けつ毛の処理にはメリットが多い！処理の方法や注意点も解説

けつ毛が濃い場合、衛生面で不潔になりやすく、体臭やかゆみの原因にもなります。自己処理をすればこれらの悩みから解放される一方で、自分のおしりは自分で確認できず、処理の難易度が高いのが難点です。また、自己処理の場合は毛が伸びてくるたびに再度処理する必要が生まれるため、脱毛サロンなどを利用する男性も増えています。

この記事ではけつ毛を処理するメリットや、男性がけつ毛を処理する方法、サロンでけつ毛を処理するときの注意点を解説します。

けつ毛とは、おしりとOラインの毛の総称です。臀部は面積が大きく形も入り組んでいるため、脱毛サロンではムダ毛の範囲を部位で区別しています。「おしり」の脱毛範囲は、立ったときに見えている表面部分を指し、おしりの割れ目を広げないと見えない肛門周りを「肛門周辺（Oライン）」と呼びます。

けつ毛は蒸れたり絡まったりして、不快感がある人も多いのではないでしょうか。けつ毛の役割は、人類がまだ裸で生活していた頃、服の代わりに皮膚を守っていた体毛の名残だと考えられます。

衣類が発達した現代では、肌着や服で十分保護できているため、けつ毛に役割はなく不要の存在です。けつ毛は衛生面で不潔になりやすいムダ毛として不快に感じる場合が多く、処理する人も増えています。

けつ毛を処理するメリットについて、3つ紹介します。

けつ毛を処理すると、おしりを清潔に保てるのが大きなメリットです。

けつ毛が多いと汗や排泄物が毛の周辺に残り、肛門が不潔な環境になります。その状態のまま時間がたてば、細菌が増殖して、ニオイや肌トラブルの原因になります。

けつ毛を処理することで、おしりの衛生状態が改善され、蒸れやかぶれが起こりにくくなるのがうれしいポイントです。体臭も軽減されるため、快適さもアップします。

けつ毛を処理すれば、毛が絡まないためふき取りやすくなり、排便時のストレスが軽減されます。

トイレで用を足した後、けつ毛に便やトイレットペーパーが絡まって取りにくいときがあります。温水洗浄便座を使用しても取れず、何度もおしりを拭いて肛門を傷つけることもあるでしょう。処理によってスムーズに排泄物をふき取れ、トイレの後にかかる手間と、傷ついた肛門からの感染リスクが少なくなるのも、けつ毛を処理するメリットです。

けつ毛がなくなると、見た目がすっきりとして清潔な印象になります。温泉に入るときや入院したときなど、他者におしりを見られる場面は少なくありません。また、パートナーがいる人であれば、相手の目に触れる機会もあります。

清潔感のあるおしりなら印象がよく、好感を持たれる可能性が高まります。けつ毛の毛量にコンプレックスを感じているなら、処理することで解消される場合もあります。

肛門（Oライン）を脱毛する方法やメリット・デメリットを解説！

けつ毛の処理には、自分で行う自己処理と、脱毛サロンを利用する脱毛法があります。それぞれメリットがあるため、自分に合った方法選びが重要です。けつ毛処理の方法の中から、3つを紹介します。

【初めてのVIO脱毛】知って不安を解消！施術時の体勢や痛み、事前処理のやり方を解説

ブラジリアンワックスとは、処理したい部分に専用のワックスを塗り、一気に剥がすことでワックスに絡んだ毛を根元から抜き取る脱毛方法です。ブラジリアンワックスのメリットとデメリットは以下の通りです。

【ブラジリアンワックスのメリット】

【ブラジリアンワックスのデメリット】

ワックスで根元から抜き取る方法で、産毛も一気に処理できるのが魅力です。その際、古い角質も剥がれ、1度の施術でつるつるの肌触りになります。おしり以外にも全身に用いることができ、デリケートゾーンや顔の産毛にも使えます。

デメリットは剥がすときの痛みが強い点です。また、毛流れにワックスがよく絡むように、1cm程度ムダ毛を伸ばしておく必要があります。脱毛後2～3週間するとまた生えてくるため、脱毛を繰り返す手間がかかります。

【ブラジリアンワックスの自己処理方法】

ポイントは、1×3cm程の範囲で細かく脱毛していく点と、シートを剥がす際に皮膚まで剥がれないように、肌を押さえながら行う点です。

VIOライン用のシェーバーによる処理は、手軽にできるムダ毛ケアです。電動シェーバーは、安全性が高く取り扱いも簡単で、カミソリに比べて皮膚への負担が少なく、処理に慣れていない人でも取り入れやすいアイテムです。ただし、肌から出ている部分しか処理できず、伸びるたびにシェービングする必要があります。また、自分のおしりは自分で直接視認できないため、おしりを誤って傷つけやすい点もデメリットです。

【シェーバーのメリット】

【シェーバーのデメリット】

【シェーバーを使った処理の方法】

おしり、特にOラインは皮膚が薄くデリケートなため、Oライン用の肌クリームなどを使い、自己処理後にはスキンケアを行いましょう。

【メンズ向け】Oラインの毛の剃り方とは？自己処理のポイントを解説

おすすめの処理方法は、メンズ脱毛専門サロンでのおしり脱毛やOライン脱毛です。スタッフによる施術で楽に処理できるのがメリットです。

自己処理する場合、けつ毛の場合は自分で確認するのが難しく、仕上がりにばらつきが出やすいのが難点です。また、あくまで切る・剃る・抜く処理方法のため、毛の成長にともなって、ふたたび伸びてしまいます。ほかにも、毛抜きを使うと、毛が皮膚に埋もれる埋没毛になる可能性があるのもデメリットです。自己処理を続ける場合、定期的な処理を永続的に行う必要があります。

【脱毛サロンのメリット】

【脱毛サロンのデメリット】

皮膚を安全な方法できれいに処理したい人におすすめなのが、脱毛サロンやクリニックを利用する方法です。メンズ脱毛サロンのけつ毛脱毛なら、経験と実績豊富なプロによる処理を受けられるため安心です。施術が終われば自己処理がほぼ不要になり、介護が必要になった際に介護者の負担軽減につながるのもメリットで、将来への対策として検討する男性も増加しています。

サロンでは、丁寧なカウンセリングをもとに、一人ひとりに合わせた手法やメニューの脱毛プランを選べます。メンズ専門の脱毛サロンには、メンズ特有の悩みに対応できる男性スタッフが店舗に常駐しているサロンも多く、デリケートな内容も相談しやすいよう配慮されています。

毎日のけつ毛処理に困っているのであれば、メンズ脱毛を検討するのもよい選択です。

サロンではプロに任せて安心・便利にけつ毛処理ができます。ただし、一定の間隔をあけて、複数回脱毛施術を受ける必要があります。また、施術の前後には、以下のような点に特に注意しましょう。

注意点の1つ目は、脱毛期間中は毛を抜かないことです。サロンでの脱毛を開始すると、脱毛期間中の自己処理について、以下2点の説明を受けます。

施術の前日～3日前までに施術か所の自己処理をしておくのは、長い毛があると施術の際にダメージを受けやすいためです。ただし、このときに毛を抜く形で自己処理すると、脱毛施術を受けられなくなるおそれがあります。

サロン脱毛の多くは、毛のメラニン色素に反応する脱毛器で光を照射し、毛が生えてくる力を弱める光脱毛を採用しています。光を照射するタイミングは、毛の毛周期に合わせて効果的なサイクルで行われます。

このサイクルの途中で毛を抜いてしまうと、照射対象となる毛がない状態になり、施術できなくなる場合もあるため、毛抜きでの処理はNGです。毛抜き以外にも、毛根から毛を抜いてしまうブラジリアンワックスや除毛クリームでの処理は控えましょう。

脱毛後にはスキンケアを行いましょう。施術後の肌は、脱毛器が強い光を照射したことで、日焼けに近いダメージを受けています。熱がこもっていたり、炎症を起こしていたりと、デリケートな状態になっているため、冷却と保湿で肌をケアしてください。

保湿により、乾燥や肌荒れ、肌の痒みを防ぎます。肛門周辺の保湿を行う場合、VIO用の保湿クリームを利用しましょう。

けつ毛を処理すると、おしりを清潔に保ちやすくなり、かゆみや蒸れ、肌トラブルなどを防げるほか、見た目にも清潔感が生まれます。けつ毛を自己処理する方法としては、ブラジリアンワックスやシェーバーがあります。ただし、自己処理する場合はふたたび毛が生えてくるため、エステサロンなどで脱毛施術を受けるのがおすすめです。施術後には自己処理がほぼ不要になり、けつ毛に関する悩みが軽くなるでしょう。

けつ毛の脱毛サロンを探している場合は、アロンソにぜひお問い合わせください。光脱毛だけでなく、より脱毛効果の高いニードル脱毛により、毛深い方のコンプレックスを解消します。完全個室で、スタッフの性別を選べるため、けつ毛の脱毛をしてもらうのが恥ずかしいと感じる方も安心して脱毛施術を受けられます。