脱毛をした後で後悔しないために、脱毛をはじめる前にはしっかりと公開しないための対策をしてくことが大切です。

ここでは、ハイジニーナ脱毛をはじめる前にしておきたいことを紹介します。

4-1.パートナーや友人の意見を聞いてみる

パートナーがいる場合は、ハイジニーナ脱毛をする前に相談しておくのがおすすめです。ハイジニーナ脱毛に対しての印象を聞いておくことで、脱毛後にパートナーが自然なほうが好きだったといった意見のすれ違いがなくなります。脱毛をしたい理由も一緒に説明して、パートナーからの理解を得てから施術を受けると、後悔も少ないでしょう。

ハイジニーナ脱毛はデリケートゾーンのすべての毛を脱毛することから、見た目が子どもっぽく感じる男性もいます。ハイジニーナ脱毛をして後悔するかもしれないという不安がある場合は、男性の友人に意見を聞くのもよいでしょう。

4-2.ブラジリアンワックスでハイジニーナを体験してみる

軽い気持ちでハイジニーナ脱毛をすると、脱毛方法によっては後悔する可能性があります。特に医療脱毛やニードル脱毛を受ける場合、発毛組織を破壊するため毛が半永久的に生えてこなくなります。ハイジニーナを体験してみたい場合は、毛が再生するブラジリアンワックスや除毛クリームでハイジニーナを体験してみましょう。

ブラジリアンワックスや除毛クリームでハイジニーナを何度か体験すると、ハイジニーナのメリットやデメリットを体感できます。「ずっとハイジニーナがいい」と感じた際に脱毛を始めると、後悔する可能性が減るでしょう。

4-3.少しずつ脱毛する

アンダーヘアすべてなくすハイジニーナ脱毛をいきなりすると、戻したくても戻せず後悔することもあるでしょう。最初はアンダーヘアを整える程度に脱毛して、少しずつ様子を見ながら脱毛すると実際にハイジニーナ脱毛をするのが決められます。

途中で毛は整える程度で良いと判断した場合は、そのまま整えるだけの脱毛を継続できます。やはりアンダーヘアを処理したいとなったときも、脱毛範囲を増やすことでハイジニーナ脱毛が可能です。少しずつ脱毛を進めていくことにより、脱毛のやりすぎによる後悔が防げるでしょう。

まとめ

ハイジニーナ脱毛は、清潔感の維持や将来の介護に向けた準備など、多くのメリットがあります。しかし、人目やパートナーからの印象、脱毛する際の痛みなど慎重に考慮すべき点も存在します。特に、医療脱毛やニードル脱毛は元に戻すことがほぼ不可能であるため、ハイジニーナ脱毛をするかは慎重に判断する必要があるでしょう。

後悔しそうと不安を感じる場合は、パートナーや友人に相談して意見を聞いてみるのがおすすめです。またブラジリアンワックスや除毛クリームでアンダーヘアをなくし、一時的にハイジニーナを体験するのもよいでしょう。

女性脱毛技能士金子

メンズ脱毛お役立ちコラムを読んでいただき、ありがとうございます。 メンズ脱毛アロンソでは、ニードル脱毛でも痛みを極力抑えた超高周波タイプのスーパーフラッシュ法を採用しています。脱毛本場アメリカが認める「永久脱毛」と言われる施術方法なので、安心してお任せいただけます。メンズ脱毛をお考えであれば、ぜひ一度ご相談ください。 お電話でもフォームでも対応いたします。

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