金玉(睾丸)の脱毛範囲とは?脱毛のメリットやデメリット・費用を解説!

「金玉(睾丸)の毛やアンダーヘアが邪魔」「ムレて不快」など、金玉の毛に悩みを持つ男性は多いです。しかし、脱毛で処理したくても「そもそも脱毛はどこでどうやるのか」「女性スタッフにやってもらうのは恥ずかしい」「痛みが心配」などの理由で毛の処理をためらっている人もいるでしょう。

当記事では、金玉も含めたVIO脱毛のメリットや脱毛方法、施術を受けられるサロンやクリニック、脱毛の流れなどを解説します。また、安全な自己処理のやり方やよくある質問のQ&Aなども紹介します。金玉の毛を処理したい人は、ぜひ参考にしてください。

記事監修者情報

山下真理子 医師
山下真理子
専門科目
皮膚科
経歴
京都府立医科大学卒業後、医師に。主に美容医療に従事するが、医療専門学校にて講師を務めて、医療教育にも従事する。
資格
医師

1.金玉(睾丸)脱毛の範囲とは?

金玉脱毛とは、金玉(睾丸)周辺のムダ毛を脱毛する施術のことです。金玉脱毛の範囲は、金玉(睾丸)と竿(陰茎)、睾丸の裏(つけ根下)から肛門までのラインが一般的となります。VIO脱毛でいう「I」に相当する脱毛です。

なお、VIOはデリケートゾーンを指す総称です。Vラインは、ビキニラインとも呼ばれる部分(正面から見える三角の部位)で、イメージとしては竿の上部になります。Oラインは、お尻の穴の周辺部分で、自己処理が難しい部位です。

金玉脱毛といえば基本的には、金玉と竿を含めたIライン全般を脱毛してくれることが多いですが、中には金玉のみだけの対応、となっているケースもあります。そのため、金玉脱毛をする場合は、どこまでの範囲が脱毛対象かを必ず確認するようにしてください。

1-1.金玉(睾丸)に毛が生えるのは普通?

「陰嚢に毛が生えるのはおかしいのでは」と悩んでいる人もいるのではないでしょうか。陰嚢とは金玉(睾丸)を保護する袋のようなもので、主に皮膚と筋肉から構成されています。

思春期をすぎると、陰嚢に毛が生えること自体に頭を悩ませる男性もいます。しかし、陰嚢に毛が生えること自体は普通の現象です。中には毛が生えない人もいますが、男性の半数以上は男性ホルモンの影響で陰嚢にも毛が生えると言われています。そのため、陰嚢に毛が生えたからといって悩む必要はありません。

アダルトビデオで陰嚢にまったく毛が生えていない男優を見て、自分と比較して悩んでしまうこともあるでしょう。しかし、男優の場合は職業柄すでに脱毛をすませている場合が多く、必ずしも最初から毛が生えていなかったわけではありません。

2.金玉(睾丸)の脱毛方法

金玉の脱毛は一般的な脱毛サロンやクリニックで行えます。具体的には一般的な脱毛サロンであれば光脱毛やニードル脱毛を、医療機関(病院やクリニック)であれば医療レーザー脱毛が可能です。

ここでは、光脱毛・医療レーザー脱毛・ニードル脱毛の3種類について詳しく紹介します。

2-1.光脱毛

光脱毛は「フラッシュ脱毛」とも呼ばれます。毛の黒い色素であるメラニン色素に反応する光を照射し、発毛組織の働きを弱める方法です。

光脱毛は「成長期」の毛に有効な方法です。成長期の毛はメラニン色素と水分を多く含んでおり、毛乳頭ともしっかりつながっています。そのため、光が毛に伝って毛乳頭に届き、光の熱でタンパク質でできた毛の組織が凝固します。結果、毛乳頭に栄養が届かなくなり、毛の成長が抑制され、減毛していく仕組みです。

金玉の光脱毛は脱毛専門サロンや、エステサロンでできます。ただし、デリケートな部位のため、実績があり、豊富な脱毛経験があるベテランスタッフが多いサロンを選ぶと安心です。

医療機関のように麻酔は使えませんが、後で紹介する医療レーザー脱毛と違い、それほど痛みはありません。ほとんどの人は普通に脱毛を続けられる程度の痛みです。経験豊富なスタッフや痛みが出にくいように工夫された光脱毛機では、より快適に脱毛を受けられます。

医療機関の脱毛機のように強いパワーではないため、脱毛完了までの回数や期間はやや長めです。しかし、費用面では一般的に医療機関よりも安くすみます。

光脱毛(IPL)の特徴 | メンズ脱毛サロン【アロンソ】

2-2.医療レーザー脱毛

医療レーザー脱毛は、毛を生やす元となる部分にまでレーザーが届いてダメージを与える方法なので、施術後に再び毛が生えにくいのがメリットです。具体的には、毛乳頭などを熱で破壊する仕組みとなります。

そのため、医療レーザー脱毛は「○○美容皮膚科」「○○美容クリニック」などの名前がついているような、「医療機関」でのみ行えます。施術は医師や看護師など国家資格を持った人が行います。

医療レーザー脱毛は、パワーが大きく脱毛完了までの期間が短いのが特徴です。一方、痛みが強いため、金玉脱毛のようにデリケートな部位の場合はあまり向きません。そのため、痛みを軽減する方法を試すか、別料金で麻酔をしてもらった上で脱毛をしてもらうことも検討しましょう。施術回数は脱毛サロンに比べて少なくできますが、トータル料金で比べるとサロンより高額になるのが一般的です。

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2-3.ニードル脱毛

ニードル脱毛は、細い針を毛穴に挿入し、瞬間的な電気を流すことによって、毛根の細胞にダメージを与える脱毛方法です。1本1本に手作業で作用させていくため、脱毛効果が高い方法となります。実際に、ニードル脱毛はアメリカのFDA(米国食品医薬品局)が、永久脱毛の効果を認めている唯一の脱毛方法です。

ニードル脱毛は、主に医療機関で受けられる絶縁針脱毛と、エステサロンで施術してもらえる美容電気脱毛の2種類があります。絶縁針脱毛は皮膚に触れる部位に絶縁体が施してあるため、より強いパワーで電流を流せるのが特徴です。一方で美容電気脱毛は、絶縁体の使用ができないため、ある程度おだやかな効き目となります。

毛根一つひとつに手作業で施術するため、ヒゲや脇はもちろん、金玉にも向いた施術となります。

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3.金玉(睾丸)の自己処理方法3つ

金玉の毛を処理する方法の中でも、代表的なものを3つ紹介します。ただし、3つの処理方法にはそれぞれにメリット・デメリットがあります。

以下では処理方法の特徴と併せて注意したいポイントについても説明するので、金玉の毛を処理する際の参考にしてください。

3-1.ムダ毛用ハサミで長さを調整する

金玉の毛を手軽に処理できる方法の1つにムダ毛用ハサミの使用が挙げられます。カミソリのように金玉の毛をキレイに剃ることはできませんが、全体の毛量を整えられます。自分の好きな長さにカットして、金玉の毛を調整しましょう。

ただし、金玉の毛を短くカットしすぎた場合、金玉を毛と一緒に巻き込み、皮の部分を傷つけてしまう恐れがあります。金玉の毛をカットする際には、金玉の皮をハサミで挟まないように注意しましょう。

また、ハサミで金玉の毛の長さを調整すると、カットした後に毛がチクチクすることがあります。チクチクする感触が苦手な人は、ハサミ以外の処理方法を選ぶとよいでしょう。

3-2.除毛クリームで一時的に毛をなくす

除毛クリームには毛のタンパク質を分解する成分が含まれているため、金玉の毛を一時的になくせます。毛をなくしたい場所にクリームを塗り、一定時間放置して洗い流すだけで処理できるので、比較的簡単な方法と言えます。

除毛クリームを使用した場合、毛が伸びてくる際のチクチク感はほとんどありません。肌への負担を比較的軽減できる処理方法と言えるでしょう。

ただし、毛を溶かすほどの強力な成分を含むので、刺激に敏感な金玉に使う場合には注意が必要です。金玉の毛に使用する際は、デリケートゾーン専用のクリームを選びましょう。

また、体質によってはかぶれや炎症を起こすことがあるため、使用前には少量のクリームによるパッチテストの実施が必要です。パッチテストでは問題がなかった場合でも、使用中に傷みを感じたときにはすぐにクリームを拭き取り、洗い流しましょう。

3-3.家庭用脱毛機でセルフ脱毛する

家庭用脱毛機には、金玉のようなデリケートゾーンに対応している商品もあります。購入価格は5万円以上が相場となりますが、いつでも使用できるため、総合的に考えるとコストパフォーマンスに優れています。

家庭用脱毛機で金玉の毛を処理する際のポイントは、毛を剃ってから照射することです。丁寧に剃毛しておくことで、照射の際に起こり得る傷みや炎症を防げます。

家庭用脱毛機の注意点は、効果が出るまでに時間がかかることです。家庭用脱毛機はサロンの光脱毛機と同じ仕組みで作られていますが、家庭でも安全に使えるよう出力が抑えられています。そのため、家庭用脱毛機で金玉の毛をキレイに処理するにはある程度の時間が必要なことを覚えておきましょう。

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4.おすすめできない金玉(睾丸)の毛の自己処理方法

金玉の毛を処理する際にトラブルにつながりやすい方法として、カミソリ・ブラジリアンワックス・毛抜きでの処理が挙げられます。以下では、それぞれの自己処理方法がどうしておすすめできないのかを解説します。

4-1.カミソリで剃る

カミソリ自体が切れやすい道具である上、金玉部分の肌は凹凸が激しいため、カミソリで毛を処理する際に肌を傷つけてしまう可能性があります。

肌質が柔らかい金玉は、カミソリによって傷つくと流血して痛みが生じます。また、股間は蒸れやすく下着でこすれる部分であることから、傷が回復しにくい傾向です。さらに、傷口から細菌が入り、感染症にかかるリスクも考えられます。

4-2.毛抜きで抜く

金玉の毛を毛抜きで無理に抜くと、埋没毛(まいぼつもう)や毛嚢炎(もうのうえん)が起こる危険があります。

埋没毛とは、傷ついた皮膚の表面がかさぶたなどで覆われ、毛が皮膚の表面に出てこられない状態です。埋没毛があると肌が黒ずんだ見た目になり、色素沈着や炎症につながるケースもあります。

毛嚢炎は雑菌が毛穴に入ることによって炎症を起こす症状で、赤みを帯びたブツブツ(丘疹)や膿を持った盛り上がり(膿疱)などができます。かゆみや痛みを伴い、重症になると薬だけでは治らず、手術が必要です。

毛抜きによる処理は埋没毛や毛嚢炎のリスクが高い処理方法なので、金玉の毛を処理する方法としておすすめできません。

4-3.ブラジリアンワックスで処理する

ブラジリアンワックスは、専用のワックスを塗った皮膚の上に、専用シートを貼って毛を抜く処理方法です。ワックスの粘着力を生かして、金玉の毛を一気に抜きます。

ただし、毛を強引に抜くため、ブラジリアンワックスでのムダ毛処理は強い痛みを伴います。また、埋没毛が起こる可能性もあるため注意しましょう。

ブラジリアンワックスで金玉の毛を脱毛したい場合は自分では行わず、サロンなどを利用することで適切なケアを受けられるでしょう。

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5.金玉(睾丸)脱毛をするメリット

金玉(睾丸)周辺のムダ毛は、自然のままにしておくのが一般的です。しかし、金玉を脱毛することにはメリットがたくさんあります。以下では、金玉(睾丸)脱毛をするメリットを4つに分けて解説します。

金玉の毛の脱毛を迷っている場合や、今ひとつ踏み出せない場合のきっかけとしても参考にしてください。

5-1.清潔・快適が保たれる

毛がなくなることでムレにくくなり、快適さが保ちやすいのがメリットです。金玉周辺は常にパンツとズボンに覆われているためムレやすい場所です。特にデスクワークなど座面と接触している時間が長く不快に感じやすい人は、脱毛によってストレスを少なくできるでしょう。

また、清潔を保ちやすいのもメリットです。金玉だけでなくVIOは排泄物や汗など雑菌が付着し繁殖しやすい場所で、陰部付近の臭いの原因になり得ます。特に夏場は匂いが気になるという男性も多いため、臭い対策としても金玉脱毛はメリットがあります。

5-2.皮膚炎のリスクが減る

陰部の皮膚病である「いんきんたむし」のリスクも下げられます。この病気は白癬(はくせん)菌が繁殖することが原因で、簡単に言えば水虫です。いんきんたむしは高温多湿の場所で増えやすいので、脱毛によってムレが生じにくくなると発症リスクが下がります。

単なる水虫とは言え、いざなってみると男性にとってはかなりのストレスになる病気です。症状がひどくなると炎症や水ぶくれなどを起こすこともあります。不快感をなくすためだけでなく皮膚病予防もできるのは、金玉周辺を脱毛する大きなメリットです。

5-3.男性器が大きく見える

毛がなくなることで男性器を大きく見せられることも、人によってはメリットだと感じるでしょう。女性の中には陰毛から出た部分で男性器の大きさをイメージする人がいます。そのため、毛深いか、毛が長めの男性の場合、見た目で損をしていることがあるかもしれません。

これまで毛で隠れていた部分がはっきり見えれば、大きさに自信がなかった人やコンプレックスに感じていた人も状況を変えられる可能性があります。脱毛を支持しない女性の意見もありますが、金玉周辺を脱毛して気持ちを変えてみるのもよいのではないでしょうか。

5-4.女性からのイメージアップ

海外ではアンダーヘアをお手入れすることは常識的なマナーです。海外で活躍するサッカー選手が「(外国人の)他の選手からからかわれたり不潔扱いされたりするので剃った」といった体験談を話しています。

アンダーヘアのお手入れは日本でも広まりつつありますが、海外に比べると特に男性はまだまだ少数派というのが現実です。ただし、女性には一足早く浸透しているため、清潔感がアップすることで、「身だしなみに気を使っている男性」として良いイメージを持ってもらえることもあるでしょう。

金玉脱毛は見た目の清潔さだけでなく、衛生面でもメリットがあります。ある説によると、欧米では陰毛に毛じらみが繁殖して性交渉の際にパートナーに移してしまうことが多かったことから、アンダーヘアの脱毛が男性のたしなみになったということです。

金玉(睾丸)脱毛についてはVIO脱毛をご参照ください

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6.金玉(睾丸)脱毛するデメリット

金玉の毛の処理は、方法によってはデメリットも伴います。

まず、金玉の毛を剃った後でチクチクとする場合があります。剃ったばかりの毛は先端が尖っており、少し生えた段階で下着の生地にひっかかってチクチク感を覚えます。かゆみや痛みにつながるケースもあり、放置することで湿疹などの肌トラブルに発展する場合もあるため、注意しなくてはなりません。

次に、皮膚を傷付ける恐れがあることも金玉の毛を自己処理するデメリットの1つです。睾丸などのデリケートゾーンは身体の他の部位に比べて皮膚が薄く、傷付きやすくなっています。カミソリを当てて毛を剃るときに皮膚を切ってしまう恐れがあるので、十分に気を付ける必要があるでしょう。

また、処理してもまた生えてくることもデメリットだと言えます。皮膚の上に出ている部分を剃っても毛根が残っていれば毛はまた生えてくるので、定期的に剃り続けなくてはなりません。

7.金玉(睾丸)の毛に対する女性の意見

VIOの毛に対して、女性の約半数は「嫌だ」という印象を持っています。特に、金玉を含むIラインは、股の付け根あたりのVラインや肛門まわりのOラインよりネガティブな意見が多い傾向があります。

とあるメンズ脱毛の情報サイトによるアンケートでは、20代前半の若い世代の女性では、回答者239人の8割程度がVIO脱毛に好意的です。このことを考え合わせると、若い世代の女性の9割以上が「金玉の毛を脱毛してほしいと思っている」と推測しても、あながち間違いではないでしょう。

9割以上の女性は金玉の毛を不快に感じている

VIO脱毛を支持する割合を年齢層別に見ていくと、25~29歳で約6割、30~34歳で約7割、35~39歳で約5割となっています。

さらに、20代前半では5人に1人が「VIOをツルツルにしてほしい」という意見を持っています。もはや一般的な脱毛だけではマナー違反というお相手もいるかもしれません。

また、未婚女性よりも既婚女性のほうがパートナーに対してVIO脱毛をしてほしいと思っているという結果が出ています。これは「部屋に毛が落ちているのが嫌」「将来介護するときのことを考えて」などの理由によるものです。

8.金玉(睾丸)脱毛の費用と回数

金玉(睾丸)の脱毛では、IラインだけでなくVIOをまとめて脱毛してしまう方は少なくありません。VIO脱毛の場合、アロンソでは以下のような価格帯となっています。

・ニードル脱毛の料金

30分/12,000円(税込)

1時間/20,000円(税込)

・光脱毛(IPL)の料金

通常価格/25,000円(税込)

キャンペーン価格/7,800円(税込)

参考:VIO脱毛 (ニードル脱毛・光脱毛)

ニードル脱毛の男性VIO(陰茎、陰嚢)であれば、20本まで20,000円前後、21本〜700円/毛1本といったような価格帯で提供している医療機関もあります。また、針代として5,000~7,000円前後かかる場合があります。

以下では、金玉脱毛となるIラインの費用や回数にフォーカスして、光脱毛・医療レーザー脱毛・ニードル脱毛の3種類ごとに紹介します。

8-1.光脱毛

Iライン脱毛で光脱毛を選ぶ場合、費用や目安の回数は以下の通りです。

  • 脱毛回数:5〜12回
  • 脱毛期間:12〜24か月
  • トータルの費用:約20,000〜50,000円(税込)

※あくまで一例であり、脱毛効果には個人差があるので参考程度としてください。

光脱毛は痛みや刺激が少ない分、どうしても回数や脱毛期間が一定必要になります。Vラインと比較し、Iラインは毛が少ないことも多いため、Vラインよりは減毛効果を早めに実感できることが多い傾向です。

8-2.医療レーザー脱毛

Iライン脱毛で医療レーザー脱毛を選ぶ場合、費用や目安の回数は以下の通りです。

  • 脱毛回数:5〜8回
  • 脱毛期間:10〜12か月
  • トータルの費用:約30,000~100,000円(税込)

※あくまで一例であり、脱毛効果には個人差があるので参考程度としてください。

医療レーザー脱毛は光脱毛よりも、脱毛回数が少なくてすみます。一方でIラインは、皮膚が薄いエリアのため、痛みを感じやすい点に注意しましょう。

8-3.ニードル脱毛

Iライン脱毛でニードル脱毛を選ぶ場合、費用や目安の回数は以下の通りです。

  • 脱毛回数:5~10回
  • 脱毛期間:10〜24か月
  • トータルの費用:約30,000~90,000円(税込)

※あくまで一例であり、脱毛効果には個人差があるので参考程度としてください。

ニードル脱毛にはクリニックとサロンでのニードル脱毛があります。どちらも上記のような回数・期間・費用ですが、クリニックのニードル脱毛のほうが、絶縁針を使用するので、高い脱毛効果が得られ、結果的に通う回数が少なくなりやすい傾向です。

また、ニードル脱毛は時間単位で施術を行うため、最終的に通う回数は施術者によって異なります。アロンソもニードル脱毛の料金は時間制となっていますが、アロンソの場合、時間内であれば複数箇所を施術することも可能です。Iラインの施術の場合だと、目安の時間は10分程度となっています。

Alonsoの金玉(睾丸)脱毛の料金詳細はこちら

9.金玉(睾丸)脱毛をする際の流れ

ここでは、金玉やその周辺のアンダーヘアの脱毛する際にどのような流れで行うのか、事前準備から施術、アフターカウンセリングまでの流れを具体的に紹介します。

VIO脱毛における施術時の痛みや事前処理について、より詳しく知りたい人は以下のページもご覧ください。

【初めてのVIO脱毛】知って不安を解消!施術時の体勢や痛み、事前処理のやり方を解説

9-1.事前処理

光脱毛または医療脱毛を受ける場合は、事前に脱毛希望部位をシェービングしておきます。しかし、VIOの中でも金玉のシェービングは意外に大変です。皮が伸びたり縮んだりしてやりにくいため、無理をしないで自分でできる範囲で剃っておきましょう(※自己処理の安全なやり方、コツについては後ほど詳しく紹介します)。

多少剃り残していても当日に処理してもらえるため、それほど気にする必要はありません。サロンによっては「Oラインのみサロンで行う」など自己処理のルールが決まっているところもあるため、事前によく聞いておきましょう。

自己処理をするタイミングは、脱毛当日の1~3日前です。施術後に数ミリ伸びているのが、脱毛しやすいベストコンディションです。また、シェービングは肌に多少のダメージを与えるため、施術後の肌トラブルを避けるためにも数日前に剃っておきます。

9-2.カウンセリング

カウンセリングでは毛が生える仕組み、脱毛の方法などを説明されます。疑問があればここで解決しておきましょう。痛みや脱毛後のリスクなど心配なことがあれば聞いておきます。料金についてもこの時点ではっきりさせておき、追加料金がかからないかなども確認しておくのが大事です。

カウンセリングでは脱毛する範囲や、希望のデザインを伝えます。たとえば「VIOすべての脱毛をする」「Vラインは形を整える程度」などと説明します。金玉に関しては特にないことが多いでしょうが、希望があれば話しておきましょう。

自分の陰部について詳しい話をするのが恥ずかしいという人もいるかもしれません。同性のスタッフのほうがいいという場合は、男性スタッフにカウンセリングしてもらえないか事前に聞いておくと安心できます。

9-3.テスト脱毛(パッチテスト)

痛みがどの程度なのか心配な人や、敏感肌で施術後の肌荒れなどが心配な人は、事前にテスト脱毛(パッチテスト)を受けておくのが安心です。実際に行う脱毛方法で照射テストを受けられるため、脱毛の流れや痛みの程度、施術後の肌の様子などをチェックできます。

問題がないと思ったら施術を申し込みましょう。ほとんどのサロンでは、ここまでのサービスに料金はかかりません。もし不安が残るなら遠慮なくスタッフに相談して、納得できないならキャンセルができます。

9-4.脱毛

脱毛は肌の状態や毛の質・量を調べることから始まります。これは安全に最も効果の出やすいマシンの照射レベルを決めるために必要なチェックです。

次に脱毛部分を拭いて清潔にし、肌を保護するジェルを塗布します。また、光から目を守るゴーグルも着用します。

準備が完了したら脱毛開始です。痛みが強い、耐えられないなど気になることがあればスタッフに伝えましょう。1回の施術は特定の部位なら20分以内、全身脱毛でも2時間程度で終わります。

9-5.クールダウン

すべての部位の照射が終わったら、ジェルを拭き取って、施術部位を冷たいタオルなどを使って冷やします。その後、鎮静効果のある保湿美容液などでケアをして終了です。ここで使用する美容液やケアはほとんどのサロンで脱毛料金に含めているため、追加料金はかかりません。

ただし、アロマテラピーやスキンケアなど違うサービスを提供しているサロンもあるので、別途料金が発生しないか確認しておきましょう。

9-6.アフターカウンセリング

アフターカウンセリングは、施術の感想や実際に脱毛してみて不安だったことなどの疑問に答えてくれる場です。自宅でどのようなケアをすればよいかも相談しておきましょう。

光脱毛の場合、基本的には簡単な保湿しか必要ないため、ケア用品の押し売りなどはほとんどありません。ただし、保湿アイテムを販売しているサロンもあるので「帰りにドラッグストアに寄るのが面倒」「サロンが推薦している商品を使いたい」という人は購入してもよいでしょう。

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10.金玉(睾丸)脱毛をする際の安全な毛の事前処理方法

サロンの光脱毛でもクリニックの医療レーザー脱毛でも、脱毛前のシェービングが必要です。しかし、VIOは見えにくく自己処理が難しい場所です。ここでは安全なシェービングの仕方やコツを紹介します。

10-1.電気シェーバーを使用する

脱毛前の自己処理では、カミソリでなく電気シェーバーを使うのが基本です。カミソリは皮膚を傷つける危険性があり、もしそうなると直るまで脱毛できなくなってしまいます。

電気シェーバーは深剃りタイプもありますが、カミソリの刃は直接当たりません。肌への負担が少ないので、デリケートなVIOでは電気シェーバーを使いましょう。細かい部分なので、VIO専用のシェーバーや顔用の小さなものが安全で扱いやすくおすすめです。普段自己処理していない陰毛は長く伸びているため、毛が絡まないようにある程度ハサミ(鼻毛用など先の丸いもの)でカットしてからシェービングします。

脱毛クリームでの自己処理も可能です。脱毛クリームは毛を溶かす方法ですが、表面に見えている毛だけを取り除くためシェービングと同じ状態にできます。ただし、腕やすねなどの脱毛用に市販されているものはデリケートな金玉やVIOには向いていません。必ずアンダーヘア用を選び、パッチテストを行ってから使いましょう。

10-2.鏡を見ながら慎重にシェービングする

Vラインは見やすいので電気シェーバーで毛の流れに沿って剃るだけです。IとOは見えないため、鏡とライトを使って慎重にシェービングします。Iラインは鏡の前に立って足を開き、皮膚を引っ張りながらシェービングします。椅子に座ってのぞき込むようにするのもやりやすい方法です。

Oラインは自分からは全く見えない部位です。そのため、鏡を床に置き、その上にまたがるようにすると比較的見やすくなります。Oラインはサロンが事前処理してくれるところもあるので、事前に聞いておきましょう。

VIOはいずれもデリケートで粘膜に接しているところもあり、傷ついて炎症が起きやすい部位です。無理をせず、自分で処理できない部分はサロンに相談して処理してもらいましょう。

11.金玉(睾丸)を脱毛する際に気を付けたいポイント

金玉の脱毛では、失敗しないために施術前〜施術後に押さえておきたいポイントがいくつかあります。脱毛の効果をスムーズに発揮するため、また肌トラブルを防ぐためにぜひ参考にしてください。

以下では、脱毛前・脱毛当日・脱毛後の3つのタイミングに分けて気を付けたいポイントを解説します。

11-1.脱毛前

脱毛前は、金玉の毛を自分で処理する方法や、肌の状態に注意が必要です。

・事前処理には毛抜きやワックス、除毛クリームを使用しない

毛抜きやワックスは、毛根部分まで処理する方法です。医療レーザー脱毛や光脱毛では、事前に毛根まで抜いてしまった場合、施術時に毛に効率よく熱を与えられず、十分な脱毛効果が得られません。また、除毛クリームによる処理は薬液によって皮膚を痛める恐れがあります。皮膚に傷がある場合は施術不可になるケースもあるため、除毛クリームの使用もおすすめできません。

・日焼けするとやけどが起こりやすくなる

脱毛サロン・クリニックで使用する光やレーザーは、照射した光が毛の黒いメラニン色素に反応する仕組みです。そのため、日焼けによる肌の黒さに光やレーザーが強く反応し、やけどが起こりやすくなります。施術当日までは、日焼け止めの塗布やラッシュガードを着用するなどして日焼け対策を徹底しましょう。

11-2.脱毛当日

脱毛当日は、肌トラブルを防ぐために当日の予防接種や激しい運動、飲酒を控えましょう。以下で気を付けたいポイントを詳しく解説します。

・当日の予防接種は避ける

予防接種後は肌が敏感になったり、注射部位が腫れたりすることがあります。普段より刺激に反応しやすい状態の肌に脱毛行為を行うと、トラブルや体調不良を引き起こしかねません。そのため、脱毛当日の前後10日間程度は予防接種を控えましょう。

・激しい運動、飲酒を控える

運動や飲酒を行うと、体温が上がって血行がよくなります。血行がよい状態で脱毛した場合、肌に赤み・かゆみ・やけどなどが生じるリスクが高まります。体調不良の原因になる可能性もあるため、脱毛当日の激しい運動や飲酒は控えましょう。

11-3.脱毛後

脱毛後の肌はデリケートな状態です。肌を守るために以下の点に気を付けましょう。

・しっかり保湿をする

脱毛後の皮膚は水分が奪われ、とても乾燥しています。肌の乾燥は赤みやかゆみの原因になります。脱毛サロンやクリニックでも施術語に保湿を行いますが、自宅でも化粧水や乳液、ボディクリームを使い、普段よりもしっかり保湿してください。

・数日間は熱いお湯に浸かるのを控える

熱いお湯への入浴は、脱毛直後の肌にとって負担になります。体温が上昇して赤みやほてりが起こらないよう、数日間はぬるめのシャワーを使った短時間の入浴に留めておきましょう。

・日焼けを避ける

脱毛によってバリア機能が低くなった肌は、日焼けによる炎症・肌荒れ・シミ・そばかすなどのリスクが高まります。脱毛後は低刺激の日焼け止めを使ったり、日傘や帽子、アームカバーなどを身に付けたりなどの紫外線対策を心がけましょう。

12.金玉(睾丸)脱毛の痛み対策

脱毛方法や脱毛部位によって脱毛による痛みは異なるものの、金玉をはじめとしたVIOは基本的に痛みが強いと言われます。ここでは、金玉脱毛の痛みを軽減するための方法を3つ紹介します。

12-1.麻酔を利用する

医療機関の脱毛であれば、麻酔クリームや笑気麻酔ができます。麻酔クリームは皮膚麻酔とも呼ばれ、施術30分前あたりに塗布するクリームタイプの麻酔です。笑気麻酔はガス麻酔とも呼ばれ、医療用酸素や亜酸化窒素といった気体を混ぜたガスを鼻から吸い込む麻酔です。

麻酔は医師などの医療従事者でなければ処方できないため、脱毛サロンなどでは麻酔ができません。

VIO脱毛で麻酔は使える?麻酔の種類や注意点を解説 | お役立ち情報 | メンズ脱毛サロン【アロンソ】

12-2.日常的に保湿する

肌が乾燥していると、痛みをより感じやすくなると言われています。顔の保湿を普段から行っている人は多いでしょう。しかし、金玉には保湿クリームを塗っている人は少ないかもしれません。

脱毛期間中や脱毛期間前後は、金玉にも塗れるようなクリームを使用し、保湿できるよう常日頃から意識してみましょう。

12-3.痛みの少ない脱毛機を選ぶ

脱毛機にはいくつか種類があります、医療脱毛で言えば「アレキサンドライトレーザー」「ダイオードレーザー」「ヤグレーザー」などが挙げられます。

複数の脱毛機を揃えている場所で脱毛する際は、痛みが少ないと言われている脱毛機を選ぶとよいでしょう。ただし、人によって痛みの感じ方は異なるので、まずは一度試してみて、自分に合う脱毛機を選ぶのも1つの手です。

13.金玉(睾丸)脱毛の気になるQ&A

金玉はデリケートな部位だけに、副作用や脱毛時の痛みが心配な人もいるのではないでしょうか。ここではよくある質問をQ&A形式で紹介します。

13-1.生殖機能へ影響はある?

A.生殖機能への影響はありません。

光脱毛は黒い色素のみ反応してダメージを与えて脱毛する仕組みです。また、照射した光は表皮の浅い部分までしか届きません。出力の強い医療レーザーでも2~4mmまでであり、睾丸内部(尿管や精管)までは届かないため、生殖機能への影響はありません。

13-2.勃起不全(ED)になる可能性はある?

A.脱毛が原因で勃起不全(ED)になることはありません。

生殖機能への影響がないことと同様に、照射した光やレーザーは陰茎や金玉(睾丸)内部に影響を与えることがないためです。また、メラニン色素が少なくなったことで勃起力が衰えるということもありません。

13-3.脱毛の痛みはどのくらい?

A.光脱毛の痛みは「輪ゴムではじいた程度」などと表現されます。

ただし、VIOの部位によって痛みの感じ方が違うため「ときどき痛い程度」「あまり痛くない」「慣れてくると痛くない」などいろいろな意見が聞かれます。痛いのが心配な人は、出力が高い医療レーザーではなく、脱毛サロンの光脱毛のほうが安心です。アロンソでは日本人の肌質・毛の質・量などを長年研究して作られた痛みの少ない純国産の光脱毛のマシンを使用しています。

金玉(睾丸)含むVIO脱毛の施術

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まとめ

金玉(睾丸)脱毛のメリットは「快適さや衛生面が保たれる」「皮膚トラブルリスクが低くなる」「男性器が大きく見える」「女性から好ましく思われる」などがあります。脱毛サロンや医療機関で脱毛でき、皮膚への副作用や痛みも過度に気にすることはありません。金玉を含めた脱毛を気軽に試してみてはどうでしょうか。

アロンソは男性専門の脱毛サロンです。スタッフは男女ともに在籍しており、どちらの指定もできます。たとえばカウンセリングから施術までずっと男性が担当するように指定することも可能です。アロンソはVIO脱毛の実績が高く熟練のスタッフによって施術が行われます。痛みの少ない機器を導入していることもあり、利用者の満足度の高い脱毛サロンです。

女性脱毛技能士金子

メンズ脱毛お役立ちコラムを読んでいただき、ありがとうございます。 メンズ脱毛アロンソでは、ニードル脱毛でも痛みを極力抑えた超高周波タイプのスーパーフラッシュ法を採用しています。脱毛本場アメリカが認める「永久脱毛」と言われる施術方法なので、安心してお任せいただけます。メンズ脱毛をお考えであれば、ぜひ一度ご相談ください。 お電話でもフォームでも対応いたします。

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